「トイレ怖い」を克服した体験談

トイレが怖い理由とは?子供がトイレを怖がる際の対処法

トイレが怖いと感じる理由は、子供によってそれぞれ異なります。無理にトイレトレーニングを進めると子供がトイレ嫌いになりかねないことから、ママはきちんと対処してあげることが大切です。先輩ママの体験談では、効果的な対処法について紹介しています。

トイレが怖い理由とは?子供がトイレを怖がる際の対処法

子供がトイレを怖いと感じる理由とは

子供がトイレを怖いと感じる理由はさまざまですが、やはり多いのがお化けなどの怖いものがいると思い込んでしまうことです。これは誰もが一度は通る道ことですが、怖い絵本やテレビを見ると一人でトイレに行けなくなってしまうもの。

また、トイレの中や廊下が暗いのも原因のひとつです。特に、トイレはリビングなどから離れた場所にあることが多く、暗くて狭いというイメージが強いため、「トイレ=怖い場所」と感じるようになります。中には、幼稚園や保育園のトイレは大丈夫なのに、家のトイレがどうしても怖いという子もいるようです。

さらに、大人になるとほとんど気にならなくなりますが、トイレの音を怖がる子供は意外と多くいます。特に、自動で水が流れたり、脱臭機能が付いていたりすると、何の前触れもなく突然音が聞こえるため、びっくりしてしまうのです。また、便器は大人が考える以上に子供にとって大きく感じるため、便座に座ることが怖いと感じてしまいます。

先輩ママの体験談!トイレが怖い子供におすすめの対処法

幼児にとって便座は巨大

ここからは、子供のトイレへの恐怖心を克服した15人の先輩ママの体験談をご紹介します。ママ達はどのようにして、トイレを怖がる子供を一人で行かせるようにできたのでしょう。具体的には、次の3つの方法がポイントになります。

1-トイレの雰囲気を明るくする

  • 照明を明るくする
  • トイレにポスターやシールを貼る
  • 可愛い人形やぬいぐるみを置く
  • 好きなキャラクターの補助便座にする

2-子供のやる気を引き出す

  • ごほうびシールで達成感を促す
  • 一人でトイレに行けるお友達の姿を見せる
  • トイレトレーニングの絵本やDVDを見る
  • トイレは怖い場所ではないことを理解させる

3-用を足す際に安心感を与える

  • トイレにいる時に声掛けをする
  • 必ず子供から見える場所にいる
  • ドアを開けたままでさせる
  • 子供がトイレを出てから水を流す

それでは、トイレが怖いと言っていた子供がトイレに行けるようになるまでについて、先輩ママの体験談をみていきましょう。

1-トイレの雰囲気を明るくする

ピンク色のトイレ

子供が怖がる原因を改善しました

えま(20代前半)


私の息子は1歳ころから自分からトイレに行けるようになったのですが、1歳3ヶ月あたりから「しっし」と言って教えてくれるものの、トイレに一緒に行こうとすると「いやだ」と言って泣き出してしまうことが続いていました。

どうして怖がるようになってしまったのかと疑問だったのですが、どうもトイレの電気の薄暗いのが嫌だったようで、しっかりと廊下から電気をつけて明かりをプラスしてあげたこと、また慣れるまでは常に一緒にトイレに行くようにしました。

やはり、トイレができるようになるまでは、何度も根気強く一緒に行って続けてあげることが大事だなということが分かりましたし、怖がる理由は絶対にあるので、その原因を取り除いてあげることが大事なんだなということを学びました。

アンパンマン様様です

すずか(30代後半)


子供がトイレを怖がるようになったのは、1歳7か月頃です。当時住んでいたマンションは築年数がかなり経っていて、トイレ自体が電球をつけていてもかなり暗く、大人の私でも少し怖いと感じることもありました。

それでトイレが怖くなったようで、トイレのドアが閉まっているのにもかかわらず、前を通るだけでも泣き出す事がありました。

まず、トイレの前を通っても泣かないことが最初の課題だったので、トイレのドアに大好きなアンパンマンのポスターを貼ったり、ドアノブにお人形をつけてあげたりと工夫しました。それで、ようやくトイレのドアの前にたっても平気になりました。

