子育て支援センターへ行く時期

子育て支援センターにいつから行く?初めての利用について

子育て支援センターはいつからいくべき?これから行ってみたいママ、なんだか行きづらくて行ったことのないママは、支援センターがどんな場所七日が分かれば、きっと1度は行ってみたくなります。子供の成長とママの悩み相談の場でもあるので、ぜひ利用してみましょう。

子育て支援センターにいつから行く?初めての利用について

子育て支援センターっていつから行っていいの?どんなところ?

皆さんは「子育て支援センター」という場所があることをご存じでしょうか。子育て支援センターとは、厚生労働省が通達する「特別保育事業の実施について」に基づき運営されている、地域の子育て家庭を対象とした、育児支援を行うことを目的とした施設のことです。特に、子育て中のパパママであればこの施設の事を耳にする機会は多いです。

ただ、子育て支援センターの事は聞いたことがあっても、様々な疑問や不安があり、行きづらいと感じてしまい、1度も利用した事がないという方も多くいます。行きたくないと感じている人は、最初は疲れるでしょうが、1度利用してみてはいかがでしょうか。

子育て支援センターの役割は4つ!子育てをサポートしてくれる!

子育て支援センターでは子育て中の親子を様々な面からサポート

初めて子育て支援センターを利用するにあたり、「子育て支援センターとは、子育て家庭に対してどの様な役割を果たして、実際にはどんな活動を行っているのか?」という点を理解しておきましょう。

子育て中のお母さんは子供と二人だけの閉鎖的な環境になりやすい為に、時に育児を辛く感じる事があります。しかし気軽に外へ出てストレスを発散したり、育児中におけるちょっとした悩みや疑問などを解消するのはなかなか難しい事です。

子育て支援センターは上厚生労働省が下記の様に記し、子育て中の親子を様々な面からサポートしてくれます。

1.子育て親子の交流の場の提供と交流の促進

子育て支援センターは、子育て中の親と子供が気軽に好きな時間で訪れることができ、そして親と子の交流を目的とした、いつでも自由に利用する事のできる場所の設置や、親子間の交流を深める為の取り組みなど地域における支援活動の実施をしています。

また、子供と親の交流の場というだけではなく、保護者同士が交流する事の出来る場としても機能しています。

2.子育て等に関する相談・援助の実施

子育てに対して、不安や悩みを持っている親子に対する相談や、援助の実施をしています。子供の病気などといった医療関係における相談もすることはできますが、あくまでも相談を受けるということだけです。相談の内容によっては、近隣の医療機関を紹介してくれるところもあります。

3.地域の子育て関連情報の提供

子育て中の親子が必要としているような、身近な地域における様々な育児や子育てに関係する情報の提供を支援センターでは行っています。

例えば、市役所で行われる離乳食講座の案内が掲示されていたり、図書館の絵本の読み聞かせの日程が書かれた案内が置いてあったりと、その地域の子育て関連情報を沢山知ることができます。

4.子育て及び、子育て支援に関する講習等の実施

支援センターでは、月に1回以上は子育て中の親子や、将来的に子育て支援に関わるスタッフとして活動することを希望する方々を対象とした子育て及び、子育て支援に関する講習などを実施しています。

また、これから出産を迎えるお母さんや初めてパパになるお父さん達に向けた育児講座やマタニティヨガ、助産師による講座などを開催している所もあります。
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子育て支援センターの活動内容は盛りだくさん!

子育て支援センターではママの困りごとや悩みも相談できる

子育て支援センターはそれぞれの地域によって規模や設備が異なる点がありますが、基本的には子供が楽しめるような様々な絵本やおもちゃが置いてあったり、親子で自由に遊べるフリースペースがあります。

保育士や看護師といった育児や保育に対しての相談や、指導の知識、経験のある人などが多く活躍する「子育てアドバイザー」と呼ばれるスタッフが施設内に常駐しており、子育て中の悩みや疑問、相談などに一緒になって考えたり、アドバイスをしてくれます。

子育て中の親子に向けて様々なイベントも開催している支援センターもあります。

  • 親子で工作をする
  • わらべ歌や絵本の読み聞かせをする
  • 赤ちゃん体操や親子でストレッチなどを行う
  • 看護師、保育士が支援センターに訪問しに来て、様々な相談をする事ができる
  • ベビーサインやマッサージ、食育や育児などに関した講座を開催する

上記のイベントの中には参加費が発生したり、事前に予約をする必要のあるものや、各自で必要な持ち物を持参しなければならないイベントなどもありますので、必ず利用する際には確認をしておきましょう。

