子供のホワイトデーのお返しはどうしてましたか?
息子がバレンタインデーに貰ってきた可愛いチョコレート。好きな子から貰えたと大喜びの息子を見て、微笑ましいと思いつつ「ホワイトデーのお返しどうしよう…」と考えてしまいます。
大人だったら3倍返しなんて謎ルールがあったりし、高ければ高いほどお返しした女性は喜んでくれるでしょうけど、子供の場合は金額が高過ぎる物だと、相手の親御さんに余計な気を使わせてしまいそう。
金額の平均相場を確認するためにも、息子さんがホワイトデーのお返しをしたことがあるママさんから体験談を伺ってきました。
ホワイトデーのお返しは手作りのお菓子が良い?
小さな女の子がバレンタインデーに渡す場合、かなりの確率で手作りチョコレートが多くなります。手間暇かけて作ってくれたチョコレートのお返しが、市販のクッキーだとちょっと寂しいです。何より貰った息子さんが自ら「手作りでお返ししたい」という子が多いという結果が見えてきました。
もちろん、初めて作るお菓子作りで上手く作れないかもしれませんが、ちょっと歪なクッキーも努力の証ってことで、相手の女の子は喜んでくれますし、相手の親御さんの反応も良いです。
ホワイトデーのお返しの定番と言えばクッキーですが、チョコレートやカップケーキ、マシュマロなど様々。作り安さでいえばクッキーですが、ネットや本で簡単レシピを調べられるから、ちょっと手の込んだお菓子を作ることができます。
お菓子と一緒に何かを渡した方が良い?
大人だとお菓子以外の物によるお返しがメインとなりますが、子供の場合はお菓子のみでのお返しが主流です。ママ友間で、お菓子のみでお返ししようとローカルルールを決めているという人もおり、金銭的な負担よりも気持ちが大事というのが良く伝わります。
お菓子に添えて手紙を渡したり、文房具やハンカチに髪留めなど、可愛い雑貨と一緒にあげるという人もおります。もちろん、相手の負担にならないような高額な商品ではなく、女の子が好きそうなキャラクター物がベスト。
ご近所のおば様に人気の男の子の親御さんの場合は、蒲鉾やドレッシングなど、料理に使える実用的なお返しが好評とのことですので、おば様キラーな息子さんをお持ちのママさんは参考にして下さい。
ホワイトデーにかける金額の平均は?
年齢にもよりますが、小学生までなら500円から1000円の間が相場です。お菓子の材料が家にある場合はあまり金額をかけずに済みますが、息子さんが作るのを手伝う手間があります。でも、一生懸命人のために何かを作っている息子さんを見て、微笑ましく思うママさんばかり。
お返しを貰う女の子の立場に立って考え、ママはあまり手を出さないという意見が多かったです。
何をお返しするか母親が口出ししますか?
気恥ずかしさから母親に「お返しを買ってきて」と、頼む男の子もおりますが、女としてはできれば自分で考えてお返ししてもらいたいですよね。
「子供だから何も買ってあげられないから四葉のクローバーをあげたい」なんて、ちょっとドキッとするような男の子もいて、子供ながらに考えることができますから、相談には乗ってあげて、助言する程度に留めておいて、息子さんが考えた方法でお返しするように促してあげましょう。
子供のホワイトデーを見守ったママさん体験談
5歳から18歳までの息子さんをお持ちのママさんに伺ったホワイトデーのお返し体験談。初めてのホワイトデーで悩んだママさんもいれば、毎年の恒例とされているママさんもおりますので、来年のホワイトデーに悩まないようチェックしておきましょう。
手作りでお返し派
我が子ながら感動
るんばばーん 29歳
バレンタインに、好きな女の子からチョコがもらえて大喜びで帰宅した小1の息子。相当嬉しかったのか、その日からずーっとお返しのことを考えていました。ホワイトデーなんてちゃんと教えたことがなかったのに…「不思議だな、どこで覚えてきたのかな(笑)」。喜んで舞い上がっている息子がかわいくてかわいくて。私には何も言わず、ひとりでその子のために考えていたみたいです。
ホワイトデーが近づいてきて、なにをあげるの?と問いただすと、なんと。「僕はまだこどもだから、お金で何か買ってあげれない。だから、気持ちが伝わる四葉のクローバーをあげたい。」というのです。
私ビックリ。「なんていい子!」と思ってしまいました。ですが、我が家の住まいは北海道…ホワイトデーの時期はまだ雪があり、とても四葉のクローバーを探せる場所はありませんでした…なので、きれいな色の折り紙で、四葉のクローバーの貼り絵をプレゼントしていました。
