男の子の甘えん坊はどう対処する

男の子の甘えん坊な性格どう対処してる?ママの体験談15

男の子には甘えん坊な性格の子が多い?ママにベッタリな息子の姿を見て「もしずっとこのままだったらどうしよう…」と不安を抱えている方は多いですが、小学生になっても甘えん坊な男の子はそう珍しくはありません。

男の子の甘えん坊な性格どう対処してる?ママの体験談15

男の子は甘えん坊な子が多い!

子供の性格というのは実に様々ですが、男の子を育てているママの中には、息子がかなりの甘えん坊であることにお悩みの方も少なくありません。よその家の同世代の子がしっかりしているようだと、尚更「うちの子は大丈夫なのかしら…」と心配してしまうものです。

そんな甘えん坊な息子に不安を抱えている方に向けて、今回は15人の母親から聞いた男の子の甘えん坊なエピソードを元に様々な疑問にお答えしていきます。同じ境遇のママの声を参考にして、子育て中の不安を少しでも解消しましょう。

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どんな甘え方をされる?甘えん坊な男の子あるある

母親に抱っこしてもらっている男の子

男の子の甘えん坊な行動の中でもありがちなのが以下のような内容です。小学生はまだママのぬくもりが恋しい時期なのでしょう。

  • 膝枕をせまる
  • 手をつないでくる
  • ママの膝に乗ってくる
  • おんぶやだっこをしてほしいと要求する
  • 一緒に寝てほしいとぐずる(寝るまで一緒にいないと怒る)
  • 一緒にお風呂に入ろうとする

兄弟姉妹がいても男の子には甘えん坊が多い?

小学生の男の子のママ15人の体験談を見てみると、兄弟や姉妹のいる男の子の甘えん坊エピソードが多く寄せられました。
下の子がいる場合、「自分はお兄ちゃんなんだから」という気持ちがあってなかなか普段は素直に甘えられずに我慢していたり、反対に上にお姉ちゃんやお兄ちゃんがいる場合には、末っ子として周囲に甘やかされた分だけ立派な甘えん坊に育ったというケースが多いようです。

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男の子が甘えん坊なのは家だけ?

母親に抱っこされながらオニギリを食べてる男の子

今回の調査では、男の子が甘えん坊な行動を見せるのは家だけで、友達の前や学校、外で過ごしているときにはその年齢相応に振舞っているという回答が多い傾向にありました。
普段は「自分は男の子なんだから!」「もう小学生なんだから!」という自覚を持ってシャキッと振舞っていたとしても、母親という絶対的な存在を前にしたときには、やはりよくも悪くも自分の素の姿を見せてしまうものなのでしょう。

甘えん坊の男の子の将来を心配しているママは少数派

「強くたくましく育ってほしい」との思いが強ければ、あまりに甘えん坊な息子の姿を見て「いつまで続くのかしら…」と心配になるという方も多いのではないでしょうか。

今回お話を聞いた体験談では、「むしろ甘えてくれるのは今だけ!」「しばらくは甘えん坊でいてほしい!」と、甘えん坊な息子の行動に嬉しく思っているママが多数派でした。甘えてくれるのが嬉しい反面、男らしさが感じられないことを複雑に感じているママもいるようですが、「それでもいつかは離れて自立してくれるだろうと信じている」という声も多く寄せられました。その子によって個人差はありますが、男の子であっても小学生のうちはまだまだ甘えたい盛りなのでしょう。

男の子のママに聞く!我が子の甘えん坊っぷりに関する体験談

小学生の男の子のママを対象に、我が子の甘えん坊な行動について様々なエピソードを伺いました。同年代の男の子を育てているママはどんな対応をしているのか、またどんな甘え方をされているのかなど、ぜひ参考にしてみてください。

小学1・2年生の男の子の甘えん坊エピソード

母親に抱っこしてもらってる小学1年生の男の子

うちの子供

のん(35歳)


子供は1年生で、下の子がまだ小さいので、抱っこしたり遊んだりしていると隣に来て、「僕も抱っこ、おんぶして」と言ってきてきます。抱っこやおんぶしてほしい時に、私が手が空いていたり下の子が機嫌よければ、できるだけ抱っこしたり、おんぶしてあげたりはしています。状況により要望に答えられない時は、「今はちょっと抱っこしたりおんぶできないから、もう少し待ってほしい」と伝えています。

子供は納得して待っている時もありますが、機嫌が悪い時や待てないという時は、下の子を抱っこして、上の子をおんぶしている時もあります。

今は甘えているけど、下の子がいて我慢していることもあるので、まだ1年生なので甘えたい時に甘えたらいいのではないかなと思います。時期がくればそのうち離れていくと思うので、それまでは甘えさせてあげたいし、特に心配もしていません。

