夫婦喧嘩で禁句の言葉
夫婦喧嘩の禁句7選!言ってはいけないNGなセリフ
夫婦喧嘩で禁句言うと喧嘩が長引くだけでなく、相手をひどく傷つける危険があるので注意が必要です。禁句を言わないよう、ストレスをためず、すごしやすい住環境を作るだけで夫婦喧嘩の頻度が減ります。夫婦喧嘩での禁句の体験談ではいろいろなエピソードが聞けますので、仲直りの参考にしましょう。
夫婦喧嘩には絶対言ってはいけないNGの禁句がある
夫婦喧嘩でカッとなってしまうと、相手に思いもしない暴言を吐いてしまうことがあります。この暴言が夫婦喧嘩で言ってはいけない禁句だと、相手をひどく傷つけてしまいます。
こうなってから仲直りしようとしても、本当は心の中でそう思っていたのかとなかなか許してもらえず、喧嘩が長引いてしまうことにもなります。そうならないために、夫婦喧嘩のNGワードと、それを言わないための対処法を頭に入れておきましょう。
縁あって結婚したのですから、末永く仲良く、喧嘩をしてもすぐに仲直りできるような関係を築き上げましょう。
夫婦喧嘩で絶対に言ってはいけない禁句7選
男女関係なく、夫婦喧嘩で言ってはいけない禁句をみてみましょう。夫婦喧嘩以外でも、何も考えずに相手に対して口にしている言葉はありませんか?
1.「離婚しましょう」
離婚するという言葉を使うのは、相手を傷つけて優位に立とうとする心理があるからです。離婚と言えば相手は何も言えなくなるので、手っ取り早く自分の意見を通すことができます。
しかし、言われた方はずっと心に残る言葉で、後から「そんな気なかった」と言われても忘れられる言葉ではありません。一度や二度なら許されても、何度も離婚という禁じ手を使っていると、本当に相手の愛情を失ってしまうことになりかねません。
脅しで離婚届を用意してまで突き出してしまうと、本気じゃなかったと言っても信じてもらえない可能性があります。本気以外では口にしてはいけない言葉です。
もし相手に離婚という言葉を出してしまったら、喧嘩が落ち着いたらすぐに「そんな気はなかった」と訂正して謝りましょう。もし脅しのつもりで離婚届を出した人は目の前でちゃんと処分し、今後お互いに本気の時以外、離婚というワードは禁句にするというルールを作りましょう。
2.「あなたのお母さんは○○なのよ」
相手の親の悪口や批判は、どんなにひどい喧嘩でも言ってはいけません。自分の親を悪く言われたら心にずっと引っかかり、相手を許せなくなります。
どんなに100%相手の親が悪いと感じていても、夫婦喧嘩の勢いでそれを言うのは絶対にNGです。仮に相手が自分の親を悪く言っている場合でも、夫婦喧嘩の際、それにのってはいけません。
親だけではなく、兄弟や友達、育った場所を批判するのも同じくNGです。
パートナーの親に不満があるのなら、冷静なときに相手に相談すればいいことです。喧嘩の勢いで言ってしまうと強い悪意を感じさせますし、相手にも本当の気持ちが伝わりません。夫婦の喧嘩に親を出して良いことはありません。
3.「あなたの同期の人はもう出世してるじゃない」
「同僚が先に出世した」「隣のご主人は育児に協力的なのにあなたは…」などと、他の人と比較して相手を責めても、ただ相手を傷つけるだけで何の意味もありません。特に男性は比較されることが大嫌いなので、夫婦喧嘩で言わないようにしましょう。
このような喧嘩は相手傷つけるだけで、仲直りした後もモヤモヤと尾を引く言葉です。比較された相手との関係も悪くなる可能性もあるので、絶対に言わないようにしましょう。
比較された方は、比較された相手を見ると毎回辛い気持ちになります。そこまで想像すると、とても相手に言える言葉ではありません。言ってしまったら、仲直りした後にしっかりフォローしましょう。
4.「結婚なんてするんじゃなかったわ」
「結婚なんてするんじゃなかった!」などと結婚自体を否定するような言葉も、夫婦喧嘩では絶対にタブーです。自分との結婚を否定されたことは、喧嘩の勢いとはいえ大きなショックです。
