子育てHOWTO

トイレトレーニングはシールが楽

トイレトレーニングはシールで楽しく子供のやる気を引き出す!

トイレトレーニングはシールを活用して!トイレトレーニングを始めようとしている方や、トイレトレーニングを始めたもののうまく進まないと悩んでいるパパやママは1人でトイレができたらごほうびシールをあげるというシンプルな方法を取り入れ、上手く利用すると子どものやる気を引き出してみよう!

トイレトレーニングをシールで楽しく進めよう!

これからトイレトレーニングを始めようと考えている方、トイレトレーニングを始めたものの「子どもがトイレを怖がってしまう」「トイレには興味があるけどいざ入ろうとすると嫌がる」などトイレトレーニングがうまく進まないと悩んでいる方には、シールを活用した方法をおすすめします。

まず知っておきたいトイレトレーニングのいろは

2才が近づいてきた頃からパパやママが意識し始める「トイレトレーニング」。実際にその時期になるまでは時期や方法は詳しく知らない…という方も多いかもしれません。
トイレトレーニングを成功させるにはシールを活用して子どもと楽しく進める方法がおすすめですが、その方法をお伝えする前にまずはトイレトレーニングのいろはを少しだけ解説します。

トイレトレーニングを始める時期はいつから?

トイレトレーニングを始める時期は1歳から3歳の間が良いと言われています。最も多いのは2歳から2歳半ですが、適切な時期は子どもの発育のスピードや性格などによっても異なります。
また、トイレトレーニングを始めるタイミングは年齢以外にも季節も大切な要素。子どもが排泄に失敗したときに洗濯物がたくさん出ることや、子どもが風邪をひいたりなど体調でトイトレの中断もあり得ることを考えると、気温が高い夏に始めることをおすすめします

トイレトレーニングを始める子どものサイン

  • ひとり歩きができる
  • 大人の言葉が理解できる
  • おしっこの間隔が2時間程度あいてきた
  • おしっこやうんちが出た感覚がわかるようになった
  • トイレに興味を示している

トイレトレーニングの方法

トイレトレーニングは子ども用の補助便座などを用意して、そこに座ってトイレをするんだということを理解させることからスタートします。
子どもは徐々に排泄する前にサインを出し始めるので、サインが出たらトイレに誘って排泄を促します。まだパパやママがサインに気づけない間は決まった時間になったらトイレに誘うリズムをつけると良いでしょう。
オムツからトレーニングパンツやパンツに切り替えて排泄物をしたときに不快感をあえて感じさせることも大切です。

自分からトイレに行きたいという意思を示すことができ、1人で排泄ができるようになったらトイレトレーニングの完了です!

トイトレはシールを活用して子供のモチベを維持するのがコツ!

トイレトレーニングはパパやママが一生懸命頑張っても、子どもにやる気が出ないと成功につながりません。そこで「排泄ができる度にごほうびシールを貼る」というシンプルな方法を取り入れることで、子どもがトイレに行きたがる環境作りを行うことによって、トイレに進んで行く意欲を引き出してあげることができますよ

準備するもの

シールを使ったトイレトレーニングに必要なものは、シールとシールを貼る台紙の2種類だけです。準備をするものが少ないため、気軽にシールトレーニングを始められるのもメリットのひとつです。それぞれ子どもが気に入りそうなものを選んだり作ったりしてあげましょう!

シール

シールは子どもが貼りやすいように大きめのものを選んであげるといいでしょう。子どもがシール貼りを楽しいと感じられるように、トーマスやアンパンマンなどのキャラクター、電車や車、動物や魚、食べ物など好きなものを選んであげてください。毎回同じ種類だと子どもが飽きてしまう場合は、何パターンかバリエーションを用意しておくといいでしょう。
シールはおもちゃ売り場や文房具屋、100円均一ショップなどに売っています。

台紙

大きめの画用紙を使って、シールを貼る台紙を作ります。すごろくのように大きめのマス目を書いての中に数字を書き込み、トイレが出来たら数字の順で貼っていくようなイメージです。色鉛筆などを使ってカラフルな台紙を作ってあげましょう。

キャラクターが好きな子どもにはシールとセットでキャラクターを書いてあげるとシール貼りを楽しんで行ってくれるでしょう。車のシールを使うときは地図のようなデザインにして道路上にマス目や数字を書いてあげたり、電車のシールを使うときは線路上にマス目や数字を書いてあげたりするのも子供の興味を引きつけられますね。
子どもに合わせて好きなものを書きこめる点や、台紙がシールで埋まったらフレキシブルに何枚も足していけるのも手作りの良さです。

忙しくて手作りする時間がない方は、オムツメーカーのウェブサイトなどから台紙を無料でダウンロードできるサービスを活用する手も。

シールを使ったトイレトレーニングを始めよう!