ちょっと変わった甘え方

カンポ(40代前半)


うちの次男は小学一年生です。兄と弟に挟まれて毎日いろいろ奮闘しています。いつもは弟に負けないくらい元気で宿題もきちんとしています。でも、毎日が忙しくそれほど遊ぶ暇はありません。そんな時に私と弟で歌とか歌って遊んでいると、宿題しながら特に急用でもない用事を私に言ってきます。

甘えるといってもこれくらいなので、甘えん坊とかは心配していません。兄弟の真ん中の 精一杯の甘えだと思って毎日頑張っている次男の要望や話を聞いてあげます。訴えてきたときはとりあえず優しく受け入れます。言う通りに私が動いてくれると安心するのか、また宿題へと帰っていきます。小学生というのもあって昔のようなスキンシップはなくなりましたが、これからも子供の気持ちに寄り添ってその都度対応できるように日々観察していこうと思っています。

クールな息子が時々見せる甘える仕草にキュンとします。

ふゆみん(30代後半)


小学校一年生になったばかりの息子は、一言でいうとクールな性格をしています。物事には必要以上に熱くならず常に冷静で、日々の出来事もこちらが聞き出さない限りは最低限の連絡事項しか話しません。

そんな息子ですが、出掛ける時は小さな頃からの癖で真っ先に私の手を握ります。本人にしてみれば当たり前の行動なのだと思いますが、母親としては思わずキュンとしてしまいます。また、私が下の娘と一緒にお風呂に入っていると「あ、ちょうど俺も入ろうと思ってたんだった~」と偶然を装って入ってくるのも可愛くてたまらず、本人にバレないようにニヤニヤしてしまいます。

さらに私が娘を抱っこしていると息子が遠目にチラチラ見てくる事があり、「◯◯も一緒に甘えん坊する?」と聞くとコクンと頷いてダッシュで抱きつきに来た時にはもうキュンキュンが止まりませんでした。

いずれは思春期になり離れていってしまうのかと思うと寂しくてたまりませんが、しばらくはこのままクールな皮を被った甘えん坊のままでいてほしいと思っています。

小学生になって甘えん坊になった息子

まり(30代後半)


息子は小学校一年生、7歳です。息子は小学生になってからよく甘えてくるようになりました。小学校に入ったばかりということもあるのかもしれませんが、特に、夜になると甘えてきたりします。幼稚園の時は眠くなると一人で布団にはいって先に寝ていたのですが、小学校に入ってから、暗いのが怖くなったということもあると思いますが、絶対に私と一緒に横にならないと眠れなくなりました。息子が寝るまで、私がそばにいないと怒り出します。

きっと小学校に入ったばかりだからこうなっているのだろうと思っています。小学校高学年になってもそういう状態だと不安になりますが、今の所はまだ不安とかはないです。だんだんとまた一人で寝入ることができればなと思っています。

ママのお膝が僕の椅子

ポチ(30代後半)


小学2年生の息子がいます。ママが椅子に座ってくつろいでいる時には、「ねえねえママ」と話しかけながら自然に膝の上に座ってきます。私が座っている時は、だいたい膝の上が息子の椅子になっています。そのときは私もしっかりと話を聞きながら、ギュッと抱きしめています。

甘える事に心配はしていません。時期がくると甘えてくれなくなると思うので、今はたくさん甘えさせて愛情を感じてもらいたいと思っています。周りの話を聞いても、女の子より男の子の方が母親に甘える子が多い様で、やはり異性という事もありある程度大きくなっても可愛く感じてしまいます。ただ、そろそろママと呼ぶ事はやめてお母さんに呼び方を変えていった方がいいのかなと考えています。

基本的に甘えん坊

ひよりママ(36歳)


小学2年生の長男はとてもしっかりしていて、幼稚園や学校でもお兄ちゃんって感じですと言われてきました。けれど家だととても甘えん坊です。いつとは限らず気が向けばいつでも甘えてきますが、何か嫌な事があった時や寝る前は多いです。3人兄弟のため、弟が絶対に私の左右で寝るので、どうしても私の横には寝る事ができず、寝る前にハグをしたりほっぺにちゅっとしたりしてきます。私も同じように抱き締めておでこにちゅっとしておやすみなさいと言っています。

かなり甘えん坊だとは思いますが、本人が恥ずかしいと思っているのか外ではそのようにベタベタとしてくる事はないのであまり気にしていません。そのうち母親に甘えてくれる事もなくなってしまうと思うので、甘えてくれるうちは応えてあげようと思っています。

