子は親の鏡の体験談

子は親の鏡を実感!うちの子赤っ恥エピソード15選!

子は親の鏡という昔からのことわざの意味は、子供を見るとどんな親なのかある程度わかるというものです。子供は親の言葉遣いや行動を真似しているのではなく、同じような言動をしているだけなので、子供を見て自分を振り返ってみましょう。子は親の鏡を実感した15人のママの体験談も紹介します。

子は親の鏡を実感!うちの子赤っ恥エピソード15選!

子は親の鏡~子供を見ると親が分かるということわざの意味

子は親の鑑とも表記されることわざですが、意味をご存知ですか?子供は親の影響を大きく受けるため、子供の言動を見ると、どんな親なのかある程度わかってしまうという意味です。誇らしく思う場面もあれば、恥ずかしいと思う場面もあるでしょう。

15人のママに、子は親の鏡ということわざを実感した体験談をリサーチしました。「うちもだ!」と感じるエピソードもあるのではないでしょうか。

ほめられたけど自宅でのママの言動が丸分かりで恥ずかしかった

口調までそっくり

りりな(30代後半)


娘が6歳の時の話です。娘が3歳ぐらいの時から箸の持ち方やご飯の食べ方に対して厳しく言ってきました。お陰様で綺麗にお箸が持てる様になり、幼稚園の先生から誉められることもありました。

ある日の事、幼稚園が休みの時に友達親子と公園でピクニックする事になりました。みんなでお弁当を持参し楽しくお弁当を食べていたところ、箸の持ち方が下手なお友達に娘が「○○ちゃんそんな持ち方じゃ駄目でしょ?幼稚園でも言ってるよね?何回言ったらわかるの?はい私の持ち方を見てこうするの」と言い出したのです。

私はぞっとしました。私が娘に注意している口調がそのまんまだったのです。周りにいたお母さん方はその光景に爆笑し、注意を受けているお友達のママも「しつけしてくれてるの?助かるわー」と言ってくれましたが、思わず私はすぐに謝りました。

そのお母さんは「ママのしつけが良いから娘ちゃんもしっかりするのよ。子は親の鏡だよ」と言ってくれましたが、私のしつけが娘のお友達を巻き込んでしまったので、私はなんとも言えない気持ちになりました。

話し方が自分とそっくり!自分はこんな口調だったの!?

朝食をとる母親と娘

おしゃまな娘は小さな私

いちまつ(40代前半)


娘が幼稚園年中組のときのことです。5歳だった娘は女子力が私よりも高く、話す言葉も達者でした。

3歳年上の兄との口喧嘩は負けしらず。普段の私と主人との会話も聞いてないようでしっかりと聞いているので、おちおち軽口はたたけないなと思っていたのですが、無意識に口癖で言っていた「あーもう!」をおままごと中にマネされてしまったのです。

お友達に対して「あー!もう○○ちゃん!ダメじゃない!」とか「あー!もう!しっかりしなさいよー!」などなど。

あまりにも高圧的だったので「女の子だし、そんな言い方しちゃだめだよ。」とやんわり諭したのですが、「いつもお母さんが言ってるよ!」と逆に諭されてしまいました。

自分では気全く気付いていなかったので驚きと恥ずかしさで赤面したのを覚えています。その後は言葉遣いには気を付けているつもりですが、やっぱり無意識の口癖は抜けてない今日この頃です。

話し方には気をつけよう

ワクワク(30代前半)


子どもが、3歳くらいの時の話です。当時、下にも1歳になる弟が誕生して余裕がなかった私は、長男に対して言葉遣いが悪かった時がありました。「いい加減にしろー」や、きつい言い方をよくしていました。

すると、ある日長男が私と同じような喋り方をしたことがあり、ハッとさせられました。長男にとったら、そのように話すことは、母親が話していることなので悪気があったわけでもなく、当たり前に出てきた言葉だったんだと思うのですが、私はその言葉遣いがよくないことだと分かっているので、長男が同じように話したのはショックでした。

それに言葉遣いが悪いと気分まで嫌な方向になり、きつくあたってしまうことに気が付きました。それからは、イライラした時などでもできるだけ悪い言葉は使わずに「お母さん今、イライラしてますよー」などと言い方を変えるようにしました。

