子供が泣き止まない原因と対策

子供が泣き止まない!イライラせず子供の心理を理解しよう

子供が泣き止まない!そんな行動が多いのは「魔の2歳児」とも言われる頃です。今回はそんな2歳前後の子供に注目して、泣き止まない際に考えられる原因や対処法について、また、大人が子供が泣き止まない行動にイライラしない為の方法など、体験談を交えながら詳しく解説していきます。

子供が泣き止まない!イライラせず子供の心理を理解しよう

子供が泣きやまないのは成長に必要な過程だった!

子供が泣き止まないことに手を焼いたことのあるパパママはたくさんいるでしょう。外出先などで急に子供が泣き叫んだり、泣き止まなくなってしまい、一体何が原因でどう対処するべきなのかがまったく分からずに、大変な思いをしたというママやパパが数多くいます。特に2歳頃から3歳頃までの子供がいる家庭ではその割合が多くみられます。

では、なぜこの年齢の子供は泣き出すと、なかなか泣き止まなくなってしまうのでしょうか?調べてみると、2歳頃からの様々な「成長」が、子供の泣き止まない原因と、とても大きく関わっている事が分かりました。なんと子供が泣き止まないということは、大事な成長の過程でもあるのです!

そこで今回は、2歳頃の子供に注目して、泣き止まない原因や対処法、子供が泣き止まない行動に対して大人がイライラしないようにする為の方法について、そして先輩ママ達が子供に泣き止んでもらう為にどんな対処法を実践していたのか、などの体験談を含めて詳しく解説していきます。

2歳の子供の成長や特徴~こんなことができるようになる!

シャボン玉を追いかける幼児

2歳前後の時期の子供とは、どの様な発達や特徴が見られるのでしょうか。その特徴を以下へ簡単にまとめましたので、参考にして下さい。

  • 走る、ジャンプをするなど、身体全体を使った動きが活発的になってくる
  • 色々な遊具やおもちゃを使いこなせるようになったり、スプーンやフォークを使ってご飯を食べるなど、手先が器用になってくる
  • 「言葉の爆発期」とも言われている時期。語彙数が急激に増えてきて、2語文、3語文、否定文などを話すようになり、ちょっとした会話なら成り立つようになる
  • 第一反抗期(イヤイヤ期)が始まり、落ち着きがなくなったり、グズリが酷くなったり、時には癇癪も起こす事もある

上記のように、子供が2歳になるにつれて、沢山の成長の様子を見受けられるようになってきます。特に、イヤイヤ期に関しては、子供が泣き出したら止まらない原因と大きく関係していますので、まずはイヤイヤ期がこの頃から始まる事を理解しておきましょう。

子供が泣き止まないのにはこんなに原因がある!

ではなぜ2歳頃の子供の多くが泣き出してしまうと、なかなか止まらなくなってしまうのでしょうか。ここではその原因について詳しく説明していきます。

自我の芽生えや自己主張が出てきた

床に寝そべってごねる幼児

子供は2歳前後になると「あれがやってみたい」「これがしたい」というような主張や欲求が強くなってくる「イヤイヤ期」を迎えます。しかし、それらの欲求を自分でうまくコントロールする事はまだ難しく、思い通りにいかない葛藤などにより、大人が何を言っても「イヤ!」と泣き出し、抵抗することがあります

叱られた事で気持ちの収まりがつかない

大人へのさまざまな欲求や、主張を伝えたいけれど、なかなかうまく伝えられずに泣いているのに、「泣いてたら分からないでしょ!」などと怒られてしまうと、子供は気持ちの収拾がつかなくなってしまい、更にヒートアップして泣いてしまう場合があります。

赤ちゃん返りをしている

赤ちゃん返りとは、2~3歳位の幼児が、まるで赤ちゃんに戻ってしまったかのように行動をすることを言います。具体的な例としては、卒乳したのにおっぱいを欲しがってきたり、それまでは1人でもできていたことを突然やらなくなったり、極端にワガママが増えるなどの特徴があります。特に下の子が産まれた時や、保育園などに行き始めた子に起こりやすいとされています。

大人の様子をみている

物事が子供の思い通りにはならなかったり、大人との意思の疎通がスムーズにいかない時などに泣き始め、いつまでたっても泣き止まない場合、子供は、大人が自分の気持ちを受け入れてくれ、ちゃんと自分の気持ちに沿った対応をしてくれるのかを試している場合があります

さまざまな理由から子供は突然泣き出して、止まらなくなってしまう事があります。しかし、これらは子供にとって大切な成長の過程の1つでもありますので、大人は泣いている理由をしっかり見極め、理解してあげる事が大切です。

