一発でおはよう!子供の起こし方

子供の起こし方・ぐずぐず子供も朝スッキリ目覚める方法

子供の起こし方に苦戦している方は多いですよね。忙しいのに叱ってもゆすっても起きてくれない子供についイライラしてしまうこともあるでしょう。そんな方に向けて、子供が朝スッキリ起きるポイントを、生活リズムと起こし方の2点からアドバイスします。お子さんにあった方法を試してみてください!

子供の起こし方・ぐずぐず子供も朝スッキリ目覚める方法

朝、子供がいつまでたっても起きないという人へ…上手な子供の起こし方

朝はパパやママにとっても忙しい時間帯。その上、毎日起床時間になっても子供がなかなか起きてくれない…最悪なときは起こしてあげても「うるさいなー、わかってる!」「起きてるし!」(←寝てる)と機嫌の悪い態度をとられ、思わずイライラの原因に。

「こんな毎日嫌だ!1日の始まりはさわやかに過ごしたい!子供がスッキリ起きてくれる方法があれば教えてほしい!」と思う方は少なくないでしょう。

子供がスッキリ起きる方法/生活習慣を改善する

早起きが得意な女の子

朝子供がなかなか起きられない原因は、1日の生活リズムの中にあります。睡眠は生活リズムが深く関わっていて、寝起きに色濃く反映されます。

最近は夜遅い時間帯に就寝する子供の割合が増えていますが、日中活動したことによる体の疲労を回復し、また次にしっかり活動するためには、十分な睡眠が必要です。就寝時間を十分にとるために朝遅く起きることで賄おうと体が自然と朝寝坊するように働きかけていると言えます。
子供が朝なかなか起きてくれないのなら、一度、我が子の生活リズムを見直してみましょう。

早い時間に寝かしつける

最近の子供は就寝時間が遅くなっていることが、朝スッキリ起きられないおおきな原因となっています。
両親が共働きをしている世帯が増えていることがその要因になっていることも多いため、なかなか仕方のない部分もありますが、できるだけ夕飯は就寝の3時間前までに済ませて、決まった時間にお布団に入る生活リズムを作ってあげたいところです。

寝る前のテレビや携帯電話もNGです!

寝る直前までテレビやゲーム、携帯電話といった光の刺激に目を長時間さらすと、脳が興奮状態になるため寝つきが悪くなってしまいます。現代では中学生や高校生の間でも携帯電話が普及しているため、お布団に入ってから携帯電話を使う頻度が高いほど、睡眠の問題を抱えている割合も高くなっていることがわかっています。
また、これらは夜更かしの原因にもなるため、就寝時間の1、2時間前にはテレビや携帯電話を使わないように家庭のルールを決めておくと良いですね。

夕食は寝る3時間前に済ませておこう

夕食が遅くなりすぎると、就寝時間になっても胃の中に大量に食べたものが残っているため、体は寝たくても胃は働き続けなくてはならないことになり、本人は眠ったとしても、実は寝ながらも消化活動は続いている状態。
この場合睡眠時間を確保しているようで内蔵が休む深い睡眠に入ることが出来ていないので、眠りの質が下がりしっかり寝たはずなのに朝起きられない事態になってしまいます。

遅くまで習い事や塾があるお子さんもいますが、先に夕食を済ませておく、お弁当を持たせるなどの工夫をして早めに夕食を済ませておきましょう。

朝起きるコツは「早起き」から

朝に弱い男の子

朝起きるコツは「早起き」からだと言われると「そんなの当たり前だろ」と思う方も多いでしょう。しかし、多くのパパやママは早起きのコツを「早寝」からだと考えているのが現実ではないでしょうか?そのため「早く寝ないと朝起きられないわよ!」という声がけが習慣になっている家庭は容易に想像できます。

毎日しっかりと朝起きるリズムを生み出すには、この考えを逆転させ「早寝・早起き」ではなく「早起き・早寝」によって朝起きるサイクル作りをするという発想に変えましょう。
そのためには、子供に早起きの必要性を説明した上で、まず1週間頑張って早起きをさせます。1、2週間もすれば子供の体内時計は徐々に朝型にセットされ始め、早起きの辛さが驚くほど軽減され始めます。早起きさせることによって夜は必然的に眠たくなってくるので、その分の睡眠時間は早寝になることで取り返せるでしょう。

太陽光で体を目覚めさせよう!

部屋の中が暗いと、大人でもまだ寝ていたいという気持ちになりますよね。子供が起きる時間の10分前になったらカーテンを開け、太陽の光を取り込んで部屋を明るくしておきましょう。太陽光を浴びることで体を目覚めさせてくれるセロトニンというホルモンが分泌されることがわかっています。
子供が渋々起きたけどまだポーッとしているときは、外の方を向いて日光を浴びるように、着替えや歯磨きをさせてみるのもいいでしょう。

週末も決まった時間に起きる

平日に朝型の体内時計にセットできたとしても、週末にいつもより遅く寝てしまうと、一旦は整った体内時計が一気に崩れてしまいます。
例えば大人の方で、平日睡眠時間を切り詰めている分「休日は一日くらいゆっくり寝かせてー!」と言うケースもありますが、このような寝だめには何の意味もないどころかせっかく整えたリズムを崩す要因でしかありません。

