ランドセルが高くて買えない
2026.6.22
ランドセルが買えないと諦めないで!お得な購入術と祖父母への頼り方〜ラン活を乗り切るママの知恵
小学校の入学準備で一番の出費となるランドセル。実は「祖父母への上手な相談」や「購入時期をずらす」ことで、家計の負担を劇的に減らすことができます。先輩ママたちのリアルな体験談や、お金の不安を乗り越えて親子で笑顔の入学式を迎えるための心の守り方を解説します。
ランドセルが買えない?焦る前に知っておきたい今の「ラン活」事情と親の心理
「ランドセルが高すぎて、うちの家計ではとても買えないかもしれない」と、春が近づくにつれてため息をついているママはいませんか?保育園や幼稚園の年長さんになると、周りのママ友たちが「どこの工房で予約した?」「うちは牛革のオーダーメイドにしたよ」と盛り上がり始め、プレッシャーを感じることも少なくありません。
ランドセルが買えないと悩む家庭には、大きく分けて「日々の生活費で精一杯でランドセル自体が高くて買えない」というパターンと、「他の家庭と同じような高価格帯(5〜10万円)のブランドランドセルが買えない」という2つのパターンがあります。子育ての現場では、この時期特有の「ラン活(ランドセル活動)」の過熱により、不必要に自分を追い詰めてしまう保護者の声が後を絶ちません。
ランドセルは法的に強制されるものではありませんが、日本ではランドセルを背負って入学式に行くという文化が根強くあります。「高いから買えない」「他の子と違うと恥ずかしい」とすぐに諦めず、賢くお得に購入してお子さんの入学準備をしてあげましょう。まずは深呼吸をして、ママ自身の心を落ち着かせるところから一緒にみていきましょう。
なぜ「買えない」と悩む?親の見栄とプレッシャーの背景
年長さんの春先、幼稚園のお迎え帰りに「〇〇ちゃんのランドセル、もう予約したんだって!」と子どもから無邪気に報告され、胸がチクッと痛んだ経験はありませんか?「みんなと同じように高いものを買ってあげられない私はダメな親なのでは」と、一人で抱え込んでしまうママはたくさんいます。
心理学の観点から見ると、親がランドセルの価格に過敏になるのは「我が子への愛情」と「集団の中で浮いてほしくないという同調バイアス」が複雑に絡み合っているからです。「他の家は5万円のものを買っているからうちも…」「安いものを買って子どもがいじめられたらどうしよう」といった親自身の見栄や不安が、価格のハードルをさらに高く感じさせています。
子どもが本当に求めているのは、「いくらのランドセルか」ではなく、「大好きなママと一緒に選んだ自分だけのカバン」という事実です。高価なものを無理して買って親がイライラするよりも、予算内で笑顔で「似合うね!」と言ってあげる方が、子どもの自己肯定感ははるかに高まります。まずはインターネットの「ラン活体験談」などの情報から少し距離を置き、我が家の家計状況を冷静に紙に書き出してみるというアクションから始めてみましょう。
子どもが本当に求めているのは「値段」ではないという事実
ランドセル売り場で「これがいい!」と子どもが指差すのは、10万円の高級な本革ランドセルではなく、キラキラの刺繍がついた5千円のアウトレット品だったり、大好きなスポーツブランドのロゴが入った手頃なナイロン製だったりすることが多々あります。
発達心理学的に、5〜6歳の子どもはまだ「金額の価値」や「ブランドの優劣」を正確には理解していません。彼らにとって重要なのは、「自分の好きな色であること」「憧れの小学生になれるというワクワク感」です。大人が気にする「素材の違い」や「職人の手縫い」といった要素は、子どもにとっては二の次なのです。
