部屋が片付かない自分から卒業

部屋が片付かない自分を卒業しよう!特徴と片付け方法

部屋が片付かない自分にウンザリしていても、子育て中は何かと忙しく散らかったままになってしまうことも珍しくはありません。実は部屋が片付かない人には、ある特徴があるのです。自分に当てはまっているかどうかを確認しておくことが大事!加えて、シンプルな片付け方法をご紹介します。

部屋が片付かない自分を卒業しよう!特徴と片付け方法

部屋が片付かない人の特徴とシンプルな部屋の片づけ方法

「どう頑張っても、部屋が片付けられない」「部屋が片付けられない自分が嫌になる」という人も少なくありません。部屋を片付けなきゃいけないという気持ちはどこかにあるのに、子供達が散らかし放題にしている姿を見てうんざりして何もする気が起きないのも納得できます。

そこで今回は【部屋が片付かない人の特徴】と【シンプルな片付け方法】を伝授していきます。子育て中は部屋が散らかっていても仕方ないと逃げるのは、もう終わりにしませんか。まずは、自分が片づけられない人の特徴に当てはまっていないか確認をして、自覚をすることが片づけ上手になるための第一歩です。

部屋が片付かない悩みはなぜ生まれる?理想と現実の片付け事情

「うちは、いつ誰が来ても大丈夫!完璧に整理整頓しているわ」という人がいるのなら、0歳と4歳の現役ママである筆者も是非お目にかかりたいです。筆者なんて、たまに息子の幼稚園のお友達が遊びに来るというだけで、てんやわんやの大掃除!家族を巻き込んで必死に掃除をしないと、人様のお子さまをお預かりすることなんてできません。

「部屋を片付けられない私に、掃除をする機会を下さりありがとうございます。」と思うほどです。もちろん、多くのお母さん達も、部屋が片付けられないという悩みを抱えています。早速、確認していきましょう。

特に子供は散らかしモンスター!お母さん達の部屋のお片付け事情

部屋の掃除をする理想と汚れた部屋の現実

お母さん達は、決して部屋の片づけを完全放棄しているわけではないのです。心のどこかで「今日こそ、部屋を片付けなきゃな~」「部屋が片づかない自分と卒業したい」と思っていても、片づけまで手が回らないことも多いのです。

片づけをするには、それなりの精神的、肉体的なパワーが必要となりますから、子育てやその他の家事で手いっぱいのお母さん達が、なかなか部屋が片付かないと悩むのも納得ができます。お母さん達の部屋のお片付け事情は、以下のような感じでしょうか。

  • 子供達が寝てから、整理整頓しようと思うけれど、一緒に寝落ちする日々。結局、部屋が片付かないまま次の朝を迎えていることが多い。
  • 片づけたそばから散らかされるので、片づける意味がないと思ってしまう。
  • 子供のごはん、幼稚園の準備、洗濯、お風呂掃除・・・結局、部屋の片づけの優先順位は低い。
  • 散らかり放題で、どこから手を付けて良いのか分からない。
  • 片づけたそばからおもちゃが散乱すると、片づける気力が消えていく。
  •  
  • 子育て中は、散らかっているのが当たり前だと思い込むようにしている。
  • 部屋が片付かないことにイライラするけれども、疲れて身体は動かない。

部屋が片付かない人の7つの特徴とは?

世の中には、部屋を片付けるのが得意な人と、どう頑張っても部屋が片付かない人の2つのタイプの人がいます。女子だから、母だから、妻だから、片付けができると思ったら、大間違いなのです。筆者は上記の全てに当てはまっていますが、部屋が片付かない典型的な人です。「子供が気持ちよく快適に過ごすためにも、部屋を片付けなきゃ」と思ってはいるのですが、実際にはなかなか・・・。ここでは現役ママも当てはまっているであろう【部屋が片付かない人の7つの特徴】をご紹介します。

特徴1.買い物が大好き

買い物をして袋を下げて歩く女性

新しいものを見ると、つい買ってしまいますか。買い物が大好きで、常に家の中に新しいアイテムが増えていますか。買い物が大好きな人は、なかなか部屋が片付かないという特徴があります。

部屋がゴチャゴチャしているご家庭のほとんどが、お部屋の広さに対して物が多すぎる傾向にあるのです。買い物が大好きすぎて、常にものが増えていく状態なので、部屋が片付かないのも納得ができますよね。