そこからは、トイレの電球を明るくして、アンパンマンのポスターや折り紙で作った花飾りを壁にはり、アンパンマンの子供用便座などに変えてからようやくトイレに入る事ができ、トイレトレーニングを開始することができました。

トイレに行けるようになったのは、アンパンマングッズのお陰だったと思います。アンパンマンがなかったらトイレにすら入れなくて、トレーニングまで時間がかかっていたのじゃないかとも思いました。

トイレを明るくして安心できる場所に

コスモス(30代後半)


明るいトイレに安心した幼児

息子がトイレトレーニングを始めたのは2歳になった頃からでした。初めはトイレという初めての場所にワクワクしている様子でしたが、2歳6ヵ月になる頃、急にトイレを嫌がるようになり、リビングにおまるを置いてしたがるようになりました。

理由を聞くと怖いと言うばかりでした。保育園ではどんな様子なのか先生に尋ねると、「嬉しそうに行っていますよ」と話され、自宅のトイレに怖がる理由があることを確信し、保育園のトイレと自宅のトイレでは何が違うのか考えてみました。

そして、原因が「トイレの暗さと1人ぼっちの不安感」にあると分かりました。それからは、昼間でも電気をつけて明るくするようにして、いつでも私の声が聞こえるようドアを開け放しにすることにしました。

するとあんなに怖がっていたトイレに興味を持つようになり、「もう怖くないから行きたくなったら行ってね」と言うと、徐々にトイレへ行く回数が増えていきました。3歳になった今ではおまるを使用することはなくなり、トイレに行くことができるようになりました。

トイレメルヘン化計画が大成功!

蒼井 静(36歳)


娘がトイレを怖がる様になったのは2歳1カ月後くらいからです。きっかけはトイレに座っている時に、ドアが急に閉まってしまった事でした。

トイレに入ると、ドアを閉めるオバケがいると思っていた様です。それからは、トイレに行っても必ずドアを開けて、誰かが近くに居ないと我慢して出て来てしまいました。

困ったなぁと考えたあげく「トイレメルヘン化計画」に着手しました。先ずは照明を明るくして、お花と可愛いランタンを置き、妖精さんのドールを置きました。オシッコやうんちが出来るまで、妖精さんとお話が出来るシステムです。

ドアが風で閉まらない様に木彫りのクマの置物で、しっかりドアストッパーをします。こちらの熊さんもお話可能です。声はは私が熊になったつもりで話しかけました。雰囲気が一変してからは怖がらずにトイレに行くようになりました。

ポスターの効果絶大!

みい(36歳)


うちの子供はトイレを4歳10カ月になって、突然怖がりだしました。だいぶ物事が分かるようになり、トイレからお化けが出てくる絵本を読んでから、夜は1人では行けなくなってしまった様です。ドアを閉めると泣き出し、夜は限界までウンチやおしっこを我慢してしまいます。

昼間は1人でトイレに行けるので、「暗いのが怖いのかな?」と思い、センサーで灯りが付くようにし、トイレの電球も以前より明るいものに変えてみました。怖がらなくなるかと期待しましたが、効果はありませんでした。

5歳になっても怖がるので、トイレまでついて行きドアを開けて終わるまで待つ、という感じでしたが、先日大好きなキャラクターのポスターを貼ってみたところ、突然怖がらなくなり、夜も日一人でトイレに行けるようになりました。

2-子供のやる気を引き出す

絵本を見ながらオマルに座る幼児

トイレに行きたがるようになりました

ココっち(20代後半)


おまるでの排泄が上手くできるようになったので、1歳10ヶ月頃からトイレにも誘うようにしました。はじめは嫌がることもなく行っていたのですが、2歳の頃から行きたがらなくなりました。

一度だけ補助便座なしで大人用トイレに座らせた時、おしりがトイレに落ちるような感じがしたのが怖かったのだと思います。トイレに誘ってもおまるがいいと言い、トイレに行くことを拒否し逃げるようになりました。

そんな時、雑誌を購入した際、ボタンを押すとメロディが鳴る子供をトイレに誘うための付録をもらったことで、それを鳴らしたくてまたトイレに行ってくれるようになりました。

また、トイレは怖くないと思えるように、私がトイレに行くときは常にドアを開けて、一緒に行くようにして、トイレで楽しめるようにキャラクターのポスターを貼ったり、シール貼りを作ったりもしました。