実際に先輩ママたちからも、「親が必死に選んだ高級ランドセルより、子ども自身が選んだ安い型落ち品の方が、6年間大切に使ってくれた」という声が多数寄せられています。親の価値観を押し付けるのではなく、「この3つの中からどれがいい?」と予算内の選択肢だけを並べて、その中から子ども自身に決定させるというアクションをとることで、親の懐事情を守りつつ子どもの自立心を満たすことができます。
ママ友の「いくらの買った?」マウンティングをかわす会話術
公園での立ち話やLINEグループで、「〇〇ちゃんのランドセル、どこのブランドにした?うちは〇〇鞄の限定モデルで8万だったの〜」と聞かれ、答えに窮してしまったというエピソードはよく聞かれます。
こうした会話は、相手に悪気がなくても「うちは安いところで買った」とは言い出しにくい空気を作ってしまいます。無理に相手のペースに合わせて背伸びをした嘘をついたり、落ち込んだりする必要はありません。ママ友との関係において、他人の家庭の経済事情と我が家を比べることは、ママ自身の心のエネルギーを奪う最大の要因になります。
このような場面では、正面から値段やブランド名で張り合わず、視点をずらすのが賢い心の守り方です。「うちは本人が『絶対にこの色がいい!』って譲らなくて、子どものこだわりに任せちゃった。〇〇ちゃんのはすごくオシャレだね!」と、相手を立てつつサッと話題を切り替えるアクションを試してみてください。張り合う姿勢を見せなければ、それ以上深入りされることはありません。
ランドセル代を賢く抑える!お得な購入方法とタイミング
ランドセルを買う余裕がないと感じたら、たくさん情報を集めましょう。近所の先輩ママに相談したり、どこで買ったか聞いてみるのもいいでしょう。思いもよらない場所で安く購入できたというオトク情報が手に入ることもあります。スマホひとつで情報収集できる時代です。諦めずに調べることで、あなたを助けてくれる有益な情報にめぐり合える可能性は広がります。
リーズナブルな量販店(ニトリ・コストコなど)をフル活用する

週末の大型ショッピングセンターで、ズラリと並んだ数万円のランドセルを見てため息をついているなら、少し視点を変えてみましょう。ニトリなら2万円台から、軽くて背負いやすい機能的なランドセルがお得に購入できます。コストコでも同じ価格帯で使いやすいランドセルが毎年販売されています。
「安いランドセルはすぐに壊れるのでは?」という誤解がありますが、最近の量販店のランドセルは非常に優秀です。大手メーカーと共同開発していたり、6年間保証がしっかりついていたりするため、品質面での心配はほとんどありません。無理をして他の家庭と肩を並べず、価格の安いお店で購入するのが家計を守る第一歩です。
また、最近では可愛い色や凝ったデザインのランドセルがたくさんあります。小学1年生にあがるころに子供の好きな色やブランドの高いランドセルを購入してあげても、高学年になると恥ずかしいと言って持たなくなることがあります。入学時にはあえて1〜2万円台の安いランドセルを購入して、高学年になるときに好みのリュックサックや新しいカバンに買い替えるという前提で子どもと話をしておくのも、現代の柔軟なアクションの一つです。
アウトレットや型落ち品を選ぶのは「恥ずかしい」の誤解
「型落ち品やアウトレットを買うなんて、子どもに申し訳ない…」と思い込んでいるママはいませんか?インターネットで検索すると、有名メーカーのアウトレット品が5,000円〜1万円前後で売られていることも珍しくありません。
実は、ランドセルの基本構造はこの数十年で大きく変わっていません。「型落ち」といっても、去年のモデルと今年のモデルで違うのは、ステッチの模様や内側の布の柄、金具のわずかなデザイン程度です。子どもたちが学校に集まってしまえば、誰も「あの子のランドセルは去年のモデルだ」なんて気付きませんし、子ども同士で気にする話題でもありません。