買い物が大好きなのは悪いことではありませんが、ストレス発散方法を買い物にしてしまうと、なかなかお掃除がしづらい状況を自分で作っているといえます。

特徴2.部屋が片付かないことに理由を付けるのがうまい

部屋が片付かない人というのは、実は言いわけ上手さんが多いです。「子供が産まれたばかりだから、掃除なんてする暇がないの」「年子の兄弟だから、掃除してもすぐ散らかる。仕方ないわよね」と自分に言い聞かせることが多いのです。もちろん、筆者も言いわけ上手さんです。

部屋が片付かないという現実をどうにかしなければと思っているものの、なかなか手が回らない自分を正当化するために、言いわけを考えるのです。言いわけ上手な人は、なかなかお掃除が進まないのも、納得できます。

筆者は言いわけ上手!主人もすっかり騙されています

部屋が片付かない状況に、きっと筆者の主人はウンザリしていることでしょう。帰宅して第一声が「この部屋すごいね。戦いが起きたみたいだね」というからです。

しかしながら、私は言いわけ上手!「今日は、片付けの途中に○○がアイス食べたいって言って、急きょお出掛けしたの」「片づけようと思ったんだよ!でも、腰が痛かったの」などと言いわけを言いながら、周りにあるおもちゃをワタワタと片づけるふりをしています。

こんな自分だから、部屋が片付かないと分かっているのですが、なかなか部屋を片付けるエネルギーが湧いてこない私がいます。

特徴3.散らかっていることに慣れている

床に散らかるモノの中で昼寝する女性

独身時代は「部屋が片付かないと女子力が下がって、彼氏ができない気がする」「彼氏にドン引きされたくない」との理由で、必死に掃除をしていたという人も少なくないでしょう。小さなゴミや床に落ちている物が、逐一気になっていたという人もいるはずです。

しかしながら、やりたい放題やってくれる子供達との生活が始まると、何だか散らかっている部屋に慣れてしまうのです。むしろ、ある程度おもちゃが床に転がっていた方が、赤ちゃんが泣いた時にすぐにあやせるので、便利に思えてしまうのです。

散らかっている方が便利だと・・・筆者も思っています

オムツ替えのとき、子供の鼻水を拭き取る時、子供がお菓子のカスをこぼした時、泣いてしまった時など、あちらこちらにおもちゃやティッシュペーパーがあるのですごく便利!と思ってしまう自分がいます。でも決して衛生的ではありませんし、部屋の中が生活感に溢れすぎているのが、あまり好きではなかったのですが・・・。

特徴4.片付けるためのアイテム不足

部屋が片付かないと悩む人の特徴の1つに、片づける準備が整っていない、すなわち片づけるためのアイテムが揃っていない場合があります。部屋の中に散らばったおもちゃを片づけるための収納ボックスや洋服を収納するためのクローゼットなどが無いために、部屋が片付かないという人が多いのです。

「片づけるのなら、これ以上部屋の中に荷物が増えるのはどうなの?」という声もありますが、物を整理整頓するためのアイテムなら購入しても良いでしょう。部屋が片付かないと、どんどんテンションが下がってきてしまいますので、まずは片づけるためのアイテムを準備するというカタチから入るのはいかがでしょうか。

筆者もテンションアップのために収納グッズを購入

散らかった部屋を見て、片づける威力が湧いてくるというよりは、片づける意欲を喪失してしまう筆者。そこで、カタチから入ることにしました。

子供達のおもちゃを収納する可愛い電車型の収納ボックスに、散乱した雑誌を揃えておくマガジンラックです。真新しいアイテムたちを眺めているだけで、何だかワクワクしてきます。

そして、片づけているというよりかは、そこにただしまっているだけなのに、とても整理整頓した気持ちになるのです。

特徴5.床にモノを置く癖がある

床に散らかる衣類と雑貨

部屋が片付かないと悩むみなさん、お部屋の床におもちゃや洋服、雑誌などの家具以外のアイテムを置いていませんか。実は、床にモノを置く癖があると、いつまでたっても部屋が片付きません。

そもそも洋服はクローゼット、おもちゃはおもちゃ入れに収納すべきものであって、床に置いておくものではないからです。「よく使うから」「ここに置いてあった方が便利だから」という理由で、床にモノを置きっぱなしにしておくのは止めましょう。床を収納スペースと勘違いしている以上は、部屋が片付かないのも仕方がないです。

