家にあるもので簡単クリーニング!鑑定士のみが知るお掃除術
お気に入りのシューズやバッグ、旦那さんのワイシャツや、子供のスニーカーなど、新品の時に比べるとどうしても汚くなっていませんか?
どうやって手入れして良いか分からないスウェードの生地など、プロだからこそ知ってるクリーニング術があります。
数々のお宝を美しく復活させてきたお宝復活のプロである、鑑定士さんに簡単に汚れを落とすクリーニングの方法を教えてもいました。
パールのくすみを取って輝き復活術
テリの悪い真珠のネックレス。冠婚葬祭で付けたまま、タンスにしまいっぱなし。
たまに見てみると大分くすんでいますよね?
そんな時は、画像の様な研磨剤入りのクロスで拭くだけで、簡単に元通りのテリ!に戻ります。
※DIYショップ等で、販売しています。
擦るだけです。
※ただ、糸が弱っていると、この力で弾けてしまう時もあるので、まずは糸伸びを確認してから行ってください。
この通り!真珠表層の0,4ミリの真珠層が蘇りテリが復活します。
ダイヤモンドリングの汚れを落とす方法
ダイヤモンドのジュエリーは裏側に、人の油分が付着し、ヨゴレを呼びダイヤモンドを曇らせます。
そこで、パイプユニッシュの登場です。
※パイプユニッシュをプラスチックコップに入れています。
5分間パイプユニッシュにリングを漬けておくだけです。
写真の様に、ダイヤモンドについて汚れ(油分やゴミ)がモヤモヤと白い雲の様に浮き出します。
この通り汚れが綺麗に落ちて、ダイヤモンドの輝きが蘇ります。
エメラルドの輝きはベビーオイルで元通り!
輝きが無くなったエメラルド、新品のような輝きを簡単に復活させる復活術をご紹介します。
小さなパケを用意し、市販のベビーオイルに漬けこみます。
5分程、ベビーオイルにエメラルドを漬けておきます。
エメラルドと光の屈折率が同じベビーオイルを浸透させると、輝きが蘇ります。
滑りが悪いイライラファスナー
カバンについてるファスナー!滑りが悪くなり、無理やり開け閉めしてしまい、壊してしまった
方も多いのではないですか?
特に部活動用のエナメルバックは、砂や汚れが挟まりやすく壊れやすいですよね?
そこで、家庭に必ずあるロウソクとハブラシを使った、3分でできるロウソクと歯ブラシでファスナー簡単復活術をご紹介します。
まずは、ロウソクを歯ブラシで擦り、歯ブラシにロウソクをつけましょう。
(ロウソクは白いモノを使用)
ロウソクがしっかりついた歯ブラシで、ファスナーが噛み合うエレメント部分を擦ります。
トントンと叩いたり、ゴシゴシ擦ったりしてムラ無く付着させていきましょう!
ポイントは『トントンゴシゴシ!トントンゴシゴシ!』です。
メンズビジネスシューズの剥がれを台所用品でクリーンアップ
この様に、つま先が剥がれているビジネスシューズって普通に手入れしてよいか迷ってしまいますよね。
ご自宅のサラダ油をほんの少したらして、いつものクリームを塗るだけっ!
つま先の剥がれもこの通り!ツヤ感もまして剥がれも目立たなくなります。
落ちないスニーカー白カビを綺麗に!
靴箱の中に長年入っているスニーカー!ゴムの部分にこの様な白いカビが生えている事はありませんか?
実はこの汚れ、ある物を使うと洗わなくても簡単に取れるんです!?
それは使い古された歯ブラシ!歯ブラシで表面を軽くこするとカビが発生しやすい
細かな溝にも毛が入り込んで…
ピアピカのゴムの輝きが蘇ります。
比較するとこんな感じ!
左=復活術前
右=復活術後
赤ワインのシミは白ワインで消える?
白いシャツにこぼしてしまった赤ワインのシミ。
このしぶといシミの上に白ワインを馴染ませると…
赤ワインのシミが無かった様に消えてしまいます!
スウェード生地は文房具で綺麗になる!
ONでもOFFでもどんなシーンでも大活躍のスウェードパンプス
重宝はするけど、すぐに汚れてしまうのが悩みどころですよね?
そこで、消しゴムを使った簡単な汚れ落とし術をご紹介します。消しゴムで擦ると汚れがポロポロ面白いように落ちてきますよ!
まずは消しゴムを用意!
消しカスがまとまって出るプラスチックタイプの物がおススメです。
子猫を撫でる様に、優しく優しく擦りましょう!長年蓄積された汚れが、ポロポロと出てきます。
長年の汚れを落としきったら、シューズブラシを使って、表面に残った消しゴム跡を取りましょう。
新品の時の新鮮な色が蘇ります。
クリーニングで大切な思い出を長持ちさせる
製品と汚れの性質を正しく把握しているプロだからこそ、専用のクリーナーなどではなく、どこの家庭にでもあるような物で、頑固な汚れを落とすことができます。
お気に入りの大切な物だからこそ、普段からケアして綺麗に保つことで、余計に愛着が湧きます。
もし、手放すという時、鑑定をお願いする前に綺麗に掃除・クリーニングすることで、査定額もアップします!
自分で一生使うにしろ、手放すにしろ、キレイな状態を保つことをおすすめします。