シーソーの遊び方

シーソーの遊び方10注意ポイントを知って安全に楽しもう

シーソーの基礎知識と注意点をまとめました。シーソーを通して他のお友達との協調性も身に付きますし、身体能力も高められます。でも、シーソーは正しい使い方をしなければ事故リスクの高い遊具ですから、大人がシーソーの遊び方を教えてあげる必要があります。

シーソーの遊び方10注意ポイントを知って安全に楽しもう

人気の遊具「シーソー」で遊ぼう

子供の頃にシーソーで遊んだ記憶はありますか?お父さん・お母さんとぎっこんばったんと言いながら、楽しんだ記憶が筆者にはあります。もちろん、わが子も公園に出掛けたときには、シーソーに乗って楽しく遊んでいます。

しかしながら、最近公園からシーソーの姿が少なくなっているという声も聞かれます。幼児の遊具による事故が増えているのが1つの原因のようです。そこで、親として子供が安全にシーソーを使うための知識を増やしていきましょう。シーソーの基礎知識、乗るときの注意点やメリットについて、ご説明していきます。

シーソーって何?

公園に設置されたシーソー

「公園にある遊具で思い浮かぶものは?」と聞くと、必ずと言っていいほどランクインしてくるのが、シーソーです。ブランコや滑り台などの遊具と並んで、子供達には大人気です。シーソーとは、一般的に長い板の中心を支点にして端と端に人が乗り、交代で地面を蹴り上げながら上下運動を繰り返すという遊具です。お互いに蹴り上げないでいると、体重の重い方が下になり、軽い方が上に上がります。

最近では、日本の公園でも色んなタイプのシーソーが見られますし、世界中では面白い形のシーソーやカラフルなシーソーがあります。実は、形だけではなく呼び名もさまざま。シーソーと呼ばれることが多いですが、地域によっては「ぎっこんばったん」「ぎっこんばっこん」「ばったんこ」などと呼ばれます。

アラサーの筆者は「シーソー」という呼び名で育ちましたが、山形県在住の私のおばあちゃん(子供達にとってはひいおばあちゃん)は、「ぎっこんばったん」と言っていました。だから私もシーソーという呼び名で育ちましたが、シーソーに一緒に乗った兄弟や両親とは、交互に足を蹴り上げるたびに「ぎっこん」「ばったん」と言いながら遊んでいました。

シーソーの種類を知りたい

シーソーは、いくつかのタイプに分かれています。我が家は毎週日曜日になると、0歳のよちよち歩きの娘と爆走ヒーローの4歳の息子を連れて、1日に2~3か所の公園にでかけます。1日に複数の公園で子供達と遊んでいると、シーソーといえどもいくつかのタイプに分かれていることに気が付きました。

息子が「ここのシーソーは、全然面白くない!」と駄々をこねる一方で、0歳の娘はパパと一緒に「キャッキャ」と騒ぎながら楽しんでいます。ひょっとして、月齢によって楽しめるシーソーの種類も違ってくるのではないかと思っています。そこで、シーソーの種類についてリサーチをしてみました。

支点シーソーは最もスタンダードなタイプ

支点シーソー

シーソーといえば、この形を思い出す方が多いのではないでしょうか。支点シーソーとは、一枚の長い板の両端に人が座って、交互に地面を蹴り上げて上下運動を繰り返して遊ぶものです。人が乗る部分である板の両端には、板が直接地面に着いて強い衝撃が加わらないように、古いタイヤをクッション材として設置しているところがあります。

もちろん、長板の上にそのまま乗るのではなく、子供達が安全に遊べるようにハンドルがついています。支点を中心に等間隔で両側にハンドルが付いており、ハンドルが複数付いているシーソーは複数人で楽しめます。両側に座っているお互いの気持ちが一緒になるからこそ、楽しめるシーソー。特に支点シーソーは、協調性を高めるためには最適です。

体重差がある2人が支点シーソーを楽しむには?

支点シーソーは、両側に座った人の体重によって、傾きが変わってきます。みなさんご存知のように、異なる体重の人がシーソーに乗った場合には、体重の重い人が下になり、体重の軽い人が上になります。もしも、ママ友と2人でシーソーに乗ったら、どうなるでしょう?どちらの体重が重いか分かってしまうので、恐ろしくてできません。

しかしながら、体重の軽い人が支点よりに座ることで、この原理によって体重差を縮められるのです。体重差がありすぎると、軽快にぎっこんばったんできなくなるので、ちょっとした工夫をしてシーソーを軽快に楽しめる方法を試してみましょう。

ブラ下がりシーソーは最近あまり見ない?

