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掃除嫌いの克服法

掃除嫌いを克服しよう!今日から変える意識と生活習慣

掃除嫌いの人にとって、毎日の掃除は苦痛な時間。でも、少しだけ意識と生活習慣を変えれば、楽に片づけることができるのです。そこで今回は、掃除嫌いの人に試して欲しい簡単お掃除法と、意識チェンジ法をご紹介します。

掃除嫌いを克服しよう!今日から変える意識と生活習慣

料理・洗濯・掃除・お風呂掃除・トイレ掃除など、日々しなければならない家事はいくつかありますが、その中でも掃除が嫌いという人は少なくありません。特に子育てをしていると、いつもお部屋の中が洋服で散乱していたり、片づけてもすぐに物で溢れてしまって、毎日の掃除に苦労することが多いでしょう。

そもそも掃除が嫌いで、できることなら掃除をしたくないという人もいます。そこで今回は、掃除が嫌いな方に役立つ内容になっています。子育て中のご家庭ですと、なかなか掃除に手が回らないこともあるでしょうが、意識と生活習慣を変えれば掃除嫌いを克服することができます。一緒に確認していきましょう。

掃除嫌いな人の共通点とは?

「掃除が嫌い」という人に、どうして嫌いなのか理由を聞いても、答えられないことがほとんどです。嫌いなものは嫌いなわけですから、本人は自覚していないパターンが多いのです。しかしながら、掃除が嫌いという人には共通点があります。

共通点1.散らかりきってから掃除をする傾向がある

掃除が嫌いな人は、掃除をするタイミングを逃している傾向があります。掃除をしなきゃなぁと思った時に「でも、まだ大丈夫か」「あとで片づけよう」と後回しにしてしまうことが多く、完全に散らかりきってから掃除をする傾向があるのです。

部屋が完全に散らかった状態になってしまうと、当然片づけるのも大変ですし、時間もかかってしまいます。そのような状態を片づけるためには根気とパワーが必要ですから、どうしても掃除をするのが億劫になり、掃除嫌いへと進展してしまうのです。

共通点2.完璧を目指そうとする

掃除嫌いの人に限って、掃除を完璧にしようとする人も珍しくありません。「やるからには、ホコリ1つ残したくはない」「テレビの裏まで完璧に掃除をしたい」と思ってしまうのです。完璧を目指そうとすると、当然掃除に費やす時間も多くなりますし、手間や労力もアップします。掃除嫌いの人に限って、掃除に完璧を求めようとする傾向があるのです。

共通点3.掃除用具が揃ってない

掃除が嫌いな人の中には、「どのようにして掃除をすれば良いのか、分からない」という人も少なくありません。もしかして、掃除道具が揃っていないのではないですか。掃除をしようと思った時に、道具が揃っていないと、なんとなく掃除をする気持ちが盛り下がってしまいます。

そのような状態が続いていくうちに、掃除嫌いに拍車がかかってしまいます。掃除嫌いだと自覚している人こそ、きちんと掃除道具を揃えることをオススメします。最近は、とても便利で面白いお掃除グッズがたくさん発売されています。形から入ってみると、案外お掃除が楽しくなります。

共通点4.物で溢れている、捨てられない

掃除が嫌いな人のお部屋の特徴の1つに「物が多い」ということが当てはまります。お部屋の中が物で溢れていると、片づけるのにも時間がかかりますし、見た感じもスッキリしないので片づけた気持ちにならないのも分かります。部屋中に物が散乱していて、どれを使うのか捨てるのかがハッキリしていない状況では、掃除をしたくなくなるのです。

共通点5.「あとでしよう」が口癖

掃除嫌いな人に共通しているのが、後回しの癖です。「あとで時間のある時に、まとめてするから」「あとでしよう」が口癖となって、結局散らかり放題で手が付けられなくなる状態になってしまうのです。

