おもちゃ収納の悩みは子育て中の永遠のテーマ!
子育て中のご家庭で、おもちゃが1つもないというところはないでしょう。滑り台や自宅用ブランコなどの大型のおもちゃはなくても、おままごとセットやミニカーなどの小さなおもちゃがたくさん置いてあるおうちも珍しくありません。
1人遊びや兄弟同士で遊ぶ時には大いに役立ってくれるおもちゃですが、散らかり放題散らかってしまうアイテムなので、片付けの手間が増えてしまうというデメリットがあります。子供に手がかかってしまうので、おもちゃの片づけは後回しというご家庭も少なくありません。
そこで今回は、誰でも簡単にできる【おもちゃの収納術】というテーマでお伝えしてまいります。おもちゃの収納で悩むお父さん、お母さんは多いですよね。子育て中は永遠のテーマと思われがちな、おもちゃの収納をパーフェクトにこなしていきましょう。
子育て家庭の悩み!みんなおもちゃの収納どうしているの?
子育て家庭の永遠のテーマである「おもちゃの片づけ、収納」。世の中のお父さん・お母さん達は、みんなどのように収納しているのでしょうか。まずは、子育て中のお父さん、お母さんたちとおもちゃ収納の悩みを共有していくことにしましょう。
子育てでいっぱいいっぱい!おもちゃ収納の悩みはこれ!
きっとこの記事を読んで下さっているお父さん、お母さんたちは、どうにかして散らばったおもちゃを整理整頓したいと考えているはずです。散らかっていることに何の違和感も覚えない人ではなく、収納や片づけに意識が向いているだけで、まずは合格です。さて、世の中のお父さん・お母さん達と悩みを共有しましょう。
- 洋服収納が優先されて、おもちゃの収納スペースをなかなか確保できない。
- おもちゃを収納しても、翌日にまた引っ張り出してくるから、意味がないように思える。
- 何が何だか分からなくて、収納どころではない。
- おもちゃを片づけると子供がわめくので、なかなか収納出来ない。
- そもそも収納スペースがない。
- おもちゃの収納グッズを買っても、うまく活用出来ない。
0歳と4歳の現役ママの筆者は、おもちゃの収納まで手が回りません!
0歳と4歳の現役ママである筆者は、子育てと家事をしながら、自宅でライターとして働いています。ですから、毎日本当に時間がない!基本的な主婦のデイリー業務をこなしながら、その合間にお仕事をさせていただいておりますが、夫と4歳児のごはんとお弁当、0歳児の離乳食・おむつ替え・ミルク・お着替え、掃除に洗濯などを毎日こなしていくのが精いっぱいで、正直おもちゃの収納や片づけまで手が回りません。
先日夫の両親が自宅に来て「どうしてこんなにおもちゃが散らかっているの?収納スペースは無いの?」とやや嫌味っぽく言っていましたが・・・収納してもすぐに散らかるし、そこまで手が回らないのよって心の中で叫んでいました。おもちゃの収納スペースが無いと伝えた私の前に、また新しいおもちゃをドカンと置く義両親。買って頂けるのはありがたいのですが、また収納スペースに困ってしまいました。
本当はこんな風にしたい!ママ達の理想のおもちゃ収納をリサーチ
子育て中は、自分の理想と現実とのギャップに落ち込んでしまうことも少なくありません。雑誌に載っているようなキレイなママになりたいのに、現実は髪を振り乱してスッピン&ジャージで必死の子育てをしている。また、ハワイアンテイストのお部屋にしたいのに、現実はハイビスカスの造花がふにゃふにゃになって落ちているという、悲惨な状態であることも珍しくはありません。
おもちゃ収納にも、同じようなことが言えます。頭の中では、いつもおもちゃがキレイに整理整頓されていてステキなお部屋がイメージされているのに、現実はおもちゃが散乱していて、ゴチャゴチャのお部屋になっていて、ウンザリしてしまうこともあるでしょう。「どう頑張っても無理だろうけど、私の理想はこれ!」というお父さん、お母さんの理想のおもちゃ収納をリサーチしました。
心の中では、こんなおもちゃ収納に憧れています!