子供が泣き止まないのは体調不良の可能性がある

泣きそうな顔の子供

「子供に様々な対処法を試みたけれど一向に泣き止まない」「泣き方が普段に比べて激しい」など、いつもと違った泣き方の場合には、体調不良が原因である可能性もあります。

身体のどこかに痛みや違和感があったり、熱があって身体がダルい、気持ちが悪いなどといった症状がある為に泣き止まないということもありますので、癇癪で泣いているからと放置したりせずに、子供の泣いている様子は毎回細かくチェクして、その際にいつもの泣き方とは何かしら違う様な点が確認できるのであれば、早めに小児科へ相談、または受診させるようにしてあげましょう。

子供が泣き止まないときの対処法

では次に、一向に子供が泣き止まないで手がつけられないくらいの状態となった際に、大人はどんな対処をしてあげれば良いのでしょうか。対処法を紹介していきますので、ぜひ参考にして下さい。

泣き止まないからと叱りつけてはいけない

頭を抱えてイラつく主婦

子供が泣き出すと、とにかく早く泣き止んでほしいが為に、つい「ダメなものはダメなの!」「泣かないの!」と叱りつけてしまったり、怒鳴ってしまいがちです。しかし、2歳の子供にダメ!というだけで叱るのでは、子供からしたら訳も分からずただ怒られていると感じるだけです。なぜダメなのかという意味は全く伝わらない為に、子供はまた同じ事を繰り返してしまう事もあります。

まずは大人が冷静になって、具体的になぜ自分は怒られているのか、どうしてその行動をしてはいけないのかを子供に分かりやすく説明してあげましょう。

声をかけずに見守って落ち着くのを待つ

とにかく子供の気持ちが落ち着いて泣き止んでくれるまで、大人はそっとそばで何も言わずに見守ってみるというのも一つの手です。大人が自分に関心を示さないことで、泣き止んでくれる子もいるからです。この対処法で泣き止んでくれる様なら、落ち着いた後に優しく声を掛けて、抱き締めてあげるなどしてあげると良いでしょう。

泣いている状況とは違うことに関心を引いてみる

子供を違うことに関心を引くお母さん

自宅にいるときに泣き出したら、ちょっと外に出かけてみたり、買い物中に何かを買ってと泣いてせがまれるようなら、「ちょっとおもちゃ売り場を見に行ってみようか!」などと声を掛けたりして、子供の関心を他に逸らせてみましょう。

自分ではうまく表現できない子供の気持ちを代弁する

2歳前後の子供は、自分でやりたい事があるのに上手くできなくてイライラしたり、大人との意思の疎通が上手くいかなかったりして泣き出すことが多いです。そんな時、大人は「自分でやりたいのに上手く出来なくて悲しいんだよね」などと、子供の言いたい事を代弁してあげると、気持ちが落ち着いて泣き止む事があります。大人が子供の気持ちをきちんと汲み取ってあげ、理解をしてあげる事が大切です。

子供とスキンシップで安心感を与える

子供を抱きしめる母親

抱っこやおんぶ、手を繋ぐなどといったスキンシップには、肌と肌が触れ合うことによって、子供に安心感やリラックス効果などを与えることができるので、子供が泣き出したらまずは一度、抱っこをしてみるのがオススメです。

子供が泣き出すと、大人は焦ったりイライラして怒ってしまいがちですが、まずは大人が落ち着いて、そしてその時にあった適切な対応をしてあげましょう。

子供が泣き止まないときに我が家がやったこと

次に、「実際にこんな事をしたら子供は泣き止んでくれた!」という先輩ママ達が実際に行った対処法の体験談を下記にいくつかご紹介していきます。

泣いていることから興味を変える!

もちこ(30代前半)


ウチの子は2歳頃からよく癇癪を起こしては泣き止まなくて、外出の時は毎回一苦労…そこでウチは泣いたらとにかく、子供の興味を逸らす作戦にしました。具体的には、犬がとっても好きな息子に対して「あれ?◯◯くん!今、ワンワンがいたよ!ちょっとあっちに探しに行こうよ!」などの言葉掛けをしてました。時には車、新幹線、好きなアニメのキャラクターなどに対象を変えたりして、その場を切り抜けてきた事が多いです。

赤ちゃん返りで…

とんこちゃん(30代前半)


娘はちょうど2歳になった頃にイヤイヤ期が始まり、またその同時期に弟も産まれてからは、より一層イヤイヤがエスカレート!何かあるとすぐ大泣きしてアピールをするようになっていました。

でもこうなっちゃうと、娘はもう何を言っても聞いてくれないし、抱っこしても暴れてしまい…本当に手がつけられない状態でした。そこで、周囲の迷惑にならない場所ならそのまま、迷惑になりそうな場所なら少し移動して、とにかく泣きたいだけ泣かせる事にしていました!そして落ち着いてきたら毎回、ギュッと抱き締めて、背中をポンポンして甘えさせてあげていました。

一度とにかくやらせてみる!