一度結婚を否定すると、その後事あるごとに相手は「自分との結婚を後悔してるから」とマイナスに考えるようになり、相手はあなたの愛情に疑問を持ち始め、自信を無くしていきます。感情に任せて言うには、とても危険なワードなので注意しましょう。
相手に言ってしまった場合は、本心ではないことを早めに伝えましょう。また結婚して幸せなことを、具体的な例を挙げて伝えてあげましょう。
5.「気持ち悪いのよ」
気持ち悪い、ウザイといった相手そのものを否定するような言葉は、大人の喧嘩では言ってはいけないワードです。とても心が傷つくので、これを言われると相手に不信感を抱くようになり、関係が悪くなります。
相手の状態や気持ち次第では、どの言葉より破壊力のある言葉です。つい言ってしまうような言葉なのでじゅうぶん注意してください。
6.「あの時だってそうだったじゃない」
夫婦喧嘩の途中で、「あのときこうだった」「あんなこと言われて腹が立った」など、過去の喧嘩の話題を出すのはタブーです。
本当の問題が見えなくなり、全く論点の違うことで言い合い何の解決にもなりません。喧嘩がヒートアップするのもこれが原因なので、喧嘩の終息も仲直りも遅くなります。
特に女性が注意したい項目ですが、過去のことを持ち出してしまったら、喧嘩の途中でも「ごめんなさい、これは今関係なかった」と訂正し本題へ戻りましょう。
7.「やっぱりね」
誰でも自分のことを頭ごなしに決めつけられると、悲しい気持ちになります。相手を批判するときに「やっぱりそうだと思っていた」と決めつけの言葉を加えると、言葉に重みが出て相手を傷つけてしまいます。
ダメな人間だと罵ったりすることも、人格を否定することになるので言わないようにしましょう。
夫婦は写し鏡です。パートナーをダメな人間だということは、自分をダメな人間だと言っているのと同じです。パートナーはどんどん褒めてあげましょう。
夫婦喧嘩で禁句を言わないために今できること
夫婦喧嘩でヒートアップして禁句を言わないようにしても、カッとなっているときは冷静な判断ができなくなります。だからしょうがないとは言えないので、喧嘩で禁句を言わないために日頃できることをご紹介します。
ストレスは溜め込まず適度に発散する
日頃ストレスを溜め込んでいると、夫婦喧嘩が始まって爆発してしまいます。そうなると、思ってもいないようなことを言ったり、喧嘩の原因以外の不満を言い出し、収拾がつかなくなる事態になりかねません。
夫婦喧嘩でヒートアップしないためには、夫婦ともにストレスを発散しておくことが大切です。ストレスを発散するには、以下のようなことを試してみてください。
- ヨガやストレッチなどの適度な運動
- ウォーキングや水泳などの有酸素運動
- カラオケで大声を出す
- 趣味を楽しむ時間を作る
マラソンや山登り、マリンスポーツなどを共通の趣味にして、ストレスを溜め込まない夫婦を目指してみましょう。夫婦で一緒にすれば、今以上に仲良くなれます。
気になることはその都度相手に言う
相手の気になることや小さな不満を溜め込むと、喧嘩したときに暴言を吐いてしまう原因になりますので、火種が小さいうちに相手に伝える方が、大きな喧嘩に発展しにくくなります。
問題が小さいと「このくらい我慢すればいいか」と思いがちですが、問題が小さいことほど、その都度冷静な話し合いで解決した方が夫婦は円満でいられます。
家を整理整頓してキレイにする
夫婦喧嘩と家の掃除は関係ないように感じますが、住環境は住む人の心理に大きく影響を与えます。散らかった部屋で過ごしていると、思考がまとまらず感情も乱れがちになります。
逆に整理整頓されたキレイな空間で過ごしていると、部屋の状態と同じように思考が整理され、常に冷静に物事を受け止められるようになります。夫婦で協力して、楽しみながら家をキレイに保つようにしておきましょう!
