ワンオペ育児で共働きする方法
ワンオペ育児で共働きはキャパオーバー前に解決策を考えよう
ワンオペ育児で共働きならできなくて当たり前!専業主婦と比べて家事が劣っていることに罪悪感を感じていませんか?ワンオペ育児で共働きを頑張っているお母さんの負担が溜まり、家事や育児をキャパオーバーと感じる前に解決策を考えよう。家事を諦めることや上手に手を抜く方法と大切さを紹介します。
ワンオペ育児で共働きの家庭が増えている
ワンオペ育児で共働きの家庭が増えています。女性も仕事を持つ今の時代、産休や育休が終わると仕事へ戻るお母さんも多く、共働きの状態になります。旦那の帰宅が遅かったり、旦那が育児に協力的ではないことでワンオペ育児状態になり、次第にお母さんの負担が増えていくのです。
ワンオペ育児とは?
ワンオペ育児とはワンオペレーション、飲食店等で深夜の時間に1人でその場をまわすことを育児に当てはめた言葉で、旦那が仕事で帰宅が遅い家庭や、育児に協力的ではない旦那のいる家庭で、お母さんが1人で育児を家事をこなしている状態を指します。
ワンオペ育児で共働きするなら専業主婦と同じを求めない
ワンオペ育児で共働きのお母さんが自分を追い込んでしまう理由の1つが、周りの専業主婦のお母さんのように、家を片付ける、料理をしないといけない、手作りしないといけないという先入観を持っていることです。特に自分の母親が専業主婦だった場合は、育ってきた家の状態が基準になってしまうので、母親と同じようにできていないことに焦りや苛立ちを感じてしまいます。ワンオペ育児で共働きの人は、自分が専業主婦とは違う環境にいることを理解して、できる限りのことをしていれば良いのだと認めてあげてください。
ワンオペ育児で共働きはできなくて当たり前
ワンオペ育児で共働きの場合、お母さんが家事にかけられる時間は限られています。専業主婦とは違い、帰宅後の数時間、数十分の時間しか家事を行うことができませんので家事が完璧にできなくて当たり前です。家事を完璧にできなくても、それなりに家事を終わらせて次の日を迎えればそれでいいのです。
ワンオペ育児で共働きならその日にできることだけをやればいい
ワンオペ育児で共働きならルールを決め過ぎないようにしておきましょう。今日は部屋を片付けられなかった、今日はご飯が作れず惣菜に頼ってしまった、今日は買い物にいけなかった、自分の中でルールを作ってしまうとできなかったことに対して罪悪感を持ってしまいます。ケースバイケースで、その日にできることをしていきましょう。
ワンオペ育児で共働きするなら周りに協力を求めよう
ワンオペ育児で共働きの場合、お母さんは全てを抱えることになります。一時的な物ものではなく、ワンオペ育児で共働きの状態が数年続いていくのであれば、実家と連携をとったり、家庭で協力し合うことを話し合ったり、一人で抱える負担を少しでも軽減できるようにしてください。
旦那と家事を分担する
ワンオペ育児で共働きなら旦那と家事を分担しましょう。手伝って欲しいことを伝えても手伝ってくれなかったり、動いて欲しいのに動いてくれない旦那にモヤモヤすることのないように、ゴミ出しやトイレ掃除等、旦那にできる家事の分担をあらかじめ提案しておきましょう。あらかじめ分担しても旦那の家事が続かないことが予想できる時は、自分のことはなるべく自分でしてもらう、これ以上の家事が増えないようにお願いしましょう。洗い物を頼めないのであれば、食後に食器を置きっぱなしにしない、服は脱いだままにせず片付ける、自分のことは自分でするというように最低限ことはお願いして、家事を増やさないように協力してもらいましょう。
市の制度や取り組みを知っておく
ワンオペ育児で共働きの場合、誰かの手助けが必要になる時がありますが、市の子育ての制度や取り組みを利用することで救いになることがあります。子供が急な病気になったが仕事を休めない、そんな時に利用できる病児保育施設があったり、申請すればヘルパーさんを派遣してくれる取り組みがあったり、住んでいる地域によって上手く利用すれば見方になってくれる制度や取り組みがありますので調べてみましょう。もっと早く知っていれば良かったということにならないように、市のホームページ等をチェックしたり、直接相談に行って話を聞いてみてください。
子供を味方につける