子どもは親が使っている言葉を素直に吸収するので、親が見本になるのはとても大事だと思いました。

私の真似をしている娘

アヤト(36歳)


娘が4歳くらいのころのエピソードです。うちの娘は他の子に比べて言葉の発達が遅いなと心配していました。私は早く会話をしたくて、娘が反応してくれなくても頑張って毎日毎日話しかけたり、独り言が聞こえる声で話したりしていました。

そんなある日、娘とテレビを見ていて面白い場面があった時に、同時に笑って娘が反応し、「今のおもしろくない?」と言ってきたのです。

私は、「ん?どこかで聞いた言葉だな」と思っていたら、私の口ぐせでした。それからも娘は突然大人っぽく話すことがあり、それはすべて私の口ぐせでした。

はじめは可愛いなと思っていても、外出先で急に言われると恥ずかしくなってしまいます。

最近では口ぐせだけでなく、おままごとをしながらする行動が私にそっくりだと夫が気づき、私に笑いながら言ってきました。子は親の鏡と言いますが、こんなに同じ行動をされると少し恥ずかしくもあります。

母親の膝にお座りする女の子

大人の対応力を見せられたよう

iiihs(30代前半)


我が家は両親共々、他の車の運転には厳しく、ちょっとしたことでイライラしてしまいます。子供がいる前ではお互い、声にださないように心がけてはいるのですが、やはり急な時など思わず悪態をついてしまいます。

また、少しでも混んでいる道がありそうだとすぐに迂回をするなど、とにかくスムーズに運転できることがまず第一という考えです。

そんな中、少し前に1台の車がゆっくりスピードで走行しているため、その影響で後ろが渋滞してしまっている状況に当たりました。私は迂回しようか悩んでいると、4歳の男の子である我が子が、「前の○○(車の車種)が遅いから渋滞してるんだね。右とかに曲がればいいんじゃない?」と、まるで大人の判断かのような言葉をかけてきたため、ドキっとしました。

やはり、親の運転などをじっと見て、あの時はこんな事してたなと記憶していたのだなと実感しました。ですので、どんな小さなクセや言動も子供の前では意識しておかなけばならないと改めて思いました。

真似しないでー!

かか(29歳)


1歳10ヶ月の女の子です。子供が飲み物をこぼしたり、片付けができていなかった時に「もーっ!」と言ってしまうのが私の口癖みたいです。

それから、娘にではなく実母に舌打ちをしてしまう事がありのですが、すると娘も遊んでいたり、邪魔をされたり、気に入らない事があるとチュッと可愛らしい音なのですが、舌打ちをしたり「もー」と言ってしまいます。

それを見ていると、あぁ普段気づいていないうちに自分はこうなっているのだなぁと考えさせられます。

それを見た実親は、普段のお母さんはそうやって言うんだねーなんて言われる始末です。

やることが自分と一緒で反省しました

台所に立つ母親と子供達

4人の娘に現れる私がダメな部分

華子(42歳)


私には、18歳、15歳、12歳、10歳の娘がいます。「子は親の鏡」をつくづく実感している真っ最中です。

まず、長女は何をするにも丁寧さが欠け、特に自分が急いでいる時にはドタンバタンでやりっ放し状態。着た物などもほぼ畳みません。私はたたみますが、結構雑です。

次女は賢いですが、エゴが強いところがあり、人を評価し、人を自分より下に見ることがあります。私も過去、エゴが強いところがありました。

3女は、倦怠感が強く、寝る時間が半端ありません。時には周囲からものぐさなことで反感を買うこともあります。私自身、結構だらだらしてしまうことも多かったので、鏡を見ているようで不快です。

末っ子は異性に惚れやすい、これが強烈です。あの子がいい、この子がいいと、コロコロつきあう人を変えます。私は数多くつきあうことがなかったものの、惚れっぽいところが似すぎて、だらしなく思えて反省してしまいます。

友達の選び方と悩み方

はるみ(40代前半)


娘は13歳の女の子です。友達関係で悩むところが子は親の鏡に感じられます。新学期のクラス替えの際に、どのグループに入ったらいいかという相談をされました。娘の通う学校は毎年クラス替えがあり、そのたびに相談されます。

