長女の性格の特徴を知り優しい子になる上手な子育て
長女の性格というと、下の子の面倒を見てくれるしっかり者で、甘え下手という印象が強いですが、小さい頃から親がよく言ってしまいがちな言葉や行動などで、長女特有の性格になってしまっているかもしれません。
長女らしい性格は凄くたくさんの良い面もありますが、末っ子のような誰からも愛される、甘え上手な一面もあれば更に良いですね。
一言に長女といっても、血液型や親子関係・兄弟構成で性格に少し違いがあります。
それぞれの長女の性格の特徴を知り、大人になっても愛される甘え上手な優しい子に育てましょう。
長女の性格の良い面と悪い面を詳しく知りましょう
まず長女とは何か?
長女とは初めて生まれた女の子の事で、下の子が生まれた時に長女と呼ばれます。
下の子のお世話をしてくれる面倒見の良いしっかり者のお姉ちゃんである反面、ママ・パパや下の子に頼られる事に慣れてしまい、甘える事が下手になってしまったり、何かあれば、「お姉ちゃんなのだから」と言われる事で我慢する場面が多くなることからストレスが溜まりやすいという一面があります。
他にも、評価を気にする所があり自分の悪い噂が耳に入るとどうすれば良くなるんだろうと考え、ちゃんと改善しようとするとても真面目で一生懸命な努力家です。
- 長女あるあるが面白い!性格の共通点を活かした育児方法
長女あるあるを知っていると性格に共通点があることが分かります。育児の疑問や不安も性格を知ると楽しく対応できますよ。長女を育てているママやこれから2人目が生まれるママの育児に参考にしてくださいね。
長女の性格の特徴と血液型による性格の違い
長女の特徴は、実は面倒くさがり屋だという事です。
ですが、やり始めた事は最後までやり遂げるという粘り強さもしっかり持ち合わせています。
そして、下の子と喧嘩をすると自分が怒られるので、大きくなってからも喧嘩や揉め事が苦手な子に育ちます。
逆に、下の子でも悪い時は悪い、ときちんと公平に怒られてきた子は、苦手ではない事が多いようです。そんな長女の性格ですが血液型で少し違いがあります。
A型長女の性格
A型長女は、几帳面で真面目な優等生タイプで、基本的にあまりキチッとはしない長女ですがこのタイプはキチッと順序立てて行動します。
B型長女の性格
B型長女は、わがままと言われがちですが、わがままではなくマイペースなだけです。ですが長女なのでその奔放さは十二分には発揮できません。
O型長女の性格
O型長女は、のんびりとしていて細かい事は気にしません。おおらかで面倒見が良いので一番優しいお姉さんタイプです。
AB型長女の性格
AB型長女は、クールで二面性がありますが色々な事に目を向けられる柔軟な性格です。社交的ですが本音は出さないミステリアスなタイプです。
という風に、少しずつ性格に違いがありますが面倒見が良く色々な人に慕われるという部分は変わらないようです。
長女の性格は親子関係や兄弟構成で変わります
人の性格は、子供の頃の環境や親子関係で変わると言われますが、兄弟構成も大きく影響します。
例えば、お兄さんのいない長女と、お兄さんのいる長女とでは性格が全く違うと言えます。
お兄さんのいる長女は、困った時はお兄さんが助けてくれるので甘え上手になり、お兄さんが2人、3人と多いほど甘え上手でお嬢様タイプになります
しかし、お兄さんが居ても妹弟には、しっかり責任感のあるお姉さんです。
弟には自分が色々してあげないとと思い厳くなる事が多く、妹には甘え上手で世渡り上手な部分に嫉妬をしますが、妹の事は大好きです。
親子関係でいえば、遺伝ももちろんありますが、親のとる態度や行動で子供の性格が変わります。
ママの話し方や行動などは女としての見本になっているので、優しい子にと願うなら、自分が優しくなれば子供は真似をします。
逆を言えば、自分が周りの人やパパにキツイ喋り方をしていたり、暴力的な所があると、子供もそれが悪い事とは思わず、真似をしてしまうので注意が必要です。
そして、性格全体でいうと、パパの態度や行動も大きく影響します。
その証拠に、パパの愛情不足を感じていた子供は、犯罪行為などに繋がる可能性が高いと言われています。
パパも毎日お仕事で疲れているとは思いますが、たとえ少しの時間しか作れなかったとしても、しっかりとハグをしてあげたり愛情表現をしてあげましょう。
長女を大人になっても甘え上手で愛される子にする接し方
長女が甘え下手になってしまう原因は、下の子や親に頼られて、期待に応えようとする為、自分は人に頼らなくなるからです。
「お姉ちゃんなのだから」とは、長女として成長していく上で大事な言葉でもありますが、我慢や色々な物を無意識に背負わせてしまっているのかも知れません。
では、どうしたらいいのでしょうか。
家事や下の子のお世話でママは忙しいですが、下の子のお世話をしてくれた時には「ありがとう」とお礼を言いましょう。
見返りを求めている訳ではありませんが、お礼を言われるという事は、満足感・達成感に繋がり、面倒を見なければいけないという責任感は軽くなるでしょう。
そして、たまには、長女の事だけを見て、思う存分甘えさせてあげましょう。
下の子が泣いていたり暴れていると、自分からママ・パパに甘えに行きたくても気を使ってしまって、中々行けません。
下の子がいると、ママ・パパ二人で長女だけを構う事は出来ないですが、交互にでもしっかりと長女に時間をかけてあげれば、自分の事も見てくれていると実感し、寂しさも少なくなります。
自分の事を見てくれていないと、下の子の事を疎ましく思ってしまう子も多いので、そんな嫌な気持ちを持たせないように、気を付けてあげましょう。
長女はママのライバルでパパの恋人になる?