毎朝難なく起きるにこと足りる質の良い睡眠は、毎日一定のリズムを保つことにより得られます。一度崩れたリズムを再び取り戻すには再び「朝頑張って起きる」努力を重ねなければならないことに・・・。
週末だろうと朝寝坊は厳禁。週末を有意義かつ元気に活動するため、決まった時間に起きるようにしましょう。

子供の起こし方おすすめ/好きなものでつってみる

エッグトーストが大好きな小学生

朝、子供を起こすために大きな声で叫んだり、体をゆすって無理やり起こそうとするのは子供にとってもストレス。大人でも眠たい中、朝からガミガミ言われると起きたくなくなってしまいますよね。
パパやママがイライラせず、子供が楽しく目覚められるように工夫をしてみるといつもと違ってすっと起きてくれるかもしれません。

そのために子供の好きなもので気をひく方法が意外にも効果的です。
起きたら大好きなごはん、アニメ、音楽などが目や耳に入るように近づけて、子供が「起きたい」と思わせるように誘導しましょう。好きな朝食&音楽など、複数の対策を組み合わせてテンションを上げて起こす方法もあります!

子供の好きな朝ごはんを作る

ごはんを食べるのが大好きな子にとっては、朝ごはんに好きなものがあると朝起きるのが楽しみになるでしょう。大好物の朝ごはんを鼻に近づけて、匂いをかがせると効果があった!という体験談もあります。
なかなか反応してくれない場合は、例えば「いちごとりんごどっち食べる?」など、選択肢を用意しておいて、自分で選ばせる方法も有効です。

朝ごはんを食べると血糖値が上がるため、脳の働きも活性化することがわかっています。
ですが、最近は朝食を食べない子供が増えていることが問題になっており、小学生では9人に1人、中学生では6人に1人の子供が朝食を食べていないのだそう。
朝ごはんを食べないと脳に十分な栄養が行き届かないため、午前中にポーっとしてしまい物事に集中できない問題も指摘されています。時間に余裕を持って起こすことで、朝ごはんをきちんと食べる習慣もつけたいですね。

子供が好き嫌いする原因は?一緒に楽しく食べる克服方法
子供が好き嫌いする原因は?一緒に楽しく食べる克服方法
子供の好き嫌いは栄養が偏り成長にもよくないばかりか性格にも影響がでると言われています。年齢ごとの好き嫌いの直し方、トマトやピーマンなど嫌いな野菜を調理の仕方で克服する方法です。

お気に入りのアニメを流す

子供が好きなアニメやテレビ番組を用意しておき「○○見る?」と声をかけてあげましょう。まだ小さいお子さんはきっとつられてみてくれるでしょう。

寝る前のテレビに良いことはありませんが、朝に子供が見たい番組をつけるなら、子供はボーッとした頭でも起きてきてテレビに向かってきてくれます。
ですが、子供が起きてきたからとテレビを消してしまっては、子供だって怒ってしまって当然。ぼーっとテレビを見る時間は15分から30分くらいと決め、そのあと朝の支度に移れるように余裕を持って接しましょう。

アップテンポの音楽をかける

体自体を目覚めさせるには、元気が出るようなアップテンポな音楽を大きめの音量で流すのも効果があります。クラブなどでかかっているような自然と体が動いてしまう音楽、子供が好きなアニメのオープニング曲などを選びましょう。
お子さんがまだ小さいうちだと、大人がテンションを上げて楽しそうに笑顔で体を動かしてみてもいいでしょう。

毎日同じ曲をかけることで「この音楽がかかったら起きる時間だ」と潜在的に脳にインプットさせるのも効果的です。

【番外編】荒療治?起こさない日を作ってみよう!

登校時間になっても爆睡中の女の子

子供が学校に遅れてしまうというリスクがあるため、全ての方におすすめできる方法ではありませんが、子供がある程度大きくなってきて「朝きちんと自分で起きる自己管理ができる子供に育ってほしい」と願っているのならば、「起こさない」方法を試してみてもいいでしょう。

起こさない日を決める

まず、子供に「○日の朝からは起こさないから、自分で起きるようにしてね」と事前に宣言をしておきます。その日がきたら登校時間になったとしても宣言を撤回したりせず絶対に起こさないことが何よりのポイントです!