トイレシールで積極的に

ゆーきっず(28歳)


息子がトイレを怖がるようになったのは2歳くらいの時だったと思います。トイレの便座の裏が顔に見えると言い始めて、怖がるようになりました。行くと泣くはもちろんですが、うんちの時は便座に座らないので、ズボンに引っ掛けてしまったりと…。

それからは、トイレに好きなキャラクターのポスターやシールを貼りました。トイレシールというのを作って、おしっこが出来たら1枚、うんちが出来たら2枚など貼っていって、10枚溜まったら、好きなキャラクターの大きなシールや価格が安いDVDを買うなどしていました。

また、いろいろなトイレに連れて行って、「何もしないよ・怖くないよ」などとこまめに声がけをしました。そうしたら、いつのまにか平気で行けるようになりました!!

白鳥のおまるのおかげです

るんるん(30代後半)


オマルをつかむ幼児

2歳10ケ月頃、トイレトレーニングを始めた頃からトイレを怖がるようになりました。トイレの後に流す水の音が怖かったのだと思います。もともと水が嫌いで、お風呂やプールも嫌いでした。

「トイレに行こうね」と言うと、途中まではついてくるけど、トイレの前に来た途端なぜかウォークインクローゼットに逃げ込み、そこでオムツにおしっこやうんちをしていました。トイレでは出来てないけれど、特定の場所で出来るようになったので、その時は褒めてあげました。

それからは、一緒にトイレトレーニングのDVDを見たり、付属でついている可愛いキャラクターのトレーニングカードをトイレの壁に貼ったりして、怖くない雰囲気作りをしました。

ある時、お婆ちゃんの家に一人でお泊りに行った時、白鳥のおまるがトイレにありました。それが気に入ったようで、なんとその日にトイレで出来るようになりました。そして、子供がトイレを出てから水を流すようにしているうちに、家でも怖がらずトイレが出来るようになりました。

「おばけなんてないさ」で克服

きなぽん(30代前半)


我が子がトイレを怖がるようになったのは、3歳3ヶ月のころからです。「鬼」や「おばけ」などという言葉の意味を理解できるようになり、それが怖いと思い込んでしまったからです。

おしっこしたい、と子供が言うのでトイレに連れていこうとすると、怖がり泣いて行きたくないと言い、無理に連れていこうとすると、さらに号泣するようになってしまいました。オムツに自分で履き替え、おしっこしたりしていました。

普段は保育園に通っているので、保育園の先生に協力してもらいながら、トイレは怖くない、おしっこはトイレでするもの、おばけなんかないさ、という絵本を読んでもらったりして、恐怖心をなくしていきました。

子供の同級生のお友達の家に遊びに行った際、お友達がトイレに喜んで行っている姿を子供が見て刺激を受けたのか、それからは怖がることがなくなりました。

お漏らしが怖くてトイレ嫌いに

ままごん(40代前半)


息子は、保育園でお友達と電車ごっこをしながらトイレに行くのが大好きでしたが、実際にトイレで用足しをすることなく、ずっと紙オムツのまま過ごしていました。

3歳3ヶ月になったころ、幼稚園入園に向けてトイレトレーニングを一歩進めることにしました。家で布のトレーニングパンツを穿かせ、タイミングを見計らってトイレに誘うようにしたところ、急にトイレに行くことを怖がるようになってしまいました。

おそらく、お漏らしをするなどして失敗するのが嫌だったのだと思います。結局、トイレに行くどころか、布のパンツを穿くことも泣いて嫌がる状態で入園しました。

幼稚園に少し慣れてきて、布のパンツを持っていくようになりましたが、最初はお漏らしをしても先生に言えずに泣いていたようです。それが、おしっこを我慢したり、先生に伝えたりすることが少しずつできるようになっていきました。

家では、息子が好きなトミカの柄のパンツを買ったら急にパンツを穿くようになりました。その勢いで、トミカの目標達成シートをトイレの壁に貼ったら、ごほうびシールを貼りたくて自らトイレに行くようになりました。

3-用を足す際に安心感を与える

トイレの中で安心する幼児

便座は高くて怖いところ

まあこ(22歳)