みりん(20代後半)


2歳ちょっと前から、なんでも自分でやりたい子だったので、私が少しでも手を出そうものなら泣き喚きました…。そこで、とにかく一度は何でも自分でやらせてから後で私が手伝うようにしてみたら、以前よりも泣く事が減りました!すぐに手助けしたい気持ちを押さえて、まずは子供がしたい様にやらせてみるのはオススメです。

好きなお菓子で

ダラボンまま(40代前半)


泣いて抵抗する子供

我が家の息子君は、とにかく自分の要求が通らないとなると大きい声で泣き、例えスーパーだろうがその辺の道だろうが、床にゴロゴロと寝っ転がってしまい…それはそれは大変でした。なので、何をしても何を言ってもダメな時だけは「じゃあ、○○君の大好きなお菓子でも食べようか~」とお菓子で泣き止ませていました。その為、いつも私のカバンには息子君の大好きなお菓子をこっそり忍ばせていました。

うちのパパの場合

クマママ(30代後半)


私がどんなに言葉かけや抱っこを頑張ってしてみても、娘が泣き止まない時は沢山ありました。そんな時、パパが居る時はバトンタッチ!パパは泣いている娘をスーパーマンのような恰好で抱え、前へ後ろへブランコの様に動かしてみたり、肩車をしてくれたりと、私ではできないようなアクロバティックな動きをしてピタリと泣き止ませてくれました。

上記の体験談のように、各家庭で子供に対してさまざまな対処の仕方をされているのが分かります。これらを参考に、状況にあった最適な対処の仕方を探してみてください。

子供が泣き止まないときにイライラしない為の工夫

2歳の子供は「魔の2歳児」といわれる程、癇癪が激しく一度泣き出したら簡単には泣き止まない為に大変な年齢だといわれます。大人はそんな子供に対してつい、イライラしてしまったり、怒鳴りつけてしまった…という事もあります。そこで、大人がなるべくイライラしない為の方法についてみていきましょう。

イライラを感じたらまずは深呼吸する

子供が泣き止まない状況で自分の気持ちを落ち着かせる為にも、「イライラしてきたな」と感じたら深呼吸をしてみましょう。深呼吸には身体をリラックスさせる効果があるのでオススメです。

リラックスできる深呼吸方法

  • 鼻からゆっくりと息を吸い込んでいく
  • 次に肺が限界に膨らむまで息を吸い込む
  • ゆっくりと時間をかけて息を口から吐きだす

深呼吸の方法としては、まず、ポイントは鼻から吸って、口から出す事です。これらを意識しながら深呼吸をすることにより、さらにリラックス効果が高まります。

子供が泣き止まないその場から一旦離れてみる

自宅にいる際に子供が泣き止まないでイライラしそうになったら、少しの時間だけ別の部屋に行くなどして、一度子供から離れてみましょう。そしてイライラしそうな気持ちをまずは一旦落ち着かせましょう。もし、他にも家族の人がいるなら、少しの時間だけ子供をお願して外に出て気分転換してみるというのも良いでしょう。

子供が泣くことを想定して時間に余裕を持つ

子供の様子を覗う母親

大人がイライラする原因として多いのが「時間」です。特に予定が決まっている様な外出をする際などにはできるだけサッと出掛けたいのに、服はこれじゃいやだ、靴は自分で履きたい!など子供から主張されてしまい、待ち時間が発生してしまうと大人は時間の余裕が無くてイライラしてきてしまいます。

子供が泣いても時間に追われないよう、できるだけ「15分前行動」を心掛けましょう。そうする事で、子供からの様々な主張や欲求に対して柔軟に対応する事ができます。

子供がいつも泣き止まないことで悩んでいるなら誰かに相談する

イライラが溜まってしまわないように、夫や祖父母などといった家族の人や、児童館や支援センターのスタッフ、友達といった親しい人などに、子育てしている中で困っていることや、悩んでいることなどは決して一人で抱え込まずに相談しましょう。イライラがたまらないよう、定期的にストレスを解消していくことが望ましいです。

子供が泣くのは大切なこと!

子供が泣き止まないのはどうしてか分かりましたか?子供は2歳前後になると、自分の主張や欲求などが出てくることにより、何か一つでも不満があれば泣き出し、止まらなくなる事があります。

そんな時、大人はつい感情的になってしまい、怒ったり叱ってしまう事がありますが、そうしてしまうと子供はより一層泣き止まなくなります。しかも、子供に対して怒ってしまったというその反動で、自己嫌悪にまで陥ってしまい、後々に辛い思いをされる人もいるでしょう。

こういった子供の反抗は、大事な成長の過程でもあります。大人は子供が何故泣いているのかという原因を冷静に判断し、それに合わせた適切な対応をちゃんとしてあげる事がとても重要です。

子供が泣き止まないだけではなく、癇癪を起こしてばかりで困ることもあるでしょう。感情のコントロールが苦手な子供を変える親の接し方を参考に、徐々に感情をコントロールできる子供になるよう、育児をしていきましょう。

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