何よりも、整理整頓された部屋は気持ちがいいです。
ヒートアップしても冷静になる方法を知っておく
アンガーマネジメントという言葉が有名になりましたが、怒りをコントロールできるように、日頃から自分の特徴を知っておくと便利です。
- イライラしてきたら手や腕を洗う
- 深呼吸を3回する
- 冷たい水を飲む
- 外にでて新鮮な空気を吸う
上記のように、気持ちを切り替える方法を事前に見つけておくと、禁句を言うほど感情を見失うことが減ります。
また、カッとなって相手に何かを言おうとしたとき、5~6秒程度待ってその間呼吸を深くしてみましょう。それだけで、言ってはいけないワードを言って失敗することを回避できます。自分なりの怒りの収め方を見つけてみてください。
相手に日頃から感謝の気持ちを伝える
日頃から相手に感謝の気持ちを伝えていると、不思議と相手が傷つくようなことを言わなくなります。感謝の言葉は、相手に言っているようで、実は自分に言い聞かせている要素も大きいのです。
小さなことでも相手に感謝の気持ちを伝えられるようになると、相手も徐々に変わってきます。感謝に価するような人になろうとするのです。こうして夫婦喧嘩自体が少なくなりますし、喧嘩が始まっても必要以上にヒートアップすることがなくなります。
禁句を言わないようにするには、日頃の過ごし方や夫婦の関係が大切です。禁句を知っておくのも大切ですが、日常をいい気分で過ごすよう意識するだけで、喧嘩自体が少なくなっていきます。
夫婦喧嘩の禁句と仲直り法体験談6つ
夫婦喧嘩をしたときの禁句と、喧嘩をしたときどうやって仲直りしているのか6人の夫婦の体験談です。夫婦で言ってはいけない禁句を決めていたり、自分の中で禁句として喧嘩をしてもぐっと堪えたりとさまざまです。
家の事何もやってくれない
ちぃこ(30代前半)
夫婦共に30代前半です。夫婦喧嘩の際の禁句は「家の事何もやってくれない」です。これは、私が言わないように決めているだけです。これを言うと「何もやってないは違うやろ」と言い返してきて喧嘩が長引くからです。
夫婦共働きでもほとんどの家事、育児は私がしていることに、私は不満があるんだと思います。子どもがうんちをしたら私を呼び、晩ごはんも私が作り、寝かしつけも私。旦那は布団に入ってサッサと寝るというのに、だんだん余裕がなくなってイライラしてきてしまうのです。
けれど、喧嘩してるときにその話を持ち出してもヒートアップするだけだなと実感したので、その言葉は言わないようにしています。
夫婦喧嘩のあとは、落ち着いてからお互いの気持ちを伝えあって仲直りすることが多いです。落ち着いてから話すと主人の言い分も理解できてくるので冷静に話すようにしています。
マザコン
sabu(30代後半)
私の年齢は35歳、夫は一つ上の36歳です。どちらも平和主義で温厚、滅多に夫婦喧嘩はしませんが、年に何回か大きな喧嘩になります。
その理由のほとんどが義母さんにまつわることで、私が義母さんの悪口を言うと、温厚な夫の顔色は悪くなります。どんなことがあろうとも、100%義母さんの見方をするので、私の見方になってもらおうという考えは諦めることにしました。
特に夫の怒りを買うのが、「マザコン」と言った時です。どうやら自分ではマザコンだと自覚していないようなので、「マザコン」は私の中で禁句にしています。
大きな喧嘩をした後は、決まって私から謝ります。夫は自分から謝ることをしません。不本意ではありますが、いつまでも喧嘩を引きずるのは気持ちが悪いので、負けるが勝ち!と自分に言い聞かせています。お母さんを大事にする夫は素敵な人だと思うようにしています。
稼ぎが悪い!
