子供の写真の撮り方

子供写真の撮り方を覚えよう!スマホで上手に撮るコツは?

子供の写真、センスがいい撮り方をしていますか?いつも同じような写真になっているのなら、ちょっと工夫をしてみましょう。今回は、スマホ撮影のメリットとおすすめの子供の写真の撮り方をご紹介します。

子供写真の撮り方を覚えよう!スマホで上手に撮るコツは?

子供のかわいい写真、たくさん撮ろう

わが子が産まれて、お父さん・お母さんの毎日には、さまざまな変化が訪れたことでしょう。数ある変化の中の1つに「写真の枚数」があるのではないでしょうか。もっと簡単に言えば、撮影した写真が多すぎて、困っていませんか?子供の表情やしぐさがいとおしすぎて、自然と写真撮影の機会が増えてしまいます。

でも、何だかいつも同じような写真ばかりで、もう少しオリジナル感が欲しいというお父さん・お母さんも少なくありません。そこで「スマホ限定!子供の写真の撮り方」についてお話していきます。おすすめの撮影方法や、スマホで撮影するメリットをご紹介します。ぜひ、是非、参考にしてください。

デジカメよりもスマホでの撮影が多くありませんか?

デジカメで子供を撮影する父親

キレイに撮影するのなら、高性能のデジタルカメラを使用した方が良いのでは…と思うでしょう。でも、子育て真っ最中のお父さん・お母さんにとって、デジカメでの撮影は意外とハードルが高いのです。0歳と4歳の子供達を子育て中の筆者も、デジカメではなく、毎日スマホで子供の写真を撮影しています。

子供の写真はスマホ撮影!それはどうして?

上の子が産まれたときに「デジカメは絶対必要!少々値段が高くても、高性能のものを買わなくちゃ」と奮発して、気合いの入った値段のデジカメを購入しました。でも、何だかんだ頻繁に使うのは、スマートフォンなのです。きっと私のような方も、多いのではないでしょうか。

私の場合は、子供のデジカメに対する興味が強すぎて、目の届くところにデジカメを置いておこうものなら…もうダメなんです!電源を何度も押して、ウィーンガチャッとどのようなレンズが出たり入ったりの繰り返しですし、レンズには指紋やヨダレがベッタリです。

高性能のデジカメを購入しましたが、子供達に分別がつくまでは諦めることにしました。小学生になればデジカメをベタベタ触ることもないでしょうし、奮発して購入した私としても、安心して使うことができます。

デジカメよりスマホ撮影が多くなる理由は?

世のお父さん・お母さんたちが、デジカメよりもスマホでの撮影が多くなるのは、どうしてなのでしょうか?その理由をまとめてみました。

  • スマホは持ち歩くけど、デジカメは持ち歩かないから
  • デジカメは、カバンの中から出して、ケースから出して、電源を入れてと、撮影が可能になるまでに時間がかかる
  • 子育て中は荷物がたくさん!少しでも荷物を減らしたいから、デジカメを持ち歩きたくない
  • 手軽に撮影できるから

「子供の可愛らしい瞬間を逃したくない」と思う気持ちから、普段から頻繁に使用しているスマホでの撮影が多くなるのかもしれません。また、子育て中のお出掛けは、本当に荷物が多くなります。月齢が低いうちは、ミルクやオムツ、着替えなど「どこに旅行に行くの?」と聞きたくなるような量です。

ですから、できるだけ荷物を少なくしたいという気持ちは、筆者もよく分かります。デジカメ1つでも重く感じてしまいますし、できるだけ壊れるリスクが高いものは持ち歩きたくありません。

スマホで子供の写真を撮影するメリット

外でスマホを使って笑顔の子供の写真を撮る母親

デジカメの方が、絶対にキレイに撮れるとも限りませんし、スマホならではのメリットもあります。早速、そのメリットについてまとめてみました。

  • 普段から持ち歩いているので、すぐに使える
  • バッグの中で、荷物にならない
  • アプリを利用して、加工編集ができる
  • SNSにアップしやすい
  • 子供もスマホなら見慣れている
  • 無音カメラアプリをダウンロードすれば、子供に気づかれないで自然な姿が撮影できる

このように、スマホで子供の写真を撮影するのには、いくつかのメリットがあるのだと分かりました。バシャバシャ撮影していれば、たくさん撮影したうちの何枚かは、ステキな写真が撮影できるのではないかと考えるのはナンセンスです。