筆者も「あとでしよう」が口癖でした

この記事を書いている筆者自身も、あまり掃除は好きではありません。散らかっているのは分かっていても、ついつい「あとでしよう」と思うのが大得意でした。

でも、結局後でする時間なんて作り出すことができません。掃除をしようかな・・・と思っているタイミングで0歳の娘の授乳やオムツの取り換え、4歳の息子は片づけるそばからおもちゃをどんどん刺していくという状況になり、あっという間に足の踏み場もないくらい物で溢れていきます。そのような毎日を送っている私には、分かります。あとで掃除をしようと思っても、なかなかできるものではありません。

掃除嫌いな人は意識改革をしよう

自分は掃除嫌いだと自覚があるのなら、苦手を克服できる余地は十分にあります。まずは、掃除に対する「意識」を変えていきましょう。意識を変えていくことが、掃除嫌いの克服にどのような影響を与えていくのか見ていきます。

意識改革1.物を捨てる勇気を持とう

物を捨てることができないというのが、掃除嫌いな人の共通点の1つです。「これ、まだ使えるわ」「念のため取っておこう」という気持ちが心の中にあると、あまり必要のない物も捨てることができずにどんどん溜まっていき、場所を取ってしまうことになります。物があればあるほど片づけるのも大変になりますから、掃除嫌いを克服するためにも、物を捨てる勇気を持ちましょう。

捨てる努力をしています

ケチな筆者も出来るだけ物を増やさないで捨てる努力をしています。洋服を捨てる時には、「いつか着るだろう」「痩せたら着よう」という物はすべて処分するように心がけていますし、子供が幼稚園で作ってくる作品も「母の日」や「父の日」「クリスマス」など、イベントごとに作ってきた物以外は、キリが無いので2か月くらい保管したらさりげなく処分するようにしています。

最初は1つ1つ思い出ですし、子供も頑張って作ったのだからと保管していましたが、もう置き場所もありませんし、掃除嫌いの私の手間を増やすばかりでしたので、思い切って処分することにしました。

意識改革2.使ったものを元に戻すようにする

掃除や片づけをまとめてしようと思うから、大変になるのです。掃除嫌いだからこそ、常に頭の中に掃除の2文字を入れておいて、細々とした片づけを行うようにしていくことをオススメします。

ポイントは「使ったものは元に戻す」です。後でまとめて片づけるのが大変なら、使ったものはすぐに元の場所に返すようにしてください。元に戻すことだけを念頭に置いておけばいいので、これなら掃除嫌いの人でも毎日続けることができます。

息子にも協力してもらっています

4歳の息子は本当にやんちゃ盛りで、なかなか片づけをしてくれません。整理整頓も少しずつ教えているのですが、筆者は最初から多くを望むことはやめました。

まずは「使ったものは元に戻す」ということに力を入れて、元に戻さないものは容赦なく没収するようにしています。掃除が嫌いな筆者にとって、自分1人で片づけをおこなうのは大きなストレスです。そこで、息子にも協力をしてもらっています。

意識改革3.自分は掃除が苦手だと思い込まない

家族や友人などの近しい人たちから部屋の汚さを指摘されたり、整理整頓できない自分にウンザリしてしまうと、どうしても自分は掃除が苦手なのだと思い込んでしまう人も少なくありません。

きちんと掃除が出来ないわけではないのに苦手意識が強くなると、人間は不得意なものを避けてしまいがちになるので、掃除をしなくなってしまうという場合もあります。ですから、自分のことを勝手に、掃除が苦手だと思い込まないで下さい。

意識改革4.掃除は毎日しなくてもいい

掃除に対してストイックに考えすぎていませんか。掃除を毎日しなければならない、毎日ピカピカに磨かなくちゃと、掃除に対してストイックに考えるのは止めましょう。

掃除を毎日しなくても、生きていけるのです。1日くらい掃除をしなくても、何も問題はありません。掃除が嫌いな人に限って、掃除を毎日しなければいけないという使命感に駆られていることが少なくありません。掃除嫌いを克服するためには、掃除に対してハードルを上げ過ぎないことが大切です。