母親のホッペにキスする男の子

小学校に入っても甘えてくるのが可愛いような心配のような

三枝木美憂(20代後半)


家の子供は小学校2年生ですが、ちゃんと自分の気持ちを出してくれるので私は結構楽です。甘える時は赤ちゃんみたいで、学校の授業参観の帰りは抱っこしないと泣きそうになります。人が少ない通りの所で抱っこして、子供が落ち着いてきたら帰ります。

正直、可愛いなと思う気持ちと、このまま気持ちを我慢できない子になってしまったらどうしようという気持ちが入りまじっている感じで複雑です。周りの子を見ると家の子のように学校に親達が来る事があっても甘える様子を見ることがないので、家だけなのかなと思いました。

でも、子供には愛情をしっかり感じてほしいので、家は家という風に割り切って子供に甘えさせています。本当は我慢強くなってほしいと思っていますが、たくさん愛情を感じたら強くなると信じています。

小学3・4年生の男の子の甘えん坊エピソード

喘息持ちの甘えん坊息子はひざの上に乗るのが得意

酒井由美(30代後半)


小学3年生の息子は基本的に甘えん坊気質ですが、私がそう育ててしまったのかもしれません。というのも小さな頃から喘息持ちだったので、とにかく手が放せない子供だったんです。4歳年上の娘がいるのですが、とてもよく可愛がってくれるのでこのお姉ちゃんのことも大好きです。

娘が中学生になりちょっと大人になってきたので、女同士の話を娘としていると「何?何?」とすぐやってきます。「今はお姉ちゃんと大事な話をしているから」と言っても「じゃ僕も」と言ってそばから離れません。気がつけばちゃっかりひざの上に乗っていて本人はご満悦です。力ずくで下ろして突き放すと、「じゃあ次!」って感じで今度はお姉ちゃんのひざの上に乗っています。私も娘も可愛がっているのを自覚しているのか憎らしいです。ですからみんなからチヤホヤされるのが当然だと勘違いするような、自己中心的な性格にならないか心配しています。

学校では活発なようですが、甘えん坊の部分がやさしい面として出ているようで、担任の先生は「他人に対して親切です」と言ってくれています。主人が結構熱血な人なので、その分厳しく接してくれているのが案外良いバランスになっているのかもしれません。

かまってちゃん

川野(20代後半)


小学3年生の息子ですが、割とかまってほしいらしく日々ボディタッチが多くて家の中でもすれ違いざまに体に触れてきます。その他には隣に座ると手を繋いだり、指に触れたりしています。私だけにではなく祖父母にもわりとボディタッチをしています。忙しい時は手を塞がれると何もできなくなるので拒否をしますが、なるべくボディタッチをしてきたらボディタッチを返してあげるようにしたり…。手を握りたがる時は短時間でも握ってあげるように心がけています。そうすると安心なのかわからないですが満足してくれます。

幼い時は家の外でも甘えん坊さんでしたが、成長するにつれ家の中以外ではベタベタしなくなったので、お家に居る時は満足するまで甘えさせてあげようと思います。

甘えるのは話があるサイン

けんけん(30代後半)


子供は小学四年生です。私が猫に話しかけながら遊んでいる時に、猫と一緒に転がって「にゃーにゃー」と甘えてきますね。甘えてきたときに、私は子どもの名前と猫の名前を交互に呼んで、お腹をこちょこちょとくすぐります。子どもは、猫と一緒にコロコロ転がりながら、くすぐったがってくねくねして、「きゃっきゃっ!」と声を上げて喜びます。

子どもの甘えん坊については、全く心配していません。心配するよりも、むしろ子どもらしくて良いと思っています。転がりながら、学校であったことを話してくれることもあるので、そんな時は、徐々にくすぐる手を緩めて、それから自然と話をじっくり聞くような流れになることが多いので、何か聞いて欲しいことがある時のサインかなと思っています。

男の子はいつまでも甘えてきます

くみ(30代後半)


小学4年生の男の子の母親です。わが子は上に姉、下に妹がいますので王子のように育ちとっても甘えん坊なんです。今も抱っこをせがんできます。妹をかわいがっていると特に嫉妬し抱き着いてきます。でもこれもかわいいです。

男の子は今のうちだと思っていますのでたくさん甘えさせてあげようと思います。外では男らしい姿でいますが家の中ではべたべたしてくるのでこのギャップにもやられてしまいます。本当にかわいいですね。寝るときも必ず一緒に寝ますしお風呂も一緒に入ります。全然心配はしていません。いずれ離れていくのでそれまでたくさん甘えさせて大人にするつもりです。そのほうがまっすぐに育つと聞きました。泣き虫で甘えん坊なわが子が大好きです。