私自身も、子供のころに同じように悩んだことがあります。そして今でも、ママ友関係で子供のクラスを見て、どの人と仲良くするか考えてしまうところがあります。

私はだれに相談することなく、頭の中でママ友を選んでいます。娘は私に相談して来ますが、同じように人の性格や外見を見て判断し、どのグループに入ったらどうなるか予想している姿がそっくりです。

できるだけアドバイスができるように、声をかけるようにしています。友達を選ぶのは娘ですが友達関係で成績も変わってくる年齢です。

よき友達に恵まれるように、私自身もママ友と仲良くできるように頑張りたいと思っています。

こんなところは似て欲しくなかった

片付け嫌い(42歳)


現在中学3年生の長女は、人付き合いが苦手な私の子供とは思えないほど積極的で友達も多いので、面談などではほぼ褒められたことしかなく、親としては手がかからない子でありがたいのですが、私と同じく片付けが苦手でどうしても自分の机のまわりを片付けることができません。

私も家事の中で掃除や片づけが最も苦手ですが、主婦なので何とか苦手ながらも行っていますが、片付けきれない部分、気づかないフリをしていることもあります。

長女に、せめて自分も机のまわりや洋服だけは片付けるようにきつく伝えると「ママも片付けできてないじゃん」と言われてしまいます。

人付き合いや学校での態度などは私と似ずに、全く正反対のような私と長女なのに、なぜか片付けが苦手、物を捨てられないところだけは似てしまったようです。

小さなころから片づけがなかなかできない私を見ていたことから、長女も片付けだけは苦手になってしまい正に子は親の鏡だと思いました。

親の前でスマホを見る十代の娘

親の姿をしっかりと真似

ゆいママ(20代後半)


3歳と5ヶ月になる2人の娘がいます。上の子が2歳10ヶ月の時に妹が生まれました。妹が生まれ、上の子のお世話をするときはいつも赤ちゃんを抱っこしている状態となりました。

いけないと思っていても、抱っこをしているとしゃがむのが億劫になったり、首がまだ座っていない乳児を片手で抱っこは怖かったりで、つい足を使ってドアを開けたり、閉めたりしていました。その姿をしっかりと見られていたようです。

3歳を過ぎたころから、娘も足で冷蔵庫を閉めたり、おもちゃをのけたりする姿が見られるようになりました。「子は親の鏡」とはまさにこのことだなと反省しました。注意しようにも自分がしているので説得力なしです。

他にも食事中落ち着きがないと思えば、他の大人が食事中に何度も席を立っていました。子どもに注意する前に大人が改めなければいけないことに気付かされます。

親の姿を見て子供も…

さっちん(35歳)


3歳と2歳の女の子の母親です。私は小さい頃から歌が大好きで、家でもよく音楽をかけたり歌ったり、どこかへお出かけする車の中でも必ずと言っていいほど音楽をかけて車を運転しています。

音楽に触れあう機会が多いせいか、子供も自然と歌を口ずさむようになっていきました。家の中はもちろんのこと車での移動中やお風呂場なんかでもそうです。その光景を見ていると、「子は親の鏡で親が好きなものを好きに思う傾向があるのかな?」なんて思ったりします。

歌を歌うことはストレス発散にもなりますし、とても良いことだと私自身思っています。そんな歌を好きになってくれた子供を見て、微笑ましい気持ちと一緒に楽しい時間を共にできる喜びを感じながら毎日を過ごしています。

これからも、音楽を通して楽しい時間や瞬間を刻んでいけたら幸せだなと思います。

子供の印象と母親の印象が同じで驚いた

頭を並べて微笑む母親と娘

イラっとする口の利き方

みるみる(40代前半)


私の娘が小学校2年生、当時7歳のころに同じクラスだったお友達で、忘れられない子がいます。

以下Aちゃんとしますが、その子はとにかく大人が聞いてもえっ?となる言い回しをするのです。

今日は今から買い物に行くから家で遊べないと言えば「えぇ~、じゃぁどこで遊ぶのぉー?」「買い物から帰ってくるの何時?それからなら家で遊べるでしょ」、家に入れれば「お菓子ないの?」と要求し、「アレ持ってきて」とうちの子を顎で使い…うちの子がテストでいい点を取ったとか、どこかに出かけたなどと言う話をしたら「私はこの前満点取ったよ」「先月ディズニーランド行ったよ」などと自分の方が上だとアピールします。話を聞いているだけでイライラしていました。