ピカピカのランドセルばかりの中に、ボロボロのランドセルを背負っている我が子を見るのは悲しいものです。ですが、新品の型落ちアウトレット品であれば、十分に美しく、他の子どもたちにも自然になじんでいけます。メーカーの公式オンラインショップのアウトレットコーナーを定期的にチェックし、メルマガに登録してセールの通知を受け取るというアクションで、良質な品を格安で手に入れましょう。
ネットオークションやフリマアプリで新品・美品を狙うコツ
「フリマアプリでランドセルを買うの?」と驚くかもしれませんが、ネットオークションやフリマアプリを利用すると、有名メーカーのものが格安で売っていることもあり、かなりお得に購入できます。中古品だけでなく、祖父母と親でプレゼントが被ってしまったなどの理由で、新品未使用のランドセルがたくさん出品されています。
ネットオークションでの購入を考えているご両親は多いので、入学直前(2〜3月)になると需要が高まり、価格が通常より上がる可能性があります。時期をずらして秋頃や、入学式が終わった直後の5月頃に購入しておくと、良い商品を安く購入できる確率が格段にアップします。
ただ、写真だけで判断するのは少しリスクが伴います。保証期間が残っているか、メーカーの6年保証の対象になるか(譲渡品でも保証が効くメーカーもあります)を忘れずにチェックしておきましょう。フリマアプリの検索条件に「新品・未使用」「ランドセル」「保証書あり」をセットして保存し、新着アラートを受け取れるように設定するというアクションがおすすめです。
金券ショップやクレジットカードの入会特典を駆使する

少しでも出費を抑えたい場合、支払い方法の工夫も重要です。金券ショップで百貨店や大型スーパーの商品券・ギフトカードを購入して、ランドセル購入代金にあてると少しお得な買い物ができます。通常1000円の商品券が980円程度で売られていることもあり、劇的に安くはなりませんが、現金で全額支払うよりは確実にお得です。
また、クレジットカードで購入するとカード会社のポイントが貯まり、他のお買い物に利用できます。入会時に商品券のプレゼントがあったり、ポイント〇倍というサービスもあるので見逃せません。入会する時期によっては5000~8000ポイント(円相当)もらえるカード会社もあります。この入会ポイントをそのままランドセルの割引として利用することも可能です。
「ポイントのためにわざわざカードを作るのは面倒」と感じるかもしれませんが、ランドセルという数万円の買い物だからこそ、還元率の恩恵は大きくなります。年会費が無料のクレジットカードの新規入会キャンペーン時期(春先やボーナス期など)を狙って申し込み、そのカードで量販店の安いランドセルを決済するという合わせ技のアクションで、実質負担額を大幅に減らしましょう。
購入時期を選ぶ!初売りや2月・3月のクリアランスを狙う
「周りはもう春に予約を済ませているのに、うちだけ出遅れた!」と焦る必要はありません。購入する時期を選べば、全く同じランドセルが数万円も低価格で買えることがあります。夏から秋にかけて行われる「早割」というサービスもお得ですが、本当の狙い目は年明けです。
1月のお正月の初売りを狙うという方法があります。どこのお店も比較的割引率が上がる年末年始に、お年玉セールとしてランドセルの目玉商品が出ることが多いのです。さらに、売れ残り品なので色やデザインが少ないというネックはありますが、2月や3月になると在庫処分のためのクリアランスセールが始まり、半額以下で販売されることもあります。
子どもにはあらかじめ「ランドセルがお店に届くのは、雪が降る頃になるから楽しみにしててね」と伝えておけば、周りの子が早く手に入れていても不安になりません。近所の大型スーパーや鞄専門店のチラシアプリをダウンロードし、年末年始と2月中旬の特売情報を欠かさずチェックするアクションをスケジュールに組み込んでおきましょう。
