子供の口臭の原因と対策方法

子供の口臭が気になる!原因別に口の臭い対策をしよう!

子供の口臭していませんか?口臭がある子供は珍しくありません。どうして口臭がするのか、原因や臭いの種類、改善方法についてご紹介します。虫歯も口臭になりますので、小さいころから歯磨きの習慣をしっかりとつけるする必要があります。子供に口臭がない場合も、口臭予防の参考にしてください。

子供の口臭が気になる!原因別に口の臭い対策をしよう!

子供にも口臭があるの?

「子供の息がちょっと気になる…もしかして口臭?」なんて感じたことはないでしょうか。口臭なんて子供には関係ないのでは?と言う人もいるでしょう。

実は、子供の口臭が気になるママは思いのほか多いです。子供の口臭が気になり始めたら、ひどくなる前に原因や対処法を知っておく必要があります。

口臭が始まる年齢

お母さんに息をふきかける子供

口臭というと大人のイメージがありますが、大人だけでなく、赤ちゃんや子供でも口臭が気になることがあります。

赤ちゃんの歯が生えていない月齢でも、ミルクのカスなどが原因で臭いが気になる場合や、離乳食の始まる5~6ヶ月くらいには本格的な口臭となる場合もあります。

思春期の子供の場合、口臭がないのに臭っていると気にすることがあります。

どれくらい臭うと口臭と呼ぶ?

口臭とは、呼吸をすることで発する嫌な臭いのことです。人は息自体に臭いがあり、無臭という人はほぼいませんので、その臭いが不快かそうでないかが口臭かどうかの違いになります。

口臭にはどれくらい臭くなったら口臭という決まりはありませんので、周りの人が不快を感じるかどうかで決まります。

口臭を放置すると病気にも

大きく息をはきだしている子供

気にはなるけどただの口臭だから、と放置すると、子供の体に悪影響が出てしまう場合もあります。病気が原因の口臭は、口臭を放置することは原因の病気を放置することにもなり、より悪化してしまう場合や、一時的や急性だった病気が、慢性的なものになってしまうこともあるのです。

他にも放置することで、歯のトラブルや、異臭の原因である異物が腐敗することにより、感染症などを引き起こす場合もあります。

また、物心がついてから口臭があることを指摘されたりすると「自臭症」になる場合もありますので、早めのケアをするようにしましょう。

自臭症:自己臭症・自己臭恐怖症

周りの人にとっては気にするほどではない口臭でも、本人だけがきつい口臭だと思い、周りに口臭がきついと思われていると思い込んでしまう、対人恐怖症の一つの現れです。

また、まったく口臭がしないのに、ひどい口臭があると思い込んでしまい、異常なほど歯磨きをするなどの行動に出ます。

口臭が発生するタイミング

子供の口臭は様々な原因があり、放置していると病気に発展してしまう場合もあるので、早期の対策が必要なことがあります。

次のような口臭がきになるタイミングや種類がありますので、自分の子供がどれに当てはまるのか確認してみましょう。

口臭が気になるタイミング

口臭が気になるタイミングによって次のようなタイプに分けることができます。当てはまるものはありますか?

  • ときどき臭いが気になる
  • 体調の悪い時だけ臭いが気になる
  • いつも臭いが気になる
  • 幼児期から気になりだした
  • 思春期から気になりだした

口臭の種類別の原因

口臭は大きく次の4つの種類に分かれ、それぞれ原因が異なります。病気が原因で口臭がする場合、口臭対策より病気の治療を優先しましょう。

図解:口臭の種類別の原因

  • 誰にでも起こる「生理的口臭」
  • 病気が原因の「病的口臭」
  • 食べ物などによる「外的要因の口臭」
  • ストレスなどによる「心理的要因の口臭」

生理的口臭

生理的口臭とは誰にでも起きる口臭で、原因となる口腔内ドラブルや病気などがない場合がほとんどです。主に唾液の量が少なくなる、起床時や緊張したとき、お腹がすいたときなどに口臭が気になりますが、体の調子やストレス・生活習慣などの状態によって発生したりしなかったりと、いつも気になるわけではありません。

生活習慣などが関係して起きるので、水を飲むなど、口の中の水分量が増加すると口臭が弱まる場合があるため、医療機関での治療は必要なく、生活習慣の見直しで改善することが多いのが特徴です。

病的口臭

蓄膿症や喉・消化器など、さまざまな病気が原因となる口臭です。中でも原因の約9割が虫歯などの口腔内のトラブルから起きています。

原因である病気自体と治療することが、口臭を減らすことになるため、医療機関での受診の必要があります。

外的要因による口臭

ニンニクやネギ、アルコールとなどが原因になります。歯磨きや洗口液などで原因を取り除くか、時間が経てば臭いがなくなる一時的なものがほとんどです。

心理的要因の口臭

心理的なものが原因となり、ストレスやトラウマ、精神不安などによって起こる口臭です。思い込みによって引き起こされることもあり、検査ではとくに臭いに異常はない場合がほとんどで、精神科での治療が必要になることもあります。