最近はあまり見なくなったようですが、ぶら下がるタイプのシーソーもあります。支点シーソーは長板にハンドルが付いていますが、ブラ下がりシーソーは高いところにハンドルが付いています。両側に人がぶら下がり、上下運動を繰り返して遊んでいきます。ブラ下がりシーソーの中でも回転するタイプのものは、回転シーソーと言われています。

バネシーソーは小さい子が乗りやすい

バネシーソー

「シーソー嫌い!」「シーソーはグラグラするから怖い」という子供には、バネシーソーをおすすめします。昔ながらの公園には支点シーソーが多いですが、最近作られた公園には、比較的バネシーソーが設置してあるはずです。支点の部分がばねになり衝撃を吸収してくれるので、シーソーが苦手な子でも、月齢の小さな子でも大人のサポートがあれば楽しんで乗ることができるでしょう。バネシーソーは、キャラクターがモチ―フになっていたり、カラフルな色合いで親しみやすいデザインのものが多いので、苦手な子も興味を持ちやすいのです。

0歳の娘も遊んでみました

バナナの形のスプリングシーソー

0歳11か月の娘は、ちょっと大きめサイズです。伝え歩きもスイスイで、もうすぐ歩きそうなくらいです。そこで、お座りも上手にできるので、私がしっかりと支えていくかたちで、バネシーソーに乗らせてみました。少し怖がる様子が見られたので「びよーんびよーん」という効果音を付けてあげたら、笑いながら喜んで乗っていました。バネシーソーは月齢の小さい子でも、楽しめます。一方で、4歳のお兄ちゃんには、少し物足りないようです。

シーソーに乗るときの遊び方10ヶ条

シーソーはとても楽しく遊べる遊具でもあり、使い方次第では危険を伴う遊具でもあります。実際に筆者の4歳の息子は、お友達とシーソーで遊んでいる時に、バランスを崩して肩から地面に落ちてしまった経験があります。この時は、本当に焦りました。

息子にも、一緒にシーソーに乗っていたお友達にも、注意しなければいけない点がありましたので、双方の親でしっかりと対処しましたが、子供達はちょっと凹み気味でした。病院に行くほどでもなかったので、今回はひとまずホッとしました。

お友達と楽しい時間を過ごしたいなら、正しい方法で遊具を使い、自ら公園での遊び方に気を付けるのは当たり前です。正しい乗り方は、お父さん・お母さんだけが知っていても、意味がありません。きちんと親子で遊び方のルールを共有していくことが大切なのです。そこで、わが子と筆者の約束をみなさんにもご紹介します。

1.体調が悪いときは遊ばない

体調が悪いと、集中力が続かず注意散漫になります。普段は楽しく遊んでいても、集中力が欠けている状態では、思わぬところでケガをしてしまうかもしれません。シーソーなどの遊具は、子供の体調が良い時に遊ばせるようにしましょう。

2.脱げにくく、靴の裏が滑りにくくなっている靴を履く

スニーカーを履いた子供の足

サイズ違いのブカブカの靴や、靴の裏がツルツルしている靴は、遊具を利用するときにはふさわしくはありません。地面を蹴り上げたり、着地する時に滑ってしまうと危険なので、サイズがピッタリ合う靴を履いて遊んでください。

3.明らかに故障している遊具では遊ばない

故障している遊具なのに、興味本位で遊ばないようにしましょう。保護者が気づいたら、すぐに公園の管理者に連絡をしましょう。

4.ランドセルやカバンは置いて遊ぶ

遊具にランドセルやカバンが引っかかって、宙ぶらりんになって窒息してしまったという事故をニュースで見たことがあります。遊びに夢中になっていると、思わぬことが起きますし、ましてや生命の危機を招くなんて恐ろしいです。筆者も「公園で遊ぶときには、絶対にカバンを置いて遊ぼうね!」と息子に何度も伝えています。息子の中で当たり前の動作として定着するまで、言い続けたいと思います。

5.マフラーや紐付きの手袋は外して遊ぶ

マフラーをした男の子

マフラーや子供用のひも付き手袋は、首が締まるリスクを持ち合わせたアイテムです。わが家でも0歳の娘が、マフラーで遊んでいるうちに体中にマフラーがこんがらがってしまったことがあり、要注意アイテムとなっています。

6.シーソーが濡れている場合は、遊ばない

雨上がりの遊具も危険がいっぱいです。シーソーのハンドルが濡れていると、子供の握力では上手に掴むことができずに、ずるっと滑って頭や顎を強打する可能性もあります。実際に濡れているシーソーの上にふざけて立って、足を滑らせて頭を地面に強く打ってしまったという事例もあります。シーソーが濡れている場合は、遊ばないようにしましょう。