母親に寝かしつけてもらってる男の子

小学5・6年生の男の子の甘えん坊エピソード

兄弟が生まれてから

チーコ(33歳)


小学5年の男の子なのですが、ママと甘えながら話しかけてきたり膝に頭を置いて寝たりしてくることがあります。お風呂も「ママ、怖い」と言いながら言ってきます。もう高学年だし男の子なので、私もついつい「男の子でしょ。女の子じゃないんだから男らしくしなさい。強くなりなさい」と言ってしまいます。そう言うと子供は「だって怖いもん」と言ってくるので、下の子供と歳が離れていてまだ甘えたい盛りなので、抱っこしたり一緒に寝たりしています。

「お兄ちゃんで男の子だし高学年だし、甘えたいけど甘えられない」という思いがあるのかなと思います。なよなよした性格では心配なので、なるべく色んな話をして聞いてコミュニケーションをとって過ごすようにしています。

甘えん坊ですが気にしていません

紀子(35歳)


5年生の息子は、夜寝るときに私に甘えてきます。夜寝るときには必ず私と一緒がいいというのです。下に妹がいるので、そちらに手がかかるためつい娘の相手ばかりしていますがそれを見ているととても怒ります。

また、私が風邪やインフルエンザにかかったときはさすがに別室で寝てもらうのですが、「何日になったら一緒に寝られる?」などと聞いてきます。もう5年生なのに母親と一緒に隣で寝たいなんて想像もしていませんでしたが、母親を頼ってくれることがすごく嬉しいのでいろんな話をしながら寝ています。すると気持ちが落ち着くのかすっと寝てくれます。

不思議なもので、朝起きると甘えん坊の姿はまったくなくなって学校に行きます。また、参観日などは私を見つけるとお友達の手前恥ずかしいと思っているようです。ちゃんと5年生らしく成長していますので、夜寝る時の甘えん坊は心配ないかなと思っています。

甘えん坊の長男

田中 佐知子(40代前半)


私には小学校6年生になる息子がいます。小さい頃から私の事が大好きで甘えん坊ではありますが、下の妹が私にベタベタしている時は遠慮しているのか「僕も」と言ってベタベタしてくる事はありません。でも、妹がテレビや独り遊びに夢中になって私から離れている時は、そっと寄って来て私の膝で膝枕をしようとします。坊主頭なので足にチクチク刺さって痛いのですが、こうしていると落ち着くらしいので、頭を撫でたりしてあげて気の済むまでさせています。数分もすれば自分から離れていきます。

よその同年代のお子さんが家ではどんな感じなのか分からないので、この位の甘え方が特別おかしいとは思っていません。特に心配はしていません。6年生とはいえまだまだ子供ですし、母親に甘える事で普段頑張って生活できるならそれでいいような気もします。社会人になっても「ママが一番」とベタベタしてくるようでは困りますが、きっと「大好き」なんて言ってくれるのは今だけだと思っています。

男の子は何歳でもかわいい

konkon(40代前半)


小6の男の子の母親です。最近、いちいちうるさいなとか、嫌な話には返事もしないなど、反抗期特有の行動や言動が目立ち始め、いよいよきたなぁと寂しく思っています。でも、反抗期がないと将来、引きこもりになってしまったり、なんでも人の意見に流されてしまう大人になってしまうとも聞くので、反抗期も一過性のものと言い聞かせています。

先日、私が体調を崩し、寝込んでしまった時に数分おきに様子を見に来てくれたり、熱を測ってくれたり、氷を口の中にいれてくれたりとかいがいしく看病をしてくれました。体調が戻ってから二人で買い物に出かけた時に「ママが元気になってくれて嬉しいよ」と手を繋いで一緒に歩いてくれました。そして、普段はしないのにベタベタと付き合いたてのカップルのようにまとわりついてきました。「どうしたの?!」と話をすると少し照れたように「今日はこうしていたいの」と言うので、私も手をしっかりと繋いで離さずに楽しみました。

男の子にとって母親は別格とはよく聞きましたが、どんなに反抗されてもドンと構えていれば、気を抜きたくなったときに甘えてくれるんだなぁと思いました。

男の子の甘えん坊は心配しなくて大丈夫

男の子は甘えん坊が多いものだと考えれば少しは気持ちが楽になります。そんなに心配しなくても甘えん坊を卒業する時がくるので、できるだけ甘えん坊の時期を楽しみましょう。男の子が青年になった時、そんな時もあったねと笑い話になるはずです。