実は一番多い解決策?祖父母への上手な相談と頼り方
「ランドセルが買えないなんて恥ずかしい」と1人で考え込んでいても、状況は変わりません。実は、ランドセルの購入資金を実家や義理の実家から援助してもらう家庭は、全体の半数以上を占めるとも言われています。身内に頼ることは決して恥ずかしいことではありません。
「買えない」と正直に打ち明けることの心理的ハードル
両親が健在で生活が困窮されていないのであれば、ランドセルが買えないことを正直に相談してみましょう。「親に頼りたくない」「いい年をして親に心配させたくない」という意地やプライドが邪魔をする気持ちは痛いほどよくわかります。
しかし、子どもに頼られたり、孫のために何かをしてあげられることを「自分の生きがい」や「喜び」と感じるおじいちゃん・おばあちゃんは非常に多いものです。心理学的な視点でも、人は他者から頼られ、役に立つことで自己有用感を満たします。あなたが「助けてほしい」と口にすることは、ご両親からすれば「頼ってくれて嬉しい」という感情に直結することが多いのです。
もし見栄やプライドが邪魔をしているのであれば、これを機に捨ててしまいましょう。生活が苦しくて親がイライラしたり、家族の笑顔が消えるようでは意味がありません。「お母さん、実は今月の家計が厳しくて、〇〇のランドセル代のことで少し相談に乗ってもらえないかな?」と、感情的にならずに事実だけをストレートに電話で伝えてみるというアクションを起こしてみてください。
祖父母におねだりする時の上手な声かけ・会話例
いざ祖父母に援助をお願いするにしても、唐突に「お金を出して」と言うのは気が引けますよね。お互いに気持ちよく援助の申し出を受け取るためには、事前のコミュニケーションの取り方が非常に重要です。
帰省した時や電話の際に、「最近、〇〇のランドセルのカタログを見始めたんだけど、すごく高くてびっくりしちゃって。私たちが子どもの頃とは全然違うのね」と、世間話の延長として話題を振ってみてください。孫の成長を楽しみにしている祖父母であれば、「じゃあ、入学祝いとしてうちが買ってあげるわよ」と自然な流れで提案してくれることが少なくありません。
「買ってあげようか?」という言葉を引き出せたら、遠慮しすぎるのは逆効果です。「本当?すごく助かる!〇〇も絶対に喜ぶよ。今度一緒に見に行ってくれる?」と、感謝の言葉とともに「一緒に選ぶ時間」を提案するアクションがベストです。お金を出すだけでなく、孫と一緒に選ぶ体験そのものが、祖父母にとって最高のプレゼントになります。
義父母(夫の親)への相談はパパを巻き込んで連携プレイ

自分の実家なら気軽に相談できても、義理の実家(旦那さんの両親)となるとハードルは一気に上がりますよね。「嫁のやりくりが悪いと思われないか」「口出しされるのではないか」と不安になるのは当然の心理です。ご両親との関係や旦那さんの気持ちなど、複雑な事情を抱えているご家庭もあるでしょう。
義父母からの援助を期待する場合は、絶対にママ一人で直接交渉しようとせず、必ず夫(パパ)を窓口にするのが鉄則です。「孫のためになにかしてあげたい」という気持ちは義父母も同じですが、角を立てないためには実の息子からの打診が一番スムーズです。
夫婦で話し合う時間を持ち、「入学準備でランドセル以外にも体操服や文房具でお金がかかるから、お義父さんたちに入学祝いとしてランドセルの相談をしてもらえないかな?」と夫に頼み、夫から義父母へ電話をしてもらうというアクションで、不要な嫁姑トラブルを回避しつつスマートに援助を引き出すことができます。
買ってもらった後のフォローが鍵!最高の恩返しとは