ワンオペ育児で共働きなら子供を味方につけましょう。子供は少し大きくなると、片づけをお願いしたり、洗濯物を畳んでくれたりと子供にフォローをお願いできるようになります。旦那が不在、旦那が協力的ではないワンオペ育児だからこそ、一緒にいる子供を味方につけることを考えましょう。
お母さんと家事で競争する
子供が進んで家事をしてくれるように、お母さんとゲーム感覚で競争してみましょう。部屋のおもちゃをどちらが多く片付けられる?洗濯物をどちらが早くたためる?帰宅後、就寝前の親子の時間を利用して上手く家事を終わらせましょう。
お手伝いカードを作る
お手伝いカードを作ることで子供がお手伝いに協力的になってくれます。お手伝いをするとシールやスタンプでしるしをつける、何個か溜まるとお菓子が買ってもらえたり、お出かけができたり、ご褒美を用意しておくと子供のやる気もアップします。
ワンオペ育児で共働きの人は手を抜き諦めることをやってみよう
ワンオペ育児で共働きの場合、お母さんは多くのことを一人で抱えることになります。要領が良く上手く家事育児を行なうことができるお母さんばかりではないので、毎日全てを完璧にこなすことを求めてしまえば、自分で自分を追い込むことになります。どこかで手を抜くことや諦めることが大切です。できない時はしない、できる時に頑張るというようにメリハリを付けて、家事の負担を減らしましょう。
スーパーで買ってきたお惣菜や便利アイテムを利用する
ワンオペ育児で共働きの場合、晩御飯はスーパーで買ってきたお惣菜に頼りっきりで簡単な食事しかしていないお母さんが多く、そんなお母さんのほとんどが子供に対する罪悪感を抱えています。本当はしっかり栄養を考えたご飯を作ってあげたい、手料理を食べさせてあげたいという思いがあるのです。
お惣菜や便利グッズを利用することができたら、もう少しワンオペ育児で共働きのお母さんの気持ちが楽になるはずです。晩御飯の準備に追われバタバタイライラして晩御飯を食べるよりも、保育園でお母さんの帰りを待っていた子供と、たとえ晩御飯がお惣菜でも楽しく会話しながらご飯を食べられる方が良いのです。
買ってきたお惣菜で晩御飯を食べることは、栄養バランスのとれた晩御飯を作ることを諦めたとしても、子供と一緒に楽しく食事をする時間を手に入れられます。罪悪感を持つのではなく、その日に優先することは何か考えていきましょう。
常備菜を作る
仕事が休みの日や時間ができた時に常備菜を作っておきましょう。常備菜があることで、晩御飯を作る時の負担が減ります。常備菜を1品として出すことや、食材として利用する時に調理の手間がはぶけます。毎日の晩御飯を作る時に多めに作って冷凍しておくこともおすすめです。
スーパーの惣菜や即席ラーメンに頼る
スーパーの惣菜や即席ラーメンに頼ることでご飯を作る時間や、洗い物や片付けの時間が時短になります。仕事から帰宅してこの負担が減るだけでお母さんの気持ちが少し楽になります。
味付け済みの食材を利用する
すでに味がついている、すでにカットされている食材を炒めるだけでご飯が完成する宅配キットを利用したり、スーパーの精肉コーナーの味付け済みのものを利用することで、今日の晩御飯は何にしよう、どんな味付けにしようと悩む時間をカットできます。クタクタで帰宅しても、何も考えずに炒めるだけで完成するので疲れているお母さんにおすすめです。
掃除の回数を減らす
仕事で疲れている時は、思い切って掃除の回数を減らしてしまいましょう。平日は最低限の掃除をして、休日にしっかり掃除をする、掃除機をかける時間がなければ、モップだけでもかけておくなど、時短につながる掃除の仕方を見つけておきましょう。
家電に頼る
今は子育てママの味方になってくれる家電がたくさん出ています。洗い物を食洗機に任せることで食後の休憩タイムを作ったり、他の家事をする時間に当てることが可能です。
換気扇や暖房器具の大型の大掃除は業者に任せる
こまめに掃除する時間がないからこそ、思いきって定期的にシーズン前に業者に頼むことで掃除の手間がはぶけ、自分でするより綺麗な状態にすることができます。
買い物はネットや宅配を利用する
食事や日用品はネットスーパーや宅配を利用することで、事前に献立が決められたり、仕事後に買い物へ行き、重たい荷物を抱えて帰宅することがなくなります。
ワンオペ育児はこれだけは譲れないというものを作っておく