今時の子供なのに、お金で何かをあげず、一生心に残るプレゼントをあげた息子に感動してしまった母でした。
私が主導で
滝川さゆり 40代後半
10歳の息子は、どちらかといえばボーとしたタイプ。バレンタインデーに同じマンションに住む女の子二人から、それぞれ手作りのチョコをもらってきたのですが、「母さん、もらったよ」と、私に渡すような子です。
もし、何も私が言わなければ、恐らく何もしないので、「ホワイトデーのお返し、どうする?お母さんが焼いたクッキーでいい?」と、私が促しました。同じマンションに住んでいて、母親同士も知った仲なので、私の方が気を遣いました。
子供には、お返しの意味や大切さなどを説明し、私が、量的に同じくらいで、相手が負担に思わないようなクッキーを作りました。来年は、子供に「どうする?」と聞いて、子供にも考えさせたいと思います。
初めての手作りホワイトデーギフト
ながつき 30代前半
7歳の息子がお友達からバレンタインに手作りチョコをもらいました。その一年前、6歳の時も同じお友達からもらっていて、その時は市販のお菓子を一緒に買いに行きお返しとしてプレゼントしたのですが、今回は「僕も自分で作りたい」と希望したので一緒にクッキーを焼くことに。
簡単に作れるレシピを探し出し、クッキー自体は家にある材料で作ることが出来たため、ラッピングやデコレーション用のチョコペンを追加購入しました。500円を予算にラッピンググッズを購入。
息子自身がお小遣いから出すというので半額払ってもらいました。焼きあがったクッキーにチョコペンで絵や、ありがとうの文字を書き込み冷ましてから丁寧にラッピング。多少歪になっていても、息子の気持ちを尊重し手は貸さずにそのままお友達へプレゼントしました。
可愛いと喜んでもらえたようで、息子自身も満足のいくお礼が出来て嬉しそうにしていたのが印象的なホワイトデーでした。
料理にも目覚めた息子
しゅんしゅん 30代後半
10歳の息子のホワイトデーのお返しにかかった金額は、なんと総額で3000円。「僕も手作りでお返ししたい」と息子が言い出し、最初は喜んでいたんですけど、結果的には意外な出費でした。
息子と2人でインターネットや料理本で、簡単に作れて美味しそうなクッキーの作り方を調べました。さらに、市販のクッキーを色々と実際に見て回り、「どんなクッキーが可愛いかな?どんなラッピングにすれば見栄えがするのか?」などを研究しました。
ホワイトデーのお返しを選ぶポイントは、クラスの友達と相談させたうえで、子供の意見を尊重しながら、誰にどんなチョコレートをもらったのかを思い出しながら、どのくらいのものをお返しするのが良いのかを考えるように言いました。
これまで、料理には全く興味がなく食べるだけだったのですが、クッキー作りから料理に目覚めて、普段の手伝いも率先してやってくれるようになったのは予想外の効果でした。
ホワイトデーは毎年悩みのタネ
ようこ 30代後半
息子が2人います。上の子は幼稚園から小学校にかけての三年間、バレンタインデーにチョコをもらってきました。今は2年生です。貰ってきたチョコは手作りなので、ホワイトデーも手作りというのが暗黙の了解です。
食べ物以外は渡さないというのも、ママ友の間で何となく決まっています。沢山お返しをする子は高額になり負担になるからです。
うちでは簡単なクッキー、マシュマロを使ったポン菓子を固めたお菓子、シフォンケーキなどを作って渡しました。手作りだから1人200円くらいで済んでます。
ラッピングも100円ショップの物が多く、貰った方も渡した方も、お互い負担にならないように考えています。次回は一口サイズのドーナツを作って、いくつかまとめて可愛い紙コップに入れプレゼントにしようと今から考えてます。
お返しは毎年、手作りで
さな 44歳
ウチには18歳と16歳の息子が2人いるのですが、毎年女の子達から手作りのチョコレートやお菓子をもらってくるんです。家で母親の私もバレンタインデーの時には家族の為にチョコレートケーキを焼くのが毎年恒例で、お菓子を作るのにどれだけ手間が掛かって大変かということを知ってる息子達は「女の子達は手作りのお菓子をプレゼントしてくれてるのに、買って返すなんて失礼だ!僕たちも自分達で作って返したい。」というので、私に習いながら毎年悪戦苦闘しながら手作りでお返ししています。