らてらる(30代後半)
私36歳、妻36歳の同級生夫婦です。5歳の男の子が1人います。夫婦喧嘩はよくしますが、その中で一番の自分が言われたくない禁句は「稼ぎ」に関する事です。
もともと専業主婦だった妻がパートに出始めた頃、仕事に加え、子育てと家事の負担が想像以上に大きかったらしく、よく喧嘩をふっかけられていました。
ある日のケンカで、「あんたの稼ぎが悪いせいで私が働きに出なくてはいけなくなった」と言われ、お酒も入った事もあり、大喧嘩に発展。やはり男の自分としては、しょうもないですがプライドもありますので「男として無能だ」といわれているのと同じ感覚で、これは完全に自分にとって地雷だとその時に改めて気づきました。
その日は別々の部屋で寝て、翌朝クールダウンしたのか、向こうから謝ってきたので、その時に、自分は本当に稼ぎに関する事は傷つくので言われたくないと伝えて仲直りしました。
喧嘩をしても相手を見下さない
koko(40前半)
夫婦の年齢は同じ40代です。夫婦喧嘩の際の禁句は夫婦での決まりごとはありませんが、私の中での決まりごとは相手を見下すような発言をしないと言うことです。
つい最近も喧嘩をしました。内容はお金の支払いで、今月は4月ということで何かと、出費が多く、毎月に比べて倍までにはいかないですが、結構の支払いで揉めました。
旦那も、私も、娯楽などで使った訳ではなかったのですが、引き落とし口座のお金が足りなくて、クレジット会社から引き落としができないという内容の電話を旦那がとってしまい、細かい人なんで不機嫌になり、私にどうなってるから始まり、イライラして、携帯の代金が高いとか言うので、冷静に話しているつもりが、話がどんどんエスカレートしました。
本当は、喉元までは、旦那な稼ぎが少ないからだと言ってやりたかったのですが、私はその言葉は、喧嘩はしても私の中での禁句にしています。
稼ぎが少ないのは事実でも、毎日頑張って働いている旦那にはとても失礼だと思うからです。夫婦でも親しき仲にも礼儀ありですね。
お互いを否定するのはやめよう
はな(35歳)
妻35歳、夫37歳の夫婦、結婚10年目になります。普段はなかなか喧嘩しないのですが、お互いにストレスがたまっている時にちょっとしたきっかけで喧嘩してしまうことがあります。
そんな私たちの夫婦喧嘩の禁句は「ほんとちっちゃいね」という言葉です。
夫婦揃ってプライドが高いことを自覚しており、なおかつ夫は背が低いほうなので、容姿も馬鹿にされたと感じてしまうようです。
つい軽い気持ちで言ってしまうと、お互いに怒りの感情がヒートアップしてしまうことをこの10年で理解したので、絶対に言わないことが夫婦の決まり事になっています。
喧嘩をしてもこの禁句を言わない限りは、仲直りは比較的簡単にできます。なぜなら夫は私が決して自分からは謝らないのを学んだからか、その日のうちに必ず謝ってきてくれるからです。
そんな夫のおかげで、結婚して長年経っても仲良く夫婦生活を送れています。本当に夫には感謝の気持ちでいっぱいです。
身体の事をいうのは禁句
アヤト(37歳)
妻37歳、夫36歳です。夫婦喧嘩になると、夫は何も言わずに黙り、わたしだけが夫に対して文句を言う感じす。その時、どんなに感情的になったとしてもひととして、言ってはいけないと思っている事があります。それは外見の身体の事を言う事です。
昔から親にお友達の外見について指摘してはダメだよ、差別しちゃダメだよと言われ育ってきました。わたしは心の中では、外見のことが気になっても口にしてはいけないと生きてきたので、夫に対しても外見や身体の事を指摘した事がありません。
夫は実はハゲていて、本人も凄くそれを気にしています。きっとケンカの時に言えば、ダメージを与える効果抜群なのですが、それは人として言わないように気をつけています。
夫は言われっぱなしなので、わたしが言いたい事を言ってスッキリして仲直りするという感じです。なかなか平和ですね。
夫婦喧嘩をしても禁句だけは言わないようにしよう
夫婦喧嘩といっても、相手を傷つけあうだけの喧嘩と、お互いを理解し合うために必要な喧嘩があります。禁句を言ってしまうと、その喧嘩は途端に傷つけ合う暴言の言い合いになります。
夫婦関係を円満にし、いい家庭を築いていきたいのであれば、禁句は絶対に言わないようにしましょう。今日から、パートナーに感謝の気持ちを伝えることから始めましょう。
仲直りのきっかけがつかめなくてどうしていいのか分からない場合、夫婦喧嘩の仲直りの方法・きっかけを掴んで解決するコツを参考に仲直りをし、喧嘩のない仲良し夫婦を目指しましょう!