子供の口臭の原因

子供の口臭は主に、歯磨きがちゃんとできていないことや、舌の汚れなどで起こることがほとんどですが、虫歯が原因のことも多いので、子供の口腔チェックを習慣づけましょう。

歯磨き不足

歯磨きがしっかり出来ていないことが口臭の原因となることがあります。口の中に残った食べものを歯磨きなどで取り除ききれないと、それが歯垢となり口臭のもととなる細菌が増殖してしまいます。

虫歯を治療している女の子

虫歯や歯周病

歯垢が蓄積されていくと虫歯や歯周病が発症します。虫歯が進行することで虫歯菌が独特の臭いを発生させ、口臭へと変化します。

舌の汚れ

子供の舌の表面が白くなってはいないでしょうか。これは舌苔という汚れで、舌についた食べカスが十分に取り除かれないことで起こり、細菌が繁殖して臭いを発生させる原因となります。

口呼吸

自分の子供が鼻呼吸か口呼吸か確認してみてください。気づいたら子供の口がぽかんと空いているような場合は、口で呼吸している可能性があります。

口呼吸は口が空いている状態となり、口腔内が乾燥してしまいます。通常は、殺菌作用のある唾液が口の中を潤おすことで口臭を防ぐのですが、口の中が乾燥することによって雑菌が繁殖し、口臭となってしまうのです。

また、口呼吸を放置することで菌が増殖し、虫歯や歯周病などに発展することも口臭につながります。口呼吸となる原因には、次のようなものがあります。

  • 鼻づまり・蓄膿症
  • 歯並びの悪さ
  • 口の筋力の衰え
  • 癖になっている

鼻が詰まることで、鼻での呼吸ができなくなり口呼吸となってしまいます。口が閉じにくく、常に口があいた状態も口呼吸につながります。

口を閉じにくくなる原因として、口周りの筋肉の衰えだけでなく、歯並びが悪い場合も口を閉じるために通常より力が必要となり、口呼吸をする原因となります。

これらによる口呼吸が一時的なものであれば問題ありませんが、長期間続くと鼻が詰まっていない時も口で呼吸をする癖がついてしまいます。

胃腸の病気や便秘・下痢

便秘や消化不良といった胃腸などのトラブルが、口臭の原因となる場合があります。腸内環境の悪化や消化不良で食べ物が残るとガスが発生、これが直接口臭となってしまう場合や、腸で吸収され口臭となって現れることがあります。このときの口臭は便臭がするので、体調を整える必要があります。

風邪や免疫力の低下

風邪を引くことで、口腔内の温度が上昇すると唾液の分泌が抑えられ、雑菌が繁殖して口臭となります。

また、免疫力自体が低下することで風邪を引きやすくなるだけでなく、虫歯や歯周病などのもととなり、殺菌作用のある唾液の機能も低下して、口臭が起きやすくなります。

唾液の分泌低下

唾液には口臭や虫歯・歯周病のもととなる菌を殺菌する作用があり、唾液自体が口臭の原因となる舌の食べカスなどの、口の中の汚れを洗い流してくれます。

この唾液が少なくなることで、口臭につながります。唾液が少なくなる原因としては次のようなことがあります。

  • 噛む回数が少ない
  • マウスウォッシュの使いすぎ
  • ストレス

噛む回数が少ないと、十分な唾液が分泌されなくなります。また、マウスウォッシュも適度ならば口腔内を清潔に保ってくれますが、頻繁にしてしまうと唾液の分泌の妨げになりますし、緊張などのストレスも唾液の分泌を抑えてしまいます。

口臭の臭いによる原因の違い

図解:口臭の臭いによる原因の違い

一口に口臭といってもその臭いは様々で、臭いによって原因が異なります。子供の口臭が気になる場合はどんな臭いがするのか確認してみましょう。臭いの種類には次のようなものがあります。

  • 腐敗臭
  • アンモニア臭
  • 甘い臭い
  • 甘酸っぱい・発酵臭
  • ガスのような匂い
  • ドブのような匂い

腐敗臭

卵や魚・肉が腐ったような匂いやごみのような臭いなど、何かが腐ったような匂いがする場合は虫歯や歯周病、舌の汚れなどの可能性があります。

アンモニア臭

アンモニアのような鼻につく臭いは、歯周病が進行している場合にする口臭です。肝臓や腎臓などにトラブルが起こっている場合がありますが、子供の場合は少ないでしょう。

甘い匂い

甘ったるい匂いや薬品のような臭いがする場合は、糖尿病や肥満などの恐れがあります。近年、子供の糖尿病が増加していますので、口の中を清潔にし、乾燥することを防いでも甘い臭いの口臭が続く場合、一度医療機関を受診してみましょう。

甘酸っぱい発酵臭

納豆やチーズ、漬物のような発酵したような臭いや甘酸っぱい臭いは、歯磨き不足などで残った食べ物のカスが発酵したり、舌に付着する舌苔や歯の間に汚れが残っている場合などに起きることがあります。