祖父母から無事にランドセルを買ってもらえた場合、「ありがとうございました」とその場で言うだけで終わらせてはいけません。ランドセルの相談をきっかけに、両親や義父母との絆が深まる可能性も大いにあります。助けてもらったら素直に感謝し、親孝行することで恩返しができたら最高ではないでしょうか。
お金をかけなくても、心掛け次第で親孝行はいくらでもできます。手元にランドセルが届いた日に、嬉しそうにランドセルを背負ってポーズを決める子どもの写真を撮り、すぐにお礼の手紙と一緒に送るか、LINEで動画を送りましょう。
そして最も喜ばれるのが、入学式当日の姿を見せることです。入学式の日に、真新しいランドセルを背負ったまま祖父母の家に立ち寄るか、遠方の場合はビデオ通話をつないで「おじいちゃんが買ってくれたランドセルで学校に行ってきたよ!」と子ども自身の口から報告させるというアクションを忘れないでください。孫の成長を実感できる瞬間こそが、祖父母にとって何よりの親孝行になります。
| 相談相手 | 心がすり減るNGな頼み方 | 関係を深めるおすすめの頼み方 |
|---|---|---|
| 自分の実の親 | 「お金がないから5万円振り込んで!」と唐突に要求する | カタログを見せながら「今のランドセル高くて驚いちゃって…」と悩みを共有する |
| 義理の両親(義父母) | 妻から直接電話して「入学祝いをそろそろ…」と催促する | 夫(息子)から「〇〇のランドセル、一緒に見に行かない?」と打診してもらう |
| パパ(夫) | 「あなたの給料が低いから買えないじゃない!」と責める | 「他の入学準備品にもお金がかかるから、購入時期をずらして工夫しない?」と相談する |
| 子ども | 「うちは貧乏だから安いのにしなさい」と我慢を強いる | 「ママはこの色がかっこいいと思うな!この3つの中から好きなのを選んでいいよ」と選ばせる |
自力でランドセル代を捻出!短期間で出来る工夫と働き方
実家にも頼れず、どうしても自力で資金を用意しなければならない場合でも、解決策はあります。本業や育児に支障が出なければ、副業やバイトをしてランドセル代を稼ぐ方法もあります。安くランドセルを買う方法を探すだけでなく、ランドセルを購入するための「臨時収入」を自ら作り出すのも一つのポジティブな方法です。
単発バイトやクラウドソーシングで「ランドセル貯金」
「働きに出る余裕なんてない」と思うかもしれませんが、ランドセルの平均価格である4万円を、3ヶ月~6ヶ月かけて稼ぐという明確な目標を立てれば、ハードルは一気に下がります。月に約1万円稼げばいい計算になります。
例えば、週末にパパが休みの日を利用して、月に1〜2回だけイベントスタッフや軽作業などの日払いバイトをする。お盆や年末の忙しい時期のみの単発バイトをする。こうした数回の働き方でもじゅうぶんランドセル代になります。「家族のため、子どものため」という明確なゴールがあれば、不思議と頑張れるものです。
お子さんが小さくて外に働きに出られないママもあきらめずに探してみましょう。インターネットでは、アンケート回答やデータ入力など、初期投資が不要な在宅クラウドソーシングの仕事も多くなっています。「ランドセルを買うまでの半年間だけ」と期間を区切り、無料のクラウドソーシングサイトに登録して1日30分のアンケート案件から始めてみるというアクションで、コツコツと「ランドセル貯金」を積み上げていきましょう。
【体験談】「うちも買えないと悩みました」先輩ママたちのリアルな乗り切り方
子どもが一年生になったら、ピカピカのランドセルを背負って登校させてあげたい。その気持ちはどの親も同じです。子供が小学生になるのにランドセルが買えないと悩んでいた方は、どのような工夫をしたのでしょうか?先輩ママたちのリアルな体験談をみてみましょう。
体験談1:パンフレット作戦で祖父母から快く入学祝いをゲット!