シールトレーニングの方法は、台紙やシールを壁に貼っておき、子どもが1人でトイレができたらその都度台紙にシールを貼らせてあげるだけのシンプルなものです!
準備をするパパやママにも負担なく行えるでしょう。

ステップ1.台紙を壁に貼っておく

トイレの壁に手作りの台紙を貼っておきます。子どもがシールを貼りやすいように、手の届く位置に台紙の高さを決めることがポイントです。

トイレトレーニングが完了して、子どももシールに興味を示さないようになったら台紙を剥がす日が来るので、壁にダメージを残さないマスキングテープや、ポスター用の貼ってはがせる両面テープを使うことをおすすめします

ステップ2.シールもトイレの中に用意

シールもトイレに用意しておくとスムーズです。フタ部分をカットした封筒を壁に貼り、その中に入れておくと便利。封筒にもイラストを書いてあげるとトイレの中が楽しい雰囲気になりますよ!

ステップ3.1人でトイレができたらシールを貼るだけ!

1人でトイレができたら、ごほうびとして子どもにシールをあげます。子どもは台紙に貼って、あとは日々の中でどんどんシールを増やしていく達成感を楽しみます!

シールをあげるタイミングや枚数を変えるのもポイント

トイレトレーニングの進み具合に合わせてシールをあげるタイミングや枚数を変えるのも子どものやる気を引き出すのもポイントとなります。

まずはトイレに怖がらずに入れたらシールを1枚あげることから始め、徐々に次のステップへと移行していきます。ステップが上がるにつれて、前のステップにはシールを与えるのをやめますが、ステップが上がる度にシールの種類を変えてあげて子どもの気分を変えてあげるといいでしょう。

また、うんちをなかなかトイレでしてくれない子どもには、うんちができたときにはシールを2枚あげるというように、子どもそれぞれの苦手に合わせてシールの枚数を変えていっても良いでしょう。子どもの性格ややる気に合わせて、シールのあげ方を工夫できるのもシールトレーニングの良さです。

まずはトイレに入れたら

トイレトレーニングをスタートした段階からシールを貼る方法を取り入れた方は、まずはトイレに怖がらずに入れたらシールを貼るところから始めるといいでしょう。トイレに入ったら楽しいことが待っている!という印象を子どもに持たせることができたら成功です。進んでトイレに行くようになってくれるでしょう。

トイレに座れたら

怖がらずにトイレに入れるようになったら、子ども用の補助便座に座るステップに移ります。最初からトイレに座っておしっこが出る子どもは少ないので、パンツを脱いで便座に一定の時間座れるようになったらごほうびにシールをあげましょう。

おしっこができるようになったら

おしっこができるようになったら、おしっこやおならが出たときにシールをあげるようにします。

うんちをしてくれないときは

うんちだけはトイレでしてくれず、絶対におむつの中でしかしないお子さんもいます。
そんなときはおしっこやおならのときはシール1枚、うんちができたらシール2枚と枚数に差をつけてあげると、シールが欲しい気持ちが子供のモチベーションを後押しして、便座に座ったときにうーんといきんでくれるようになるでしょう。

シールトレーニングを辞めるきっかけは?

シールを用意するのもお金や手間がかかるので、トイレができるようになってきたら一体いつまで続ければいいか疑問に思う方もいるかもしれません。
子どもがトイレを1人でできるようになってもシール貼りを楽しんでいる様子を見ると、ある日から急にシールを辞めたらまたトイレに行かなくなってしまうのでは…と心配になることもあるでしょう。

しかし、そんなパパやママの不安はなんだったのだろう…?と思えるほど、ある日突然パタリとシール貼りをしなくなるお子さんがほとんどです。「トイレで排泄が当たり前にできるようになった」「シールよりも楽しいことが増えてきた」「シールに興味がなくなってきた」など理由は子どもによって様々ですが、大人が促さなくても子どもから自発的に辞める日がやってくるので、その日までそっと待つようにしてあげてください。