その後、そのAちゃんのママさんと話す機会がありました。第一印象は悪くなかったものの、何度か会って話をしているとちょっとトゲがあるというか嫌味っぽい話し方をするし、さりげなく自分の方が上だとアピールしてくるし…と、やはりこの母親にしてこの子あり、と感じました。まさに子は親の鏡だと思いました。

親と子は同じ…お行儀とお育ち

おばおば(40代後半)


娘とこじんまりとしたお洒落なお店で食事していた時のことです。5歳位の男の子を連れたママが私たちの隣の席に案内されたのですが…。

「子供の食べるモン無いわ、やめよやめよ」と言い捨てて、お店の人には何の挨拶もなく出ていくのを見て、不愉快な気持ちでいました。

少し間をおいて、今度は入園前の弟と、5歳位のお兄ちゃん、二人を連れたお母さんが隣の席に座りました。子連れ、しかも2人、先に嫌な思いをしていたので、少々警戒し、様子をみながら過ごしたのですが…。

お水を運んきた店員さんに、ママが軽く会釈すると、お兄ちゃんが「ありがとうございます」と小さなかわいい声でご挨拶しました。その自然な流れがとても素敵で、娘と目を見合わせて思わず微笑んでしまうほどでした。

もちろん食事中もお行儀よく、ママを困らせるようなことはありませんでしたが、「ママ、いつもの大好きな、あれ飲まないの?なんだっけ…えっと…シャンパン!」と言ったときには、ママは恥ずかしそうに困っていました。

お育ちとお行儀、しつけ。まさに、子は親の鏡だと思ったシーンでした。

親と子供は共通だと認識

きい(20代後半)


私は娘が幼稚園に入った4歳の時に、いろいろな子供に会ったことが初めてだったのですがやはり、いろいろな人がいるなという風に思いました。

暴言を吐く子供がいたり、影のほうに座っている子がいたり、積極的に友達を作ろうとしている子がいたりと様々です。

ただ、その子たちのお母さんと喋ってみると、親と子供は似ていて、元気な子のお母さんはハキハキしていて凄く元気があり、やはり子は親の鏡だなと感じることが多かったです。

悪口などを言ってしまうと、子供もそのようになってしまうんだなと感じました。自分の子供も見ていて思うのですが、親が挨拶や礼儀などをしっかりとしていると子供もそれを見習いますし、自分自身も親として子供が真似できるような人間にいならないといけないなと思いました。

言動もマナーも親から子供に引き継がれる

ソファに寝そべる娘を見下ろす母親

子供に立派な事を言う前に考えましょう。

koko(40代前半)


子は親の鏡、このことわざは私も頭の片隅に入れて子育てしました。自分の子供でなくても、子供の性格や発言で親はこんな方なんじゃないかな?と思う場面が沢山ありました。

私も初めて子育てするときは初めての子育てに戸惑い、親とはどうあるべきか悩みましたし、図書館で子育て本をいくつも借りて読みました。

本当に、子供は小さな時から、一番身近な人のやっている事を良くも悪くも沢山みていないようで見ているのです。

自分のマナーは子供にも引き継がれると思うので、ズルしないで、きちんとやる事はやる。子育ては自立してこそ育てた甲斐があるので、子は親の鏡のことわざに恥じない親でいたいと思います。

子は親の鏡を心がけた育児をしましょう

昔から言われている子は親の鏡ということわざの意味を考えると、あながちかけ離れてはいません。子供は両親の言動を身近で見て育つので、両親がお手本となっています。言葉遣いやだらしない行動を真似しているわけではなく、それが当たり前になっていて、子供にとって当然の言動になるのです。

子供の言葉遣いや行動が自分と同じで恥ずかしいと感じている場合、今からでも遅くありませんので少しずつ親子で正していきましょう。言動と共に、お箸の持ち方がちゃんとできていないと、親も正しく箸が持てないと見られてしまいますので、箸の持ち方を子供に教えよう!を参考に、正しくお箸が使えるようにしましょう。