娘が1歳3ヶ月の時にトイレトレーニングを始めましたが、1歳5ヶ月頃からトイレを怖がるようになりました。トイレが怖いというよりは、トイレの便座の上に座るのが怖いという感じで、泣いてしまってトイレトレーニングどころではありませんでした。

我が家では、温水便座なのでカバーなどはかけず、便座の上にそのまま補助便座を乗せて使用していたので、便座のプラスチックの感じが気持ち悪いのと、普段よりも高い場所が怖くなってしまったのだと思います。

そこで、便座にはカバーを掛けて、触っても気持ち悪くないようにし、お気に入りのしまじろうのぬいぐるみを持って行ってトイレに誘うようにしました。そうしたら、今までトイレを怖がっていた娘も、笑顔で便座に座るようになり、自分からトイレに誘ってくれるようになりました。

きっと、暖かい肌触りの便座とお気に入りのぬいぐるみで、怖さを取り払えたのだと思います。

大きい便器が怖い

ドット(30代前半)


子供が2歳半ごろからトイレを怖がるようになりました。もともとおまるでもあまりうまくいったこともなく、トイレの上に乗せた補助便座の上に座ることもかなり不安だったようです。

水の流れと一緒に自分も流されるような気がすると本人が言っていました。その上、水の流れる音が大きくて、怖い気持ちを倍増させるようです。

それからは、トイレの上にかわいい補助便座を選び、落ちないことを確認させるようにしました。また、水の流れる音が怖いため、水を流すのは私がするようにしました。

トイレに少しずつ自信が持てたのは、やはり幼稚園にある小さな便座の存在です。小さな便座だと用がたせるようになり、その繰り返しが自信となり、家のトイレでもできるようになりました。

音が怖くて3ヶ月もトイレに行けず

maon(30代後半)


怖がる幼児

娘がトイレトレーニングをし始めてしばらくした、2歳10カ月ごろからトイレを怖がるようになりました。

トイレへ行った時、座らせた時にウォシュレットの準備音が鳴り始め、トイレを済ませてお尻を離した時にゴーっと大きな音で水が流れていくのを聞いて、飛び上がるようにして私に抱きついて怖がっていました。

それから3か月ぐらいはトイレにも近寄ることも怖がり、トレーニングが進まずとても困りました。自動流水のスイッチを切り、私が座って怖くないよという風に見せていきましたが、座った時に鳴る音は消すことが出来ず、「これはバイキンをやっつける音だよ」と言い聞かせました。

それからは、徐々にトイレに座ることができるようになり、3歳3か月ごろにようやくトイレトレーニングを完了させることができました。

トイレの怖いイメージを一新

カエデ(33歳)


子どもがトイレを怖がるようになったのは4歳2ヶ月頃です。いろいろテレビで自分が怖いと感じるものを見たり聞いたりしてから、それを思い出すのかそれと同時にトイレに行くのが怖くなったように感じます。

トイレに行きたくなると一緒についてきて欲しいとせがんだり、一人で行きなさいと言ってさせたら、めちゃくちゃ早く済ませて、走って帰ってきたりして怖がっておりました。

男の子ですのでここは甘やかしてはいけないと思い、ひたすら大丈夫だということを伝え続け、トイレの中までは付いていかないにしても、トイレに入るまで息子から見える範囲で見守るようにしてあげました。

また、トイレの中に子どもの好きなキャラクターのカレンダーを置いたり、壁に100均で買ったお花のシールなどを貼ったり、視覚的にリラックスできる環境を作ってあげて、徐々に怖さを取り除いていきました。

パパのお話に納得したようです

さくら(40代前半)


4歳3か月の頃、トイレを怖がりました。それまでは平気だったのですが、姉にトイレにはお化けがいると言われて急に怖くなったようです。風が強い日は、風の音が怖くなってよりお化けがいると勘違いしたようでした。

トイレに行きたそうにしていても、我慢して行きたがりません。漏らすことはありませんでしたが、声が出るくらいおしっこを限界まで我慢をしていました。それからは、慣れるまでは一緒にトイレに行くようにしました。

ちょうどその頃、パパにお化けはいないと話をしてもらったようで、だんだん慣れてきて、一人でも行けるようになりました。また、トイレに子供の好きなぬいぐるみを飾ったりしてかわいくしたところ、夜も怖がらずに行けるようになりました。