先生に怒られ子供は痛い目を見るかもしれませんが、そのような辛い経験を通して学べることもあるのです。「自分が起きなくて遅刻したら困るのは誰か」ということを自分の体を使って理解することが子供の成長にもつながるでしょう。
最初は時間になっても起きてこない子供に「学校が心配するのではないか」とソワソワしてしまうかもしれませんが、そこは成長のためとじっと我慢し見守るようにしましょう。

子供にお気に入りの目覚まし時計を選ばせるのも◎

お子さんはどんな目覚まし時計を使っていますか?パパやママが選んだものや、もらい物を使っているかもしれません。パパやママと共同で使っていて、自分専用の目覚まし時計を持っていないお子さんもいるでしょう。

最近の目覚まし時計はキャラクターのものを始め、プラネタリウムになるもの、録音できるものなど様々な種類が売られています。
起こさないと決めた日に向けて、お子さんと時計屋さんに行き自分のお気に入りの目覚まし時計を買い与えてあげると、朝目覚ましを止めることに喜びを覚えて自発的に起きてくれるようになったお子さんもいます。

元気な子に育てる方法は?健康な心と体の成長を促す育児
元気な子に育てる方法は?健康な心と体の成長を促す育児
元気な子に育てるためには、正しく褒めること・正しく叱ることが大きなポイントとなります。褒めることは自信や価値を見出すのに効果的であり、正しく叱ることで目標に向けて努力するという姿勢が生まれるのです。

子供が起きられない問題点

子供が朝スッキリ起きられないと、夜の就寝時間が遅くなることにつながり悪循環が発生してしまいます。睡眠は育ち盛りの子供にとって重要だとわかっていても、質のいい睡眠がとれない場合、子供にはどんな問題が起きるか知っていますか?

実は睡眠不足が長く続いてしまうと、肥満や生活習慣病、うつ病などにかかってしまうリスクが高まってしまう危険性があるのです。

夜眠れない子が増えている

夜になっても寝られない男の子

昔は日中に体を思い切り動かして遊び、夜になると自然と眠たくなる光景が当たり前でした。パパやママの世代も同じような子供時代を過ごした方が多いのではないでしょうか?
しかし現代では子供の生活習慣が変わり、夜寝るべき時間になっても眠たくならない子供が増加していることの問題が指摘されています。現代っ子の4、5人に1人は睡眠障害や、睡眠習慣の乱れといった問題を抱えている現状があります。

例えば小学生の場合、本来は21時には眠りにつき、7時には起きて、合計10時間前後はしっかり睡眠をとるのが理想的だと言われていますが、最近の子供達は22時以降に就寝する子供の割合が増えています。
これはパパやママが仕事などで帰りが遅くなってしまうことも影響していると考えられています。仕事で早く帰れないのは仕方のないことですが、親のライフスタイルが子供の睡眠環境に影響していることも知っておくことが大切です。

子供に必要な睡眠時間

NPO法人「アメリカ睡眠財団」が分析した年齢に応じて必要な睡眠時間はこのような結果になっています。しかし個人によって適切な睡眠時間は異なるため、眠りが足りなくても、眠りすぎても1日を通して疲れが出る場合があります。子供にとって何時間眠ると体調がいいのか調べてみるのもすすめられています。
その方法はまずは中央値の時間だけ眠り(例えば6歳から13歳なら10時間、14歳から17歳なら9時間です)、起きたとき、日中、夕方の様子に注意します。それから夜眠る時間を調整することで睡眠時間を延ばしたり減らしたりして、何時に寝るのと体調がいいか探るという方法です。
・1、2歳:11時間から14時間
・3歳から5歳:10時間から13時間
・6歳から13歳:9時間から11時間
・14歳から17歳:8時間から10時間

夜眠れないのはなぜ?

夜眠れない原因は、テレビ、ゲーム、勉強など子供によって様々ですが、「なんとなく夜更かしする習慣がついている」子供が最も多いことがわかっています。
何らかの理由で夜更かしをした日でも、次の日に起きるべき時間は変わらないため、結果的に睡眠時間が短くなります。朝起きられたとしてもボーッとした状態で登校し、授業中に強い眠気を抱えたままの子供が多く見られます。眠気に襲われたもうろうとした意識の中では授業に集中できず、体調も万全ではないため、学習障害や注意欠陥多動性障害などに間違われてしまうケースもあります。

慢性的な睡眠不足を抱えている子供は週末に解消しようとします。
平日に比べて、週末に3時間以上遅く起きてくる子供は睡眠不足があると考えられるでしょう。週末の朝寝坊が、夜の寝つきの悪さにつながり、結局は睡眠サイクルがうまくまわらない悪循環に陥ってしまう問題点があります。

早寝早起きの習慣は子供に必要なメリットがたくさんある!
早寝早起きの習慣は子供に必要なメリットがたくさんある!
早寝早起きは昔から良いとは言われていますが、何が良いのでしょうか?子どもの心と身体を育てるのは早寝早起きの習慣です。日光を浴びることの大切さや時間の余裕が作り出すものとは?

朝はイライラしない!楽しく起こせる方法を見出そう

子供を朝スッキリ起こす方法は、お子さんの生活や生活リズムによっても異なるので様々な方法を試してぴったりなものを見つける必要があります。家事や仕事に追われ、特に朝は戦場になるパパやママにとってプラスアルファの工夫を取り入れるのは骨の折れる作業かもしれませんが、実はその余裕のなさから生まれるイライラが、子供が起きられない理由のひとつになっているかもしれません。

パパやママの気持ちを落ち着けて、子供が自発的に起きるようになってくれると、きっと朝の過ごし方が変わってくるでしょう。そんな日を目指して「普段の生活からリズムを見直す」「ガミガミ起こさない」「子供の好きなもので釣って起こす」などお子さんがスッキリ起きられる方法を一緒に試してみてください!