- 子供が、自分でお片付けをしやすいおもちゃ収納スペースが欲しい。
- 大型のおもちゃが目立たないように収納したい。
- 年子の男の子兄弟だから、おもちゃの散らかり具合が半端ない。
- おもちゃを分類分けしたいの。
- 収納にあてる時間が無くても、パパッとできる収納術が知りたい。
- できるだけお金をかけずに、オシャレなおもちゃ収納スペースを確保したい。
- 見た目がゴチャゴチャしない、オシャレでスマートな収納方法が知りたい。
理想と現実のギャップに悲しくなることがあろうとも、理想が無ければ、それに向かってアクションを起こすことはできません。「あーあ、こんな風におもちゃを収納したいのになぁ」と思うことも、大切だというわけです。
子供が自分でできる「おもちゃ収納」を考えよう
人間に与えられている時間は、1日につき24時間です。0歳と4歳の現役ママである筆者は、正直24時間では足りないくらい、毎日ドタバタしています。だからと言って、1日50時間にして欲しいかというと・・・そうでもありません。だって、体力が持ちません。
最近は仕事と家事、子育ての両立にヘトヘトの毎日が続いているので、どうしてもおもちゃ収納は優先度が低くなってしまっている状況です。あまり良いことではありませんが「おもちゃがきちんと収納されていなくたって、誰も困らないわ」が、最近の私の口癖になっています。
片づけまで手が回らない!子供に助けてもらうのだ!
「パパは仕事で家を留守にしがち。だから、家事や子育ては私がするしかないんです」というお母さんも少なくありません。特に実家が近くにない場合は、お母さんの精神的・肉体的な負担は大きくなってしまいます。
そこで、頼りになるかどうかは分かりませんが、子供を頼ってみましょう。しかしながら「おもちゃ片づけてよ!」「ちょっとはママに協力したらどうなの?」などと言っても、正直無駄です。子供が親から言われた通りに動くのは、初めの数回だけです。
自分からやる気にさせなければ、片づけや収納なんて面倒なことは、なかなか続きません。筆者の4歳の息子の最近の口癖は「めんどくちゃーい」ですから、子供のやる気をお父さん・お母さんが引き出して、やる気にさせなければいけないのです。
子供がおもちゃ収納を手伝いやすくなるポイントは?
お父さん・お母さんだけでおもちゃの収納を完璧におこなうのは、ちょっと荷が重いです。さて、子供が率先しておもちゃのお片付けや収納を手伝うためには、どうすれば良いと思いますか?答えは、お父さん・お母さんが「子供がおもちゃ収納を手伝いやすくなる環境を作ること」です。使ったおもちゃは、きちんと収納するのだと子供に意識をさせましょう。
1.おもちゃを分類分けさせてみよう
子供ができるだけ簡単におもちゃ収納をするためには、おもちゃを分類ごとに分けておくという作業を、はじめに済ませておくことが大切です。我が子はおもちゃを片づける際に「どこにしまえば良いのか、わかんなーい!」と散らかり放題のおもちゃを目の前に叫んでいることが良くあります。
そこで、簡単に収納できるように、おもちゃを分類分けする作業をしていくのです。ミニカーやプラレールなどの乗り物系おもちゃ、ぬいぐるみ、戦隊ヒーローもの、スーパーボール系のおもちゃ、その他のおもちゃなどに分類させてみましょう。そうすることで、子供が片づける時に感じるストレスを軽減することができるのです。
2.子供の手が届くところにお片付けスペースを設けよう
子供がおもちゃ収納をしやすくするためには、子供の手が届くところにお片付けスペースを設けるのがポイントです。3歳~5歳の子供は何かをしようとする時に、うまくいかないことがあるとすぐに癇癪を起して「もうやだ」「やりたくなーい」と投げ出してしまうことがあります。
ですから、お父さん・お母さんは少しでもストレス緩和に努めることが大切です。おもちゃの収納スペースを設ける時に、大人の目の高さにおもちゃ箱や片づけの棚を設けるのではなく、あくまでも子供の目の高さに合わせることをおすすめします。
3.遊ぶ→片づけるを定着させよう
筆者の息子を通わせている幼稚園では、遊んだ後に片づけの時間を5分程度設けています。「先生、5分で片付くんですか?おもちゃバラバラですよね」と聞いたところ、「5分という短い時間でないと子供たちの集中力は持ちませんし、競争心を煽ることで意外と片付いてしまうのですよ」とのことでした。遊んだ後は、片付けの競争だと子供達に定着させているように見えました。