イラストが苦手&忙しいパパママにおすすめ!トイレトレーニング用の台紙の無料ダウンロード5選

様々なウェブサイトでトイレトレーニングの台紙として使えるシール台紙のデザインを無料でダウンロードできるサービスがあります。「イラストが苦手で子どもが喜んでくれそうな台紙を作る自信がない」「仕事や家事で忙しくて台紙を作っている暇なんてない!」という方は、パソコンでダウンロードして自宅のプリンターでプリントするだけで簡単にかわいい台紙を作ることができるためおすすめです。

大きめにプリントしたいけど自宅ではA4サイズまでしかプリントできないと悩んでいる方や、自宅にプリンターがない方は、ファイルをUSBメモリなどに保存してコンビニのプリンターでプリントする方法をおすすめします。

トイストーリーやミニーちゃんのイラストが子供を惹きつける!

オムツメーカーのユニチャームの公式ウェブサイトから無料でダウンロードできます。男の子用にはトイストーリー、女の子用にはミニーちゃんのイラストが描かれた台紙とシールをダウンロードできます。
途中でキャラクターが「できたできた!そのちょうし!」「じょうず!がんばれ!!」と励ましてくれるマス目があるので、子どもはそのマスを目指してトイレを頑張ってくれるでしょう。

http://www.unicharm.co.jp/trepanman/ouen.html

シールをプリントする方法

シールのデザインをダウンロードして、自宅のプリンターでプリントアウトしたいときにはどうすれば良いでしょうか。普通紙にプリントして両面テープを貼っておく手もありますが、パパやママが毎回テープを貼るのは面倒なら、シール用紙にプリントしましょう。
シール状になっている用紙が電気屋さんや100円均一ショップなどに売られているので、それにプリントしてシールの形に合わせて切っておくと良いでしょう。

しまじろうと一緒にトレーニング

ベネッセの公式ウェブサイトではしまじろうの応援カレンダーを無料でダウンロードすることができます。台紙デザインの他にも、トイレトレーニング用応援メダルのデータもダウンロードすることができ、リボンを用意するだけで名前入りのメダルを作ることができます。

1ヶ月トイレトレーニングを継続できたときや、うんちが出せたとき、トイレトレーニングが完了したときなど特別なごほうびをあげたいときにこのメダルを作って首にかけてあげると、子どもはより大きな達成感を感じてくれるでしょう。トレーニングに対するモチベーションの継続にもつながるかもしれません。

http://benesse.jp/contents/toilet_training/calender.shtml

卒業証書付き!トイレカレンダー

トイレメーカーのTOTO公式ウェブサイトからダウンロードできるトイレカレンダーです。女の子、トイレ、うんちのキャラクターが描かれています。うんちマークのシールデザインも一緒についています。
トイレトレーニング卒業証書のデザインも合わせてダウンロードできるため、シールを使ったトレーニングを辞めるきっかけとして活用するといいでしょう。

イラストレーターが作った愛らしいイラスト

イラストレーターがみさんが描いた、かわいい動物のイラストが特徴的な台紙です。マス目もカラフルなので楽しくシールを貼ることができるでしょう。シールデザインも一緒にダウンロードできるのも嬉しいですね。

http://happylilac.net/seikatu-toire.html

子供にピッタリなデザインを選ぼう!

10回、20回、30回とマス目の数を選べたり、赤や青など色を選べたりと様々なデザインから好きなものを選んでダウンロードすることができます。マス目がシールでいっぱいになったあとも、違うデザインを印刷できるので子どもが飽きることなくトイレトレーニングを続けてくれるでしょう。

http://print-kids.net/print/other/otetsudai-sheet/

トイレトレーニングはパパやママも楽しむことが大切

トイレトレーニングはただでさえ時間がかかるものですが、うまく進まないと、パパやママはついついイライラしてしまうかもしれません。トイレに誘っても子どもが「イヤイヤ」と抵抗すると、ストレスに感じてしまうこともあるでしょう。

しかし、トイレトレーニングは子どもだけではなくパパやママが楽しい表情で行うことも、子どもに「トイレへ行きたい!」と思わせるためのポイントの一つです。
子どもがトイレへ自発的に行くようになれば、きっとパパやママのストレスも軽減されてトレーニングへの成果につながるでしょう。そのためにもシールトレーニングで最初の楽しむきっかけを作ってみてはいかがでしょうか?