アイデア満載!子供の写真の撮り方のコツ

ここからは、撮影した写真のすべてを、ステキな写真に仕上げるためのポイントをご紹介します。子供の写真の撮り方を少し工夫するだけで、いつもとは全然違う写真が出来上がります。アイデア次第で、家族一緒に何度でも見返したくなるような、クオリティの高い写真が出来上がるというわけです。早速、スマホを使った「子供の写真の撮り方」のコツを、ポイントごとに紹介していきます。

1.子供の目線の高さで撮影

写真を撮影する時には、つい大人目線で撮ってしまいがちですが、子供目線で撮影するのもおすすめです。子供の目線に立って、過ごしたことはありますか?子供の目線に立って過ごすと、今まで見たことないような世界が広がります。ぬいぐるみってこんなに大きいものだったのか。棚ってすごく高いなぁ。このように、大人として生きている時には、なかなか気付けなかったようなことに、たくさん気づくことができるのです。

子供がハイハイをする時期には、お父さん・お母さんも這いつくばって写真を撮影しましょう。また、子供がよちよち歩きの時には、しゃがんで目線を合わせて写真を撮影してください。大人が子供の世界に入って写真撮影をすると、子供は上目線にもうつむき加減にもなることなく、しっかりと正面を向いた真っ直ぐな目線で写ってくれるはずです。

2.セルフタイマーで自然な感じを演出

子供に「ハイチーズ」とカメラを構えてしまうと、決まって同じポーズをしませんか?ピースなら可愛らしいですが、我が家の4才の息子はお気に入りのヒーローのポーズをしています。そのポーズの何が都合悪いかって・・・顔がほとんど隠れてしまうんです。顔が写っていない上に、毎回へんてこなポーズの写真が増えていくだけなので、どうにかならないものかと思っていました。

そこで思い付いたのが、セルフタイマーです。子供が喋っていれば、セルフタイマーのピピピという音で構えることはありませんし、タイマーの設定時刻を0.5秒にしておけば、あっという間に撮影できます。さすがの息子も、0.5秒ではヘンテコポーズを実行するのは、難しいようです。

子供の写真撮影。セルフタイマーは何秒がおすすめ?

セルフタイマーの時間は、自分で調整できます。実は、ここが迷いどころだったりもします。なぜなら、セルフタイマーの時間が長すぎると子供が飽きて、どっかに行ってしまうからです。「たかが10秒くらい待てるでしょう?」というご意見もあるはずです。確かに、10秒なんて気にならないくらい大人しく待てる子もいるでしょう。

しかしながら、わが息子のように5秒あればダンスをしはじめたり、少しの時間があれば走りだしてしまう子もいます。幼稚園ではしっかり座って話を聞いているようなので、特に心配はしていませんが、楽しいことが起きてしまうと興奮MAXの状態になってしまいます。

さて、そこで私は考えました。子供が一番良い状態で写真撮影ができるのは、セルフタイマー何秒の時だろうか。色々と試してみましたが、ベストは2秒!0.5秒だと焦って良い表情が作れませんし、10秒だと子供が待ちきれない場合があります。2秒なら「はいっ!撮るよ」と言っている間に撮影が終わります。子供の性格にもよりますが、やんちゃな息子を育てている筆者がベストだと感じたのは、「2秒」でした。

3.影を活用。兄弟フォト

親子で並んで立ってる影を撮った写真

「子供の写真の撮り方が、いつも同じになってしまう」「かっこいい写真が撮りたい」というお父さん・お母さんも少なくありません。筆者も同じような悩みを抱えています。すこし時間が経ってから子供達の写真を見返すと、1つ1つの写真からシチュエーションが浮かんでくるので、見ていて楽しいのですが、イマイチ何か物足りない。

どうしてなのだろう?と考えていたところ、全ての写真が子供の「顔」を中心に撮影していました。わが子の顔をたくさん写したいという親心なのですが、どれも似たり寄ったりな写真になっていました。そこで、ぜひお試し頂きたい子供の写真の撮り方は「影の撮影」です。

手をつないで歩く兄弟の影、影踏みをして楽しむ我が子、子供の影そのものなど、影は写真そのものにとても良い効果を出してくれるので、おすすめです。身長差のある兄弟の影フォトは、とても微笑ましくやわらかな印象に仕上がるので、ぜひトライしてみてください。