子育て支援センターはいつからでも利用可能

子育て支援センターはいつから何歳まで利用できるかと言うと、原則0歳~小学校入学前までの親子や、妊婦さんが利用の対象となっているので、いつからでも行くことができます。

支援センター内にはおむつ交換台から授乳スペース、ベビーベッド、おもちゃ、絵本、手を洗う流し台などがしっかり完備されていますので、いつからであろうと親子で安心して支援センターを利用する事ができるのです。

支援センターには赤ちゃんのころから通う人も多い

子育て支援センターの利用は、早い人では赤ちゃんの首が座り始める生後3ヶ月頃からの利用にしたという方が多いです。

この時期に利用する理由としては、赤ちゃんが支援センターの雰囲気を楽しむ為にという他に、お母さんが他の子育て中のお母さんと交流する事によりちょっとした気分転換になるから、といった理由などもあげられます。

子供の遊びメインではなくママ友との交流もできる

子供をできるだけ沢山遊ばせてあげたい、という理由で支援センターを利用し始めるなら、一人でお座りができる様になる6ヶ月辺りからや、ハイハイができるようになる9ヶ月辺りからの利用が良いでしょう。

支援センター内の広いスペースを利用して、伝い歩きや歩行の練習といった子供の健やかな成長を促す事を理由に1歳頃から利用を始める人も多いです。

 

支援センターを利用する時期にこれといった決まりはありません。利用する理由も子供の成長の為に良い刺激を与えたい、ママ友を作りたいからなど様々あります。是非、自分の目的に併せて子育て支援センターを利用してみましょう。

子育て支援センターを利用する際の注意点をチェック!

子育て支援センターでは子供から目を離さないようにしましょう

子供の場合はいつもより特に機嫌が悪かったり、食欲がないなど、体調に何かしらの変化が出ている時は、利用するのを止めて家でゆっくりと過ごしましょう。産後で体調が万全でないママも同様です。他にも支援センターを利用する上で注意したいことを簡単にまとめました。

  • お母さんは子供から目を離さず、子供の行動に責任を持つこと。
  • 子供同士での喧嘩や怪我や事故といった重大なトラブルも起きる可能性があるので、十分注意すること
  • 帰る前に、使用したおもちゃや絵本は片付ける
  • 各自で使用した、おしり拭きやおむつ等のゴミは持ち帰る
  • 自宅からおやつやおもちゃは持ち込まない
  • ランチタイムを設けている所では、決められた場所と時間に昼食をとる
  • 他にも利用している子供がいるので写真撮影は控えめに、もしくは一言確認をとってからにする(原則禁止している所もある)

これらの他にも利用する施設によって注意する点は色々とありますので、事前にお住いの地域の支援センターに確認しておき、利用する親子が快適に過ごせる様にしましょう。

子育て支援センターを活用する為のポイント

生活の中で子育て支援センターを上手に活用しましょう

支援センターを初めて利用するにあたり上手に支援センターを活用していけるよう、活用ポイントをまとめたので是非、参考にして下さい。

  • 授乳やミルク、食事の時間がずれたりしないように、親は支援センターを利用する時間をしっかりと調節しながら支援センターを活用する
  • 当日に行う、イベントや講座などの予定は事前に確認をしておく、もしくは予定表を配っている場合は入手しておく
  • 支援センターに慣れるまでは、施設が開放する時間の直後に行くとまだ利用している人数が少ない為、子供も自由にのびのびと遊べるし、他のお母さんとゆっくり話をする機会などもできる
  • 午後に利用する場合は、子供を家でゆっくりとお昼寝させてあげてから、支援センターで遊ばせる
  • 場所見知りや人見知りが始まっている子は、最初は短時間での利用にする。そして徐々に様子を見ながら時間を延長してみる。

まずは上記の事を意識して支援センターを利用してみましょう。生活の中で支援センターを上手に活用して下さい。

子育て支援センターを上手に活用しよう

育て支援センターに行くべきなのか、なんだか気後れして行きたくない、疲れるのではないだろうかと考えているママは、1度支援センターを利用してみましょう。もっと早くきていれば良かったと思えることでしょう。

子供の健やかな成長と親の育児中における良い気分転換として、気軽に子育て支援センターへ足を運んでみましょう。

せっかく子育て支援センターにきたのに、ママにべったりで離れたがらない子供もいます。母子分離不安とは?子供の不安を取り除く年齢別の対処法を参考にし、支援センターでのびのび過ごせるようにしましょう。