特徴6.もったいない症候群

食べ物を粗末にしない、物を大切に使うのは、とても良いことです。しかしながら、部屋が片づけられない人は、もったいないという基準が非常に低くなっています。

「これ、いつか使うよね?」「ん・・・念の為取っておこうかな」というもったいないという気持ちが、最終的にどんどん物を増やしてしまうのだと考えられます。

部屋が片付かないと自覚しているみなさん、あなたはもったいない症候群ではないですか。基本的に、いつか使う物、多分使う物、持っていて便利なはずというモノは、使わないものとして捨てましょう。

取っておいても、きちんと活用していないのなら、捨てているのと同じことです。ですから、部屋が片付かないと嘆く前に、本当に必要なモノなのかどうかを見極めて、処分していくことを考えましょう。

特徴7.パーフェクトに片づけることを求める

完璧に部屋をきれいにする女性

部屋が片付けられないと悩む人の中には、驚くほどに完璧主義の人もいます。完璧主義なら常に完璧に整理整頓していたら?と言いたいところですが…散らかった部屋を目の前にして、住宅展示場のお部屋のようなパーフェクトさを求めてしまうのです。

「どうせ片付けるのなら、完璧な状態にする!」「ホコリも塵も1つない、ピカピカな状態を目指す!」と0の状態からいきなり100の状態を目指すわけですから、掃除をし始めても理想と現実のギャップにうんざりして部屋を片付ける気力がなくなってしまうのです。部屋を片付けられない人の特徴の1つに完璧主義があるなんて、何だか矛盾しているようで面白いですね。

部屋が片付かない人の特徴を7つご紹介しました。あなたは当てはまる特徴がありましたか?もし当てはまってしまったのならば、素直に認めて特徴と反対のことをすれば良いのです。自分は部屋を片づけられない性格なのだとしっかり認めて、自分なりに改善していくことが大切です。

今日から実践できる!シンプルイズベストな片づけ準備法

部屋が片付かないと悩んでいるのなら、まずはできることから始めてみませんか。部屋が片付かない人の特徴の1つに、完璧を求めてしまう傾向があります。

部屋がモノで溢れている状態から、住宅展示場のようなキレイに整理整頓された部屋にするためには、いくつかの段階を経て、少しずつでも確実に片づけていくことが大切です。部屋が片付かない人こそ、シンプルな片づけ準備法から少しずつ実践していきましょう。

1.モノを買う時は、何かを捨てること

一つ買って一つ捨てる

部屋が片付かないと悩む人は、基本的に片付けがあまり上手ではないのかもしれません。そのような場合は、最初から片づけるアイテムそのものを減らすようにしましょう。

シンプルイズベストな片づけ準備法として「何か物を買う時は、何かを捨てること」をオススメします。買い物を楽しむのは良いことですが、楽しんでばかりいると物が増えていくばかりで、片付けが大変になることは間違いありません。

お家の中には、必ず不必要なモノがあるはずですから、必要な物を買い足したら何かを捨てるようにしましょう。

2.片づける前に、徹底的に捨てること

部屋を片付けたいのなら、まずは徹底的に捨てることが大切です。何か物を増やしたら、何か物を減らすという上記の方法を試すことも重要ですが、プラスマイナスゼロではなく、ガッツリとマイナスにするのも片づけベタな人には有効な方法です。

3.定位置を決めて、モノは元の場所に返すこと

どう頑張っても部屋が散らかってしまう人は、まず物の定位置を決めて「使ったものは元の場所に戻すこと」を心掛けていくようにしましょう。そうすれば、床の上が洋服やおもちゃでぐちゃぐちゃになってしまうことも、少なくなるはずです。

散らかった部屋を一から片づけるよりも、毎日小まめに片づけをする方が、時間も手間も少なくなります。まずはちょっとしたことですが、元の場所に返すことを意識していくようにしましょう。

部屋が片付かない自分を卒業しよう

「部屋が片付かない人の特徴」と「シンプルイズベストな片づけ準備法」をご紹介しました。子育て中は、部屋が片付かない状況が当たり前になりがちですが、家族が気持ちよく生活していくためにも常に整理整頓を心掛けていきましょう。一気に片づけるのではなく、毎日コツコツと続けていくことを心がけて下さい。