4.無音カメラで寝顔もOK

子供の写真の撮り方で、ちょっと苦労するのが、撮影時の「音」です。「カシャッ」「ピコピコリン」という音は意外と大きく、寝顔を撮影している時に子供が起きてしまうというケースも少なくありません。せっかく寝かしつけたのに、もう一度寝かしつけなんて、ちょっと心が折れてしまいそうです(あくまでも、私の場合)。

そこで、スマートフォン撮影の特権を使いましょう。無音カメラアプリがありますので、ダウンロードをして使ってみてください。音がしないので、子供が起きてしまう心配はありません。無音カメラなら、子供が遊びに夢中になっている姿をこそっと撮影できるので、意外と便利です。興味のある方は、ぜひ「無音カメラ」でアプリを検索してみてください。

5.子供が自分で描いた絵を背景にしてみて

子供の写真を撮影していて「何だか背景が寂しい」「オリジナルの写真にするにはどうしたら良いのだろう」と迷ったことはありませんか?子供が幼稚園で一生懸命描いてきた絵や工作を、そのままにしておくのなら、壁にキレイに貼りつけて背景にしても良いでしょう。

子供が自分で描いた絵を背景にすれば、オリジナル感が高まって、自宅の中に最高の写真スポットができあがります。貼りつける時には、子供の背の高さに合わせて貼っていくのがポイントです。大人の背の高さに合わせて貼りつけても、身長の低い子供との間に空白ができてしまう恐れがあるので、あくまでも子供の背の高さに合わせていきましょう。

6.撮影用に子供に何かをしてもらう

シャボン玉で遊んでる小さな姉妹

大人になって子供達が自分の写真を見返した時に「昔の自分は、こんなことをしていたのか~」と思えるような写真を撮影しましょう。日常生活を撮影するのも面白いですが、撮影用と割り切って、何かにチャレンジしてもらうのもおすすめです。

私はこの前、息子に工作をしてもらい、その姿を撮影してみました。4才の息子が上手にハサミを使う姿、色を一生懸命塗る姿、真剣なまなざし、糊を巧みに使う姿など、改めて息子の成長を感じられる写真を、たくさん撮影できたことが嬉しかったです。

子供の写真を撮るときの悩みを解決

子供の写真を撮るとき、筆者は2つの悩みを抱えていました。1つ目は、いつもピースの子供たち。2つ目は、動き回ってブレブレの子供たちです。試行錯誤の結果、悩みを解決する方法を見つけました。

1.撮影した写真はほぼピース

笑顔でカメラを見てる姉妹

子供のお気に入りのポーズなのでしょうが、どの写真もピースをしているのは違和感がありました。でも「はいチーズ」と言うと、息子は絶対にピースをしてしまいます。だから、写真撮影の時に「はいチーズ」の掛け声はやめました。

しかしながら、何かしらの合図がないとこっちを向いてくれませんので「はいチーズ」ではなく、別の掛け声を掛けるようにしました。「ニコニコ~」「笑顔ニコニコ」という掛け声をかけると、自然と子供が言葉に反応して、いつの間にか笑顔が引き出されます。

2.とにかくよく動くからブレる

わが家の4才児は、本当によく動きます。寝ている間もゴロゴロ、起きている間は一人運動会を開催中です。ですから、息子の自然体を撮影しようものなら、かなりの確率でブレているのです。「ちょっと動かないでねー」「写真を撮るからじっとして」とお願いしたところで、わが家の4才には効果なしです。

そこで、筆者が試したのは「だるまーさんが、転んだ!」と勢いよく言う方法です。だるまさんが転んだと言われると、無意識のうちに体が反応して、止まってくれるのでブレ防止に最適でした。

だるまさんが転んだルールは簡単!誰もが楽しくなる遊び方
だるまさんが転んだルールは簡単!誰もが楽しくなる遊び方

笑顔がいっぱい!子供の写真の撮り方を覚えよう

今回は「スマートフォンで子供の写真を上手に撮る方法」をお話しました。印象的な写真を撮影するポイントは、表情ばかりを撮らないことです。紅葉のような小さい手、可愛らしい靴、ビックリするような寝相など、いろんなシチュエーションで撮影した写真をアプリで加工して楽しんでも良いでしょう。

わが子を目の前にすると、つい夢中になって撮影してしまうかもしれませんが、子供の写真の撮り方のコツを少しで良いから思い出してみてください。きっとクオリティの高いスナップ写真が出来上がるでしょう。