長女への接し方の補足として、お兄ちゃんや末っ子と同じような感覚で接するのではなく、ママもパパも、長女を一人の女性として扱う方が良いと言われます。
長女はママと同性であるため、ただ単に子供として叱ったりしても、中々上手くいきません。
なので、パパが恋人のように優しく接すると、長女は人から愛される喜びを知り、人に愛される為のテクニックを身につけていきます。
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パパ大好きは幼少期までで、子供が思春期になると「パパ大嫌い!」に変わる子供も多いです。子育てにおけるパパの役割や与える影響を知りパパ大好きと言われるようになる子供への接し方です。
すると、叱る時も「パパは、そんな事をする子嫌いだな~」なんて言うと、嫌われたくないと思い言う事を聞いてくれやすくなります。
ママとはライバルという関係になりますが、今まで書いてきたように接していればライバルだから仲が悪くなるなんて事はないはずです。
子供らしく甘えてきたり、大人になったかのように接してきたり、ママやパパは切り替えが大変ですがどちらも楽しんで接してあげましょう。
長女の強がりやいつもと違う行動があれば要注意
長女は下の子に手がかかり自分は我慢しないといけないと思い、強がってしまうところがある為、大丈夫と言っていても実は大丈夫じゃなかったり、自分の弱みを隠そうとする癖があるので、一番目を向けてあげないといけないのかも知れません。
そして、長女の凄い所でもありますが、子供でも気を使う子が多いので、人前ではあまり泣かないようにするなど強がる一面があります。
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子供が赤ちゃん返りをしてしまうときは妹や弟ができたときや一人っ子でも環境の変化が生じたときがありますが、ママを困らせる言動の多くが神殿も抱える不安の表れということも!赤ちゃん返りの対応を考えていきます!
なので、よく見ていてあげないと、変化に気付けないかも知れません。
ママパパどちらかだけでも、長女から不安や悩みなどを相談されるような良好な親子関係を築きましょう。
いつもと様子が違うなと思った時や何か違和感を覚えた時は、悩みがあるサインかも知れないので長女の気持ちをしっかりと受け止めてあげましょう。休日はお出かけに連れて行ってあげたり、忙しい時でも時間を作りお話を聞いてあげるだけでも親子の信頼関係を深めることができますよ。
長女だからと我慢させずに甘えさせてあげましょう
子供が2人3人といると、全員に同じように時間を使う事は難しいですよね。
ですが、生まれた順番が違うだけで、全員可愛い我が子には変わりありません。
長女は下の子が生まれた時から急にお姉ちゃんになり、ママパパと遊ぶ時間を奪われてしまったと思っているかも知れないので、長女が下の子にそんな嫌な気持ちを持たずに兄弟仲良く出来るよう、差別せずに接してあげましょう。
長女は甘え下手ですが、普段我慢する事が多く自分の方を見てくれるのを待っているので、自分に目を向けてくれたと気付いた時には精一杯、甘えられるはずです。
しっかりしているといっても、子供なので悪さをすることもあります。
その時には厳しく接する事も必要ですが、すぐに「何をしているの、ダメでしょ」と怒るのではなく、まず慰めてあげる事も大事です。
時と場合にもよりますが、何か失敗してしまった時は下の子が一緒にいる時でも「大丈夫だった?痛くない?」など、ちゃんと目を向けてあげましょう。そして、甘えさせてあげられる時は、しっかり甘えさせてあげて、遊んだりお話をする時間も作ってください。
ママパパも長女が普段下の子に対して向けているしっかりした顔ではなく、自分に甘えてくれる屈託のない笑顔を見れば、仕事や家事を更に頑張ることができ家族みんなが幸せな生活を送れますよね。