なつみき(30代後半)
今ランドセルは色々なところで売っています。ブランドもたくさんあり、選択肢が多いです。展示会などもありますが、現物を全て見るのは大変です。そこで私は、ランドセルのパンフレットをもらえる所があれば片っ端からもらっておきました。
ネットで請求できるところや、出かけた先で見つけたときはもらって帰るようにしました。まず私が集まったパンフレットをチェックして、いくつかまで候補を絞り込みました。その中で、子供にどんなランドセルがいいか、どれか気にいたものはあるかどうかを聞きました。そうして2種類に絞ったところで、祖父母へ相談しました。パンフレットを見せて「子供はこんなランドセルが欲しいみたい」と話しました。
パンフレットをみて、ランドセルはけっこういい値段がすると知った祖父母は、「今度一緒に見に行こうか」と提案してくれました。おじいちゃんおばあちゃんとお店に行った子供の、ピカピカのランドセルを背負ってうれしそうにしている姿を見て「入学祝いに」とランドセルを買ってくれました。
この方の素晴らしいところは、いきなり「買って」と言わず、パンフレットという視覚的なツールを使って自然に祖父母の関心を引き出した点です。「子どもが欲しがっている」という状況を見せることで、祖父母の「叶えてあげたい」という愛情を上手に刺激しています。まずは無料のカタログを数社から取り寄せ、実家に帰省する際にさりげなくリビングの机に置いておくというアクションは、誰でもすぐに真似できるテクニックです。
体験談2:義母が大型スーパーで買ってくれました

星(40代後半)
21歳のときに2歳年上の人と結婚したので、家庭は裕福ではなく大変でした。育児のために退職したのでランドセルなんて高嶺の花でした。私自身も裕福ではない家庭で育ち、親戚からのおさがりで当時珍しかった赤い学生カバンを持って小学校に通いました。子供ながらに周りと違うことが恥ずかしかった経験があります。
我が子にも何かおさがりを貰えるところがないかと思って探していたころ、夫の提案で実家へ行き、義理の両親と一緒に大型スーパーへ買い物に行くことになりました。2月頃だったと思いますが、スーパーの入り口には早くもランドセルの看板が。それを見て「この子のランドセルはまだか、じゃあおばあちゃんが買ってやっからな」と、普段ケチな姑が孫の手を引いて売り場へ向かうじゃありませんか。
売り場では「どれでも好きなのを選べ」と孫に言い、高価なランドセルを買ってくれました。どうやら私の両親にランドセルを買わせたくなくて、ずっと前から準備していたようだと夫に聞き、姑らしいなと感じました。私の親と義理の両親の不仲が唯一役に立った出来事でした。
家庭の複雑な人間関係や義父母の「対抗心」が、結果的に子どもへの大きなプレゼントに結びついたケースです。家族の心理として、孫への愛情表現の裏には「自分たちが一番の支援者でありたい」という思いが隠れていることがあります。義実家を訪問する際、あえて入学準備の話題を避けずに「これから準備が大変で…」とこぼしてみることで、思わぬ援助の申し出があるかもしれません。
体験談3:ひいおじいちゃん孝行のランドセル
りあとじあ(30代後半)
女の子だからかとてもデザインの凝ったランドセルを選んだ娘。他の物より2万ほど高いので、「こっちはどうかな?」と少し安い物を勧めてみましたが、意志が変わることはありませんでした。出来れば欲しいものを買ってあげたいと思い、実の両親にはお願いしづらかったので私の祖父に相談することにしました。
おじいちゃんにとって、私の娘は初のひ孫ということもあり、とてもかわいがってくれていたので、ランドセルのことを相談すると気前よく現金を出してくれました。おじいちゃんもひ孫のため、孫である私のためになることを嬉しく感じているようでしたので、申し訳ないとも思いましたが、おじいちゃん孝行できたのかな?とも思いました。
娘にとっても、ひいおじいちゃんが買ってくれたランドセルを持つことは貴重な経験で、とても大切に使っています。
両親だけでなく、関係性の良好な祖父母(曾祖父母)を頼るという選択肢もあります。高齢になればなるほど、お金を使う機会が減り、「ひ孫の喜ぶ顔を見ること」が最高の楽しみになっているケースは多いものです。電話口で「娘がどうしても欲しいデザインがあるみたいなんだけど、高くて困っていて…」と悩みを共有し、お祝いの打診を受け入れるというアクションは、双方に幸福感をもたらします。
体験談4:購入時期を待つ事!2月に1万円代でゲット

はる(30代後半)
長男の小学校入学もいよいよ来年となり、6月にランドセルフェアのチラシを貰ったのでイベント会場へ行ったところ、まずランドセルの値段に驚きました。安くても4万円から5万円代で上を見ればキリがありません。入学準備品としてランドセル1つで良いのならまだしも、文房具や体操着などこれから揃えなければならない物もたくさんあります。
ランドセルに全力投資するわけにはいかないので、そのイベントでランドセルを購入する事は諦めました。ランドセルは時期を待てば安くなるとご近所さんに聞きました。しかもブランド品でもそうでなくても集団に紛れてしまえば全て同じに見えると言われ、冬が終わるのを待つ事にしました。
2月も終盤に差し掛かったある日、近所のディスカウントショップに行ったところ、ランドセルが1万円代で売られていたのを見て「今だ!」と思いようやく購入しました。確かにそのランドセルはブランド品ではありませんでしたが、他の子と比べても見劣りする事なく、六年間何の不便もなく使い切る事が出来たのでとても満足しています。
「周りに流されて早く買わなければ」という同調圧力を跳ね除け、冷静に時期を待って成功した素晴らしい例です。保育の観点からも、子どもは持ち物の優劣よりも「親が心に余裕を持って笑顔で接してくれること」を何より求めます。「焦って夏に高価なものを買わず、お正月明けから2月末までのクリアランスセールまでグッと待つ」というスケジュールを夫婦で共有しておくだけで、金銭的な不安は大きく解消されます。
ランドセルが買えないと悩むママへ・よくある疑問(FAQ)
Q1. ランドセルはお下がりやリサイクル品でも大丈夫ですか?