ワンオペ育児で共働きを乗り切るために、これだけは譲れないというものを作っておきましょう。仕事や家事や育児に追われて自分のことは二の次になってしまうお母さんも、これだけは譲れないという何かを作っておくと、気持ちが休まります。休日はゆっくりお風呂に浸からせてもらう、たまには美容院へ行き美容の日を作る、子供が寝たら自分の趣味の時間にする等、譲れない何かを持っていることで、ストレスが緩和されたり、それを楽しみに頑張ることができます。
ワンオペ育児で共働きをするなら心に余裕が持てるようにしておきたい
ワンオペ育児だけでも大変なことなのに共働きのお母さんはどのように両立しているのでしょうか。実際は両立できていると答えるお母さんより、家事を諦めて何とか両立させている、両立できていないまま毎日が過ぎているというお母さんの方が多いです。
その日できないことは諦めて、たまには元気で動ける時の自分に託す、時間があり元気な時は明日の自分の為に家事の負担を減らしてあげると柔軟に考えてみてください。
育児や家事は、自分の体調や子供の機嫌等で毎日できることが変動するものです。1日単位で家事を終わらせることを考えるのではなく、少し長めの期間で家事を考えると少し心に余裕ができます。
ワンオペ育児で共働きのお母さんの不満
ワンオペ育児で共働きのお母さんはどのような不満を抱えているのでしょうか。仕事と育児と家事の両立が上手くいかない不満や、旦那と公平でない立場に不満を抱えているお母さんが多くいます。
- 子供が体調を崩すと仕事を休むのはいつも自分だ
- 晩御飯まで手が回らず惣菜に頼りっぱなしだ
- 自分が動くしかないので育児家事を頑張っているのに旦那に仕事が楽なのだと思われている
- 帰宅後ゆっくり休みことも座ることもできない
ワンオペ育児で共働きの為にお母さんが諦めたもの
ワンオペ育児で共働きで仕事から帰宅後、家事と育児に追われるお母さんが諦めたものは何でしょうか。本当はもっとこうしたいのに!という理想の思いを持ちながらも現実とは違っているのが現状です。
- 湯船にゆっくり浸かること
- ご飯を作ることを諦めた
- 掃除の回数を減らした
- 自分の時間より睡眠を優先
- 洗濯物を畳むのを辞めた
- 買い物に行くのを辞めた
- 朝洗濯物を干すこと
ワンオペ育児で共働きをするなら会社とよく話し合ってから復帰する
ワンオペ育児だから共働きができないのではないかと心配しているお母さんは多いです。子供が幼稚園等に入る歳になり、そろそろ外へ働きに行きたいと思っていても、ワンオペ育児の現状では仕事と家事と育児の両立ができるのか分からず、働きにいくことができないのではと考えてしまいます。
働きにでる理由は様々ですが、まだまだ女性が働くことには負担が多いのが現状です。周りの協力や理解もを得て上手く働くことができるように計画しておくことや、自分が無理なくできる仕事を選択することが大切です。育休から復帰して戻る場合は勤務時間や、勤務場所について上司と相談した上で戻ることが理想です。
つらい時は旦那に悩みを相談する
ワンオペ育児で共働きのお母さんは、仕事が終わり保育園へお迎えに行き、帰宅後一息つく暇もなく育児や家事に追われます。ご飯の用意、お風呂、洗い物、寝かしつけをする頃にはふらふらになっていることも多いでしょう。そんなときは、悩みを旦那に相談してみることも必要です。フルタイムの仕事や家事で疲労が溜まりキャパオーバーになってしまう前に、声を上げてください。
ワンオペ育児で共働きするなら大切なものを考えよう
ワンオペ育児で共働きのお母さんの負担が心配されています。ワンオペ育児で、自分一人で育児や家事を行なっているお母さんが、更に仕事を持つことで、疲労やストレスが溜まったり、体調を崩してしまうことが多いからです。
ワンオペ育児で共働きの場合、思い切って今までのキャリアを捨てて転職したことが正解だったというお母さんがいることから、自分や家族にとってベストな形を探すことが大切です。築き上げてきたものを手放すことはとても勇気のいることですが、フルタイムの働き方を変えたり、転職したことで、心に余裕ができたり、家族との時間が増えた結果、正解だったという例が多くありますので、体や心に限界が来る前に一度働き方を見直してみましょう。
ワンオペ育児で共働きのお母さんは常にキャパオーバーの状態です。自分の体調や子供の体調、仕事の内容、天候でも左右される家事、毎日同じではなく変化のある日常をどう乗り切っていくのか、子供や家族との大切な時間を無駄にすることなく、それぞれの家庭に合った形をさがしていきましょう。