その流れを繰り返しているうちに、何だか散らかっている状態に違和感を覚えるようになり、片づけないと次に進めなくなるという良い習慣がついてくるはずだとお持てるようになるいうことです。
でも、すぐに習慣がつくわけではありません。あくまでも筆者の息子の場合ですが、幼稚園の先生曰く「○○君は、お片付けをしているうちに、また他のことに興味を持ち始めて、遊び始めてしまうんですよね~」とのこと・・・やんわり注意された印象を受けた私です。
自宅では、面倒くさいから遊びっぱなしにしている時もありますし、私が無言で片づけてしまう時も多いので、自分なりに反省をしました。面倒なことでも子供にチャレンジさせてみること、それが子育ての基本というわけです。
4.お片付けをしたら、思いっきり褒めてあげよう
おもちゃの収納を手伝ってくれたり、自分から率先してお片付けをしてくれたときには、思いっきり褒めてあげましょう。どんなに収納することに慣れてきても、褒められると毎回嬉しい気持ちになるものです。ですから、お父さん・お母さんが「きちんとお片付けしなさい」と言った以上は、「よく頑張ったね。○○くん、収納もばっちり」と褒めてあげてください。
おもちゃの収納をお父さん・お母さんの手だけで完璧に行おうと思うのは、正直に言って無理があります。なぜなら散らかす本人に理解してもらわなければ、片づけては散らかすの繰り返しだからです。
おすすめしたい!こんなおもちゃ収納術はいかが?
「収納が得意だったら、今ごろこんなに困っていないわよ!」というのが、お母さんたちの本音でしょう。収納が得意な人と得意ではない人の大きな違いは、やる気があるのかというところと、収納の仕方を分かっているのかどうかということです。そこで、簡単にできるおもちゃ収納の方法を伝授していきます。
100均ボックスで分類分けを手軽に!簡単おもちゃ収納
100円均一のボックスをいくつか購入して、おもちゃの分類分けに使用すれば、とても便利です。袋に収納するよりも、ボックス収納の方が見た目もスタイリッシュです。「大きなおもちゃ収納ボックスを購入したら、部屋が狭くなった」というママもいますが、100均のボックスなら、その時々の生活スタイルに合わせて、簡単に置き換えることができますのでおすすめです。
急ぎの時のために、何でもボックスを常備
この時、何でもボックスを1つ準備しておくことをオススメします。「これ、どこのボックスに収納して良いのか分からない」「急いでいるから、とりあえず片づけておこう」という時に、おもちゃを一時的にしまっておくボックスなのです。
ガチャポンのおもちゃは瓶に入れて、魅せるおもちゃ収納
ガチャポンでゲットしたおもちゃは、他のおもちゃに比べてやや小さ目です。ですから、お部屋のあちらこちらに散らばっていたり、赤ちゃんがいつの間にか口にしていたりと非常に危険です。我が家には0歳児がいるので、ガチャポンおもちゃにはとても警戒しています。ですから、100円均一で大きめの瓶を購入して、お菓子のように入れておきましょう。瓶は、魅せる収納にはもってこいのアイテムです。
展示スペースを設けたり、大きなおもちゃはローテーション出す
その他にも、おもちゃの収納術はあります。戦隊ヒーローものは展示スペースを設けて、いつでも眺められるようにする。ジップロックでおままごとの食材を簡単収納する。大きなおもちゃは1ヶ月に1つ出すようにして、後は納戸収納しておくなどの収納アイデアをお試しになってはいかがでしょうか。
おもちゃ収納は親だけがするべきではない!子供と一緒が基本
今回は「おもちゃの収納」というテーマでお話しました。おもちゃの収納はお父さん・お母さん達だけが頑張ることではありません。子供達も一緒に収納を楽しむことが大切です。日々生活をしていく上で、常に収納を意識していけば、お部屋の中におもちゃが散乱してどうしようもないという状態は避けられるでしょう。
高い収納グッズを購入する必要はありません。安いグッズでも少しの工夫で、とても便利なグッズに変身します。ぜひ、今回ご紹介した収納アイデアを参考にして、自分なりのおもちゃの収納術をみにつけてください。