もちろん大丈夫です!最近はSDGsや節約の観点から、親戚やご近所さんからお下がりを譲り受ける家庭や、リサイクルショップを利用する家庭も増えています。入学前にはクリーニングをし、ランドセルカバーを新しいものに変えてあげるだけで、見違えるようにきれいになります。子どもには「お兄ちゃんから引き継いだ特別なカバンだよ」とポジティブに伝えてあげましょう。
Q2. 男の子のランドセル、安物を買うとすぐに壊れませんか?
男の子はランドセルを放り投げたり上に座ったりと扱いが乱暴になりがちですが、最近の日本製のランドセルは、1万円〜2万円台の廉価モデルであっても非常に頑丈に作られています。背あてや肩ベルトの強度も十分です。「安いから壊れた」というよりは「扱い方の問題」が大きいので、過度に心配する必要はありません。
Q3. 子どもに「うちはお金がないから我慢して」と言っていいですか?
「貧乏だから」「お金がないから」とストレートに伝えるのは、子どもに不要な劣等感や我慢を強いるため避けた方が無難です。代わりに「我が家のランドセルの予算はこのくらいだよ」「この中からならどれを選んでもいいよ」と、選択の枠組みを明確に示してあげる伝え方にしましょう。予算内での選択の自由を与えることで、子どもは納得しやすくなります。
Q4. ママ友から「ラン活どうしてる?」と聞かれたらなんて答える?
まだ買っていないことや、安く済ませようとしていることを隠す必要はありませんが、詳しく話しすぎる必要もありません。「うちは本人のこだわりがなくて、ギリギリになってから一緒に見に行こうと思ってるんだ〜」や「お正月休みに実家に帰った時にゆっくり決める予定だよ」と、さらりとかわすのが負担の少ない上手な返し方です。
まとめ:ランドセルの値段にとらわれず、親子の笑顔で入学式を迎えよう
ランドセルの平均金額は約4〜5万円程度と言われ、高いものでは10万円を超えるものもあり、親が頭を抱える金額です。しかし、制服や学校に着ていく洋服、体操服、絵の具セットやピアニカなど、入学に向けて購入するものは山のようにあり、小学校入学準備リストと開始時期を見てもわかるように、ランドセル以外にも6万円程度は必要になります。ランドセルが買えない、家計が厳しいと悩む家庭は決して少なくないのです。
この記事で見てきたように、ランドセルは買い方次第で安く手に入る方法がたくさんあります。祖父母に相談して援助をお願いする、ニトリやコストコなどのリーズナブルな店舗を利用する、アウトレットやフリマアプリを活用する、購入時期を冬まで待つなど、諦めずにできることを一つずつ試してみてください。
最も大切なのは、ランドセルのブランドや値段ではありません。子どもにとって一番の喜びは、「大好きなママとパパが、自分の小学校入学を心からお祝いし、笑顔で送り出してくれること」です。子どもの笑顔のために、無理な出費で苦労を抱え込むのではなく、賢い工夫をして納得のいくランドセルを準備しましょう!親子でワクワクしながら、素敵な春の入学式を迎えてくださいね。