作るお菓子はクッキーだったりチョコのカップケーキだったりするのですが、相手が女の子ということで可愛らしくパンダのクッキーにしてみたり、カップケーキもチョコペンや他の市販のお菓子を組み合わせてクマにしてみたりと、女の子が可愛いと思ってくれそうなデコレーションをしています。
とはいえ、普段チョコペンなんて使ったことがない息子たちにはかなり難しく可愛いというよりは不気味なものになってることも多いですけど…。それでもちょっとしたメッセージを添えるとそれなりのお返しになって、相手の女の子も喜んでくれてるそうです。
次回は手作り?市販のお菓子をお返し派
ホワイトデーは同額くらいのチョコレート
戸田恵子 38才
12歳の息子は、女子から手作りチョコレートを貰ってきました。プチサイズの可愛くデコレーションされたものでした。
初めは、手作りでクッキーを作ると言っていましたが、面倒になったのか、板チョコをもらった人数分買ってきてと頼まれたので、普通の板チョコを数枚買ってきました。こんなんでいいのかと聞きましたか、これがいいと。
渡した後、他の男子たちは、もっと高めのチョコレートを上げていたことが判明して、子供は「来年からはもう少し高めのものにするわ」と、話していました。
中には、ゴディバのチョコレートをホワイトデーにあげた男子もいたそうで、原価100円位のものをもらってそれは高すぎるのでは?と思います。基本、常識をあまり外していなければ、子供の意見を尊重したいと思っています。
初めて貰ったバレンタイン
るうママ 29歳
初めてバレンタインを貰ってきたのは小学校2年生の時でした。初めて貰ったので大喜びの息子。私的には複雑な気持ちでした。
「ホワイトデーのお返しは何にするの?」と聞いたら「クッキーにする」との事だったので予算は1000円ぐらいとし近くのスーパーまで買いに行きました。初めてのお返し選びは時間がかかりました。
息子は「これが良いかな?あれが良いかな?」と私に聞きながら選んでいました。だから、私は『自分がこれがいいって物にしなよ』とアドバイス。30分近く悩んだあげく息子は、600円ぐらいのクッキーを選び購入していました。
次は、一緒に手作りしてあげるのも良いかなとも思いますし、息子の意見を第一に考えて決めさせてあげたいです。
モテるのも、お返しに困ります。
もも 34歳
4歳になる長男は、4月生まれということもあり体も大きくお話も上手なので、幼稚園のクラスのムードメーカーです。今年のバレンタインは、幼稚園の女の子のお友達、習い事のお友達などから、10個もお菓子をもらってきました。
手作りのお菓子や購入したお菓子などがありましたが、色々悩んだ結果お返しは全員500円のクッキーにすることに。長男には、バレンタインにもらった女の子に、ありがとうとお礼を言ってクッキーを渡すことを説明しました。500円くらいがお返しの相場にちょうど良いかなと思いました。
まだ4歳なので、チョコレートを食べさせていない方もいると思ったので、賞味期限の長い、割と皆が食べれるであろうクッキーを選びました。
雑貨もお返し派
小さな息子のホワイトデーのお返し。
新緑 41歳
当時子ども園に通園していた、息子が5歳の年中の時のバレンタインデーの話です。当時の息子は、男女を問わず多くのお友達から好かれる存在でした。
5歳の年中というとお友達の中にはひらがなが書ける子もいたので、息子はときどきお友達からお手紙をもらって帰宅することもありました。
バレンタインデーの時、ある一人の女の子からチョコレートとお手紙をもらいました。息子はとても喜び手紙を大切にしていました。3月に入りホワイトデーが近づいた頃、息子が女の子に手紙を書きたいと宣言!手紙を書くこと事態初めてな息子は、便せんすら持っていませんでした。
息子と一緒に雑貨屋に行き便せんと封筒を選びました。息子が、女の子はどんな便せんの絵柄が好きなのだろうかと、一生懸命考えている姿がとてもかわいかったです。
お手紙と一緒に、お返しに200円程度のマシュマロを準備しました。ホワイトデーのお返しを女の子に渡した後、帰宅した息子が「とても喜んでた。ママありがとう!」と満面の笑みを見せてくれ、成長してるんだなって嬉しい半面、少し寂しかったのを覚えてます。
センス良く用意します。
さくたさく 40代前半
中学校1年生12歳の息子。バレンタインデーに手作りチョコレートを貰い帰ってきた時、二人でどれぐらいの金額か考えました。多分、材料代やらで1000円くらいと見積もり、年齢的にも500円くらいのお返しに決定。