掃除と整理整頓をごちゃまぜにしていませんか

散らかったおもちゃや子供たちの洋服を整理整頓するのは、お父さんやお母さんのデイリー業務です。しかしながら、それはあくまでも整理整頓。暮らしていく環境を整えるのは毎日小まめにおこって頂きたいのですが、テレビ台を拭く、水拭きをするなどのお掃除に関しては、毎日一生懸命する必要はありません。整理整頓と掃除をごちゃまぜにしていると、掃除に対して大変なイメージが強くなり、掃除嫌いになってしまうのも無理がありません。

掃除嫌いのお父さん・お母さんはマイルールを決めよう

掃除嫌いのお父さん、お母さん。子供がいると汚いままで過ごすというのはできませんので、ぜひおうちオリジナルのマイルールを決めて、掃除をもっと気軽にできるようにしてみてください。子供達にもしっかりと情報を共有して、出来るだけみんなで掃除や整理整頓に取り組みましょう。

ルール1.きちんと役割を決めよう

「もう、どうしてしてくれなかったの?」「出来る方がすればいいだろ」という会話が夫婦の間で飛び交うのは、決して珍しくはありません。どちらか気づいた方が掃除をするというスタイルだと、そうしても人任せになってしまうので、喧嘩の引き金となってしまいます。

結局、どちらかの負担が大きくなっていくごとに不満が溜まり、掃除が嫌いになってしまうことがあり得るのです。そこで、トイレ掃除はお父さん、キッチン周りのお掃除はお母さんなど、きちんと役割分担をしていくことをオススメします。

ルール2.掃除をする時間を決めよう

「よし、今日の空いている時間で掃除をしよう」と思っても、空いている時間ってありそうでないものです。そこでオススメするマイルールは、1日の中で掃除をする時間帯を決めることです。朝の15分、昼食後の10分、寝る前の5分など短時間でも良いので、掃除をする時間を決めておくと毎日掃除をしやすくなります。

ルール3.日曜日の予定に掃除も入れてみよう

「今週の日曜日は家族でどこにいこうか?」と予定を決めるのはワクワクします。その予定に、掃除も加えるようにしてください。お出掛けはお掃除の後でと決めておけば、毎週のルーティーンになって面倒だと感じにくくなるはずです。

ルール4.面倒くさいは禁句にしよう

「掃除って面倒くさい」という言葉を家族の誰かが発しただけで、掃除をするやる気が少なくなってしまうものです。面倒くさいと感じても、せめて掃除をしている時間だけは発しないことが大切です。1人で掃除をする時も、誰かと一緒に掃除をする時も、面倒くさいという言葉はやる気を失くす言葉なので言わないように注意しましょう。

掃除嫌いの人にオススメの簡単お掃除グッズ!

掃除嫌いの人にオススメの簡単お掃除グッズをご紹介していきます。何事も1人で頑張りすぎると嫌になっていくものです。そこで、少しでも日々のお掃除が楽に、簡単になるものをどんどん活用していきましょう。

消しゴムみたいに汚れを消せる!メラミンスポンジ

100円均一でも購入可能なメラミンスポンジは、「メラミン樹脂」を原料としたスポンジです。メラミンスポンジに水をたっぷりと含ませてこすると、摩擦によって汚れが落ちやすくなります。ステンレスの蛇口や洗面台の黄ばみやくすみなどの解消に効果が期待されます。

ゴシゴシ・キュッキュッと汚れを落としていくことができるので、お掃除方法もとても簡単です。自分で好きなサイズに切るメラミンスポンジもあれば、すでに切れているタイプもありますので、ぜひお好きな商品をお試しになってみてはいかがでしょう。洗剤なしでキレイに磨き上げることができるので、気が付いた時にササッとできるのが嬉しいです。

掃除嫌いは克服できる!頑張りすぎないのがいい

掃除嫌いは克服できます。掃除が苦手だからこそ、頑張ろうと思う必要はありません。1日くらい掃除をしなくたって健康上の問題はありませんし、毎日コツコツとできる掃除をしていけばよいのです。最近では、とても便利なお掃除グッズもたくさん販売されているので、ぜひ試してみてください。