ガスのような匂い

ガスやゴムのような臭いがする場合は、肥満などのコレステロール代謝の異常やビタミンEの不足で起こる場合があります。

生活習慣の乱れでもガス臭の口臭がする場合がありますので、生活を正してもガス臭がする場合は要注意です。

ドブのような臭い

ドブのような臭いが喉の奥からするような場合は、扁桃炎を引き起こすことで作られる膿栓や膿汁が原因となっていることがあります。

子供の口臭対策

子供の口臭の原因がわかったら、それに応じた対策をしていきましょう。口臭がしたままだと、人間関係にも響きます。

子供を傷つけないように

口臭対策をする前にママに気をつけてほしいことは、子供を傷つけないようにすることです。口臭の問題は本人が気づきにくく、気づいても言い出しにくいものです。

また、子供同士では、子供は相手の口臭を気にせず指摘してしまうこともあります。臭いの問題は子供にとってもとてもデリケードな問題で、心の傷にもつながりかねません。子どもの心は繊細です。

口臭を放置するのも問題ですが、ママが敏感に反応しすぎたり、子供の心のフォローを怠ったりすることがないようにしてください。

口臭対策のポイント

図解:口臭対策のポイント

口臭の予防には、早すぎることも遅すぎることもありません。口臭が気にならない場合でも、赤ちゃんのころから予防しておくことも大事です。口臭対策は次のコツを参考にしてみてください。

  • 歯磨きをしっかりする
  • 一日を通して食べ物を食べない
  • 口呼吸から鼻呼吸にする
  • 水分をこまめに摂取する
  • ストレスの解消を心がける
  • 医療機関で治療する

歯磨きをしっかりする

歯磨きをしっかりすることは、口臭を予防することに欠かせません。食事をしたら歯磨きをする習慣をつけましょう。

また、子供の場合は磨き残しがどうしても出てしまいます。ママが仕上げ磨きをしてあげるようにしてください。

その際、毎食後必ずではママに負担がかかってしまう場合は、食後に口をすすぐだけにしたり刺激の少ない洗口洗液を使うなどし、仕上げ磨きは夜の1回だけでも構いません。一日の中のどこかで、口の中をきれいにするよう心がけてみましょう。

歯磨きをしている女の子

一日通して食べ物を食べない

口の中が清潔であれば口臭を予防することができます。一日中食べ物を口に入れている状態では、清潔な状態を長く続けることができません。

一日を通して食べ物をつまむのではなく、時間を決めて食べる時間と食べない時間をつくるようにしてみましょう。

口呼吸から鼻呼吸にする

口呼吸のままでは唾液が減り、口が乾いた状態になり雑菌が発生してしまいます。口呼吸から鼻呼吸へ改善するようにしてください。口呼吸の改善として、次のようなことを参考にしてみてください。

  • 口が空いているときは声をかけて鼻呼吸を意識する
  • 口周りの筋肉を鍛えるトレーニングをする
  • 医療機関で鼻づまりの改善をする
  • 鼻腔テープなどの改善グッズを使用する

口周りの筋肉を鍛えるトレーニングには、食事のときによく噛む、風船を膨らます、シャボン玉をするなどがおすすめです。

歯並びが悪くて口呼吸になっている場合、永久歯が生えている年齢の子供は歯並びの矯正が必要なレベルかどうか、歯科医に相談してみましょう。

水分をこまめに摂取する

唾液を分泌するために水分を補給することがた大切です。一日を通してこまめに水分を補給するようにしましょう。

水分はジュースやスポーツドリンクではなく、水かお茶を摂るようにしましょう。

ストレスの解消を心がける

子供は口には出さなくても、ストレスを感じていることがあります。子供の様子をしっかりみてあげてストレスを感じていないか確認してみましょう。また、ストレスを解消するためといって、特別なことをする必要はありません。

日常の中で、子供の話を聞いてあげたり、抱き締めたり、スキンシップで愛情を伝えるだけで子供は安心してストレスを緩和できるのです。思い切り公園で走り回るのも子供のストレス解消になります。

医療機関で治療する

慢性的な鼻づまりや既に出来ている虫歯などのように、病気の場合や家でのケアでなかなか改善できない場合は、歯科や耳鼻科・口臭外来などに相談し、治療することをおすすめします。口臭の原因に合わせて、適切な治療やホームケアの指導を受けることで、早期に処置することができます。

子供の口臭は保護者が対策する

子供の口臭は放置していると別の病気へと発展してしまうことがあるので、ママが早く気づいて対応してあげることが大事です。デリケードな臭いの問題ですが、早く気づき対策することで改善することがほとんどです。

口臭がない子供でも、虫歯になると口臭がしてくるので、重曹うがい&歯磨きで虫歯と口臭予防☆歯と健康を守るコツを参考にし、しっかりと歯磨きをして虫歯予防に努めましょう。

子供が小さいころからしっかり対策し、子供の口臭や健康だけでなく心のケアもできるようにしてあげましょう。

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