私が雑貨屋で働いていたこともあり、息子から何かないかと聞かれ、喜んで提案しました。何を返していいのかさっぱり分からないとのことだったので、文房具類かハンカチ類かお菓子類のどれかにしようと、また作戦会議。
息子は何でもいいとは言いながらも、何になるかどんな風に仕上がるか気にしているようでした。きっと大切な子へのお返しだと察し、精一杯可愛くセンス良くなるよう選びました。
流行っていたスイマーの文房具とタオル・ハンカチをセットにして、透明の袋にリボンをかけた可愛らしいラッピングで仕上げました。
もしまたこういう機会があれば、年齢に合わせて考えます。毎回同じような感じにしないのが私のやり方です。
ホワイトデーで重視した点
makink 37歳
息子が小学校1年生6歳の時、女の子のお友達が手作りのチョコレートをくれ、お返しにはかなり悩みました。
できれば、私が全て選んで決めるのではなく、子供と相談して、相手のお子さんの好きなキャラクターなどを聞きながら、学校や習い事などで使える物でなおかつ金額があまり大きくならないよう物を探しました。
500円ぐらいまでを目安と私が想定し、息子の意見を主体に、チョコレートをくれた子が好きそうな鉛筆と消しゴムのセット、ハンカチや巾着などを探しました。一応、周りの男の子のお母さんに、それとなく聞いてみたら、やはり同じようなお返しを考えていたようなので、なるべくかぶらないようにしつつ、周りともあまり大きな格差が生まれないように気をつけながら選びました。
また貰えたら、小学生の低学年のうちは同じように一緒に相談して決めてあげたほうが良いと思ってます。
毎年、苦戦!甘い物が苦手な方へのお返し
もな 30代半ば
8歳になる息子の母として、毎年ホワイトデーには悩まされています。御近所のおばちゃん方などから沢山頂くので、相手の好み年齢も考慮した上、それがいくらする物なのか調べて、頂いた物の代金プラス500円位までの予算でお返ししています。
最近、よくお返しするのは、ホワイトデー限定の蒲鉾の詰め合わせです。見た目もかわいく、お料理にも使えますし、そのままでも食べられ、甘い物が苦手な方には喜ばれています。年配の方なら、少し高級なドレッシングなど、お菓子よりも料理に簡単に使える物の方が喜ばれています。
子供相手には、ちょっとしたお菓子と共にキャラクターのおしぼりや、名入れをしたおしぼり、タオルハンカチ、ポケットティッシュなどをあげました。おしぼりは幼稚園、保育所、小学校でも使え、便利だって昔もらった時に分かっていたので好評でした。
靴下も、子供にとっては消耗品だし、割と長く履ける物なので、渡した子の親からは喜ばれます。子供相手には、いくつあっても困らない消耗品!それにサンリオのお菓子などを併せたらバッチリだと思います!
ホワイトデーにはもう一品添えて
さゆり
12歳になる息子、小学生の間は幸運にも毎年2、3人の女の子からバレンタインを頂いていました。本人は返すことになると少々面倒なようですが、頂いたら返すのはもちろんのこと、渡しに来てくれた女の子たちに感謝の気持ちもこめて、お返しにはお菓子と一緒に何か物を添えるようにしています。
クッキーやキャンディなどの500円程度のものに、ハンカチや髪留めなどを添えて渡しています。それなりに真剣に選んでいる姿を見るとなかなか微笑ましいです。照れ臭そうですがそれでも直接お返しを渡しに行っています。
頂いた子のなかに本命がいるかはなかなか白状しませんが、友チョコだとわかりきっている子からでももらえるということ自体がやはり嬉しそうですね。
親のセンスをみられてるかも
桃田早苗 30代半ば
息子はただいま中学2年生です。去年、こっそりと4人からバレンタインにプレゼントをもらっているようでした。ホワイトデーの直前に、自分で用意しなさいよと声をかけると、お母さんが買ってきてというので、悩みましたが買いに行きました。
だいたい1人1000円ほどを予算として、出かけたついでに雑貨屋さんなどで選ぶことに。自分が中学生の頃に欲しかったような物と思って色々と見て、選んだものは可愛いリップクリームと同じキャラクターのきんちゃく袋にしました。
お返しをした時に女の子のお母様が、もし見た時のことをいつも考えて選ぶようにしています。喜んでもらえて、尚且つ選ぶ私のセンスも見られているのではと意識しています。