7.シーソーの上に立たない

シーソーは、あくまでも座って遊ぶものです。シーソーの上に立って遊ばないようにしましょう。筆者の息子は、危険なことが大好きで、立ってはいけないよと言っているそばから、シーソーの上に立つので困っています。

8.シーソーの下には潜らない

支点シーソーの下に潜り込むと、上からシーソーの長板が頭を直撃して、痛い思いをする可能性もあります。「シーソーの下に潜るなんて、誰もしないでしょう?」と思うお父さん・お母さんもいるでしょうが、子供は予期せぬ行動を取るので侮ってはいけません。

9.シーソーのハンドル部分をしっかり握る

シーソーのハンドル部分をしっかり握る男の子

シーソーのハンドル部分をしっかり握り、決して手を離さないよう、お父さん・お母さんが子供達に徹底してください。

10.上着の前チャックをきちんとしめる

上着の前チャックをきちんとしめることで、事故リスクを軽減できます。大人は上着の前チャックを開けていて事故など起きるはずがないと思うでしょうが、子供の場合遊具に洋服が引っかかって、体をぶつけたり転んでしまうことがあります。

以上、シーソーに乗るときの遊び方10か条をご紹介しました。ちょっとしたことかもしれませんが、きちんと子供達に伝えることで、事故リスクは軽減します。

シーソーで起こりうる事故

シーソーで遊んだからといって、必ずしも事故が起きるわけではありません。ルールをしっかり守って遊べば問題はないのです。しかしながら、シーソーで事故が全く起きていないわけではありません。遊び方1つで、事故を招くリスクが高まります。さて、シーソーにまつわる子供の事故は、どのような状況で起きているのでしょうか。

1.転んで腰を強打

シーソーの上に立って遊んではいけないのに、そのルールを守らないとやはり事故に発展する確率が高くなります。シーソーの上に乗って遊んでいて、バランスを崩して、腰を地面に強く打ちつけてしまったという事例があります。着地に失敗して、足の骨を折ってしまったという事故もあります。腰は体を支える大事な部位です。子供の骨折は思いっきり遊べなくなりますし、お友達と同じことが出来にくくなるので、見ていて本当にかわいそうです。

2.バランスを崩して転んだ

支点シーソーに慣れてくると、だんだんと足の蹴り上げも激しくなってきます。男の子同士だと、力も強くなってきますので、活発な遊び方へと変化してくるでしょう。筆者が公園で実際に見かけたのは、小学校1年生くらいの男の子2人がものすごい速さで「ぎっこんばったん」をしている最中に、1人の男の子がバランスを崩して転んでしまったというシチュエーションです。シーソーに乗っているので反動が付き、想像以上のスピードで横にとんでいきました。その時は大事故に至りませんでしたが、大分痛がっていたので、危険と隣り合わせなのは間違いありません。

3.前のめりになり顎を強打

シーソーの事故は、恐怖感が薄れて、遊ぶのが楽しくなってきた時にこそ起こります。ハンドルをギュッと握っていた手も、遊んでいると緩くなってきて、ふとした拍子にハンドルから手が外れてバランスを崩してしまうケースも少なくありません。ハンドルから手が外れて前のめりになり、顎を強打してしまうことも少なくないのです。

シーソーはこんなメリットがあります

事故のリスクは、どの遊具にもあることです。お父さん・お母さん、そして子供達が気を付ければ、不注意による事故は防げます。シーソーには、以下のメリットがありますので、ぜひ積極的に遊んで欲しい遊具です。

メリット1.誰かと一緒に遊ぶことで、協調性が身に付く
メリット2.てこの原理が自然と身に付く
メリット3.危険な状況を予測する力が身に付く

遊びながら、自然と協調性や危険予測能力などが身に付くのは、とても良いことです。

安全に気をつけて、シーソーで遊ぼう

今回はシーソーの安全な乗り方やメリットについて、お伝えしました。シーソーは、1人ではできない遊びなので、お友達や家族と楽しい時間を共有できるのが最大のメリットです。目線が高くなったり、低くなったりすることで、脳には刺激が行きやすいですし、踏ん張る力や地面を蹴り上げる力がつきます。確かに事故リスクのある遊具ですが、それはシーソーに限らずどの遊具にも言えることです。ルールを守って乗ること、親がきちんと見守ってあげることを前提にして、楽しく遊んでください。

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