イヤイヤ期がないのは大丈夫?

イヤイヤ期はないとダメ?第一次反抗期と子供の心の成長

イヤイヤ期がない子はどこか変?育て方やその後の成長に何か問題がある?周りが手を焼く魔の2歳児だって育てやすくて助かっているけれど、イヤイヤ期がないことで「自己主張ができないのでは?」と心配になる方も。イヤイヤ期がない原因と、イヤイヤ期がなかった子どもを育てたママの体験談をご紹介!

イヤイヤ期はないとダメ?第一次反抗期と子供の心の成長

3歳になってもイヤイヤ期がこない!これって大丈夫?

『イヤイヤ期』とは一般的に、自我が芽生え始める1歳過ぎから徐々に始まり、『魔の2歳児』と言われる2歳でピークを迎えることが多いと言われています。
そして、自分の言葉で気持ちを伝えられるようになる3歳頃にイヤイヤは収まり、『天使の3歳児』と呼ばれるようになるのだそうな。

2歳児のイヤイヤには悩む大人はとても多いですが、『イヤイヤも成長の一過程』と聞くと、『イヤイヤがない』我が子の成長が急に心配になる方もいるのではないでしょうか?
この記事では、『イヤイヤがない』理由や対処法について解説します!

イヤイヤ期が訪れなかった理由4つ

イヤイヤ期がない女の子

子どものイヤイヤは、自分の意思を伝える手段の一つ。ということは、イヤイヤがないのは自我がないっていうこと?何か問題が?そう思うのも無理はないのかも知れません。
でも心配しないでください!イヤイヤがない理由は、周りの大人の接し方が100点満点だった可能性もあるんです。

魔の2歳児イヤイヤ期どうする?対処と情緒を育てるには
魔の2歳児イヤイヤ期どうする?対処と情緒を育てるには
2歳児のしつけは本当に大変です。なんでもかんでもイヤイヤだからどうしてよいのか難しいですよね。しつけや大変なときの対処法とは?情緒を育てるために何が大切なことかについて解説します。

1.子どもの欲求が充分に満たされている

イヤイヤは当然、子どもの要求と大人の要求が異なるときに起こります。子どものイヤイヤで多いのは、食事・歯磨き・お着替え・オムツ替え・寝かしつけなどがイヤというパターンです。こうしたことに素直に応じてくれる子どもは、決して『自我がない』わけではなく、充分に欲求が満たされている可能性があります。

食事のイヤイヤがない場合

  • ちょうどお腹が空いたタイミングで、自分の好きな美味しいものが出てきている。
  • 大人と同じ食卓で楽しい時間を過ごせることがわかっている。

歯磨き・お着替え・オムツ替えのイヤイヤがない場合

  • 遊びに熱中しているタイミングで邪魔されるようなことがなく、大人がちょうどよいタイミングで声掛けしている。
  • 大人の歯磨き・お着替え・オムツ替えスキルが高く(手早く行っている・楽しく行っている)子どもに不快感を与えていない。

寝かしつけのイヤイヤがない場合

  • 大人と一緒に日中しっかり活動しており、適切な時間にちょうど眠くなっている。
  • 決まった入眠儀式を経て寝かしつけに入っており、子どもが納得してねんねしている。

こうしたことに当てはまってイヤイヤがない場合、大人の対応が子どもにとってパーフェクトだと自信をもって良いのではないでしょうか?

2.元々おとなしい性格

大人にも気性が荒い人・おとなしい人と色々いるように、子どもにだって性格は色々です。元々のんびりしていて、強く自己主張しないタイプの子も珍しくありません。
それもその子の個性ですから、心配する必要はありません。

3.ある程度意思疎通ができる

イヤイヤの大きな原因は、思ったことをうまく言葉にできないことです。
言葉が早かったり、ベビーサインを習得したりしていて意思疎通がある程度できる子はイヤイヤが少ない傾向にあるようです。

4.まだまだこれから訪れる!

イヤイヤ期真っ最中の男の子

先輩ママの体験談では、3歳までは天使のようだったけれど、その後遅れてイヤイヤ期が来た!という話も数多くあります。
もしかすると、「イヤイヤ期がなかったなぁ」と安心するのはまだ早いかもしれませんよ。

3歳半過ぎてから始まったイヤイヤ

38歳女性


3歳まではイヤイヤ期がなく素直に育ったのに、3歳半以降で突然始まりました。なんでも自分でやりたがり、手伝おうとすると激怒。全部はじめからやり直します。欲しいといったものをあげれば、「いらない」と突き返されます。そんなことの繰り返し。イヤイヤ期がなくて安心していたのに、こんな時期から始まることもあるんですね。

まだわからない

保育士です


よく聞かれる「魔の2歳児」という言葉は、2歳だけをピンポイントで指すのではなく、「2歳~5歳くらいまで」と思っておいた方がいいですよ。
まだわかりません。イヤイヤ期の遅い子は5歳くらいで到来し、大人の言うことを全く聞きません。2歳のイヤイヤよりもさらに自己主張が激しいのでもっとやっかいです。2歳が終わったからと、安心できませんよ~。

幼稚園年長の子

36歳女性


これまでイヤイヤ期があまりなかったのですが、最近突然、ご飯のお皿が嫌だといって泣き叫び、幼稚園に行きたくないと道端の花を摘み続け、わけのわからない癇癪を起し続けます。
本人に聞いても、「なんだかわからないけど嫌なの!」と怒るばかり。突然始まった癇癪に、ぐったりしています。

確かに、おもちゃ売り場やお菓子売り場でひっくり返ってダダをこねている子は、2歳よりももう少し大きい子が多いかもしれませんね。しかも、5歳前後に起きるイヤイヤは、2歳頃のイヤイヤと比較してもパワフルなので大人はもっと疲れてしまうかも…。
3歳までにイヤイヤがなくても、「イヤイヤ期がこないまま終わるかも?」と安心せず、5歳くらいまではイヤイヤ期が来る覚悟をしておくべきなのかもしれません。

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イヤイヤ期がないと思春期に反動がくるって本当?

「幼児の頃にイヤイヤ期がなかった子は、思春期で反動が来てひどい反抗期になる」という噂を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか?気になってインターネットで検索する人も多いようです。この噂についても検証してみましょう!

イヤイヤ期がなかった子ども、どう成長した?

イヤイヤ期もなく成長した男の子

幼児の頃にイヤイヤ期が到来せず、すでに大きくなった子どもをお持ちの先輩ママの体験談を紹介します。

ずっと反抗期がこなかった

比較的良く聞かれるのが、「最初から聞き分けがよく、その後もずっと聞き分けが良いまま育った」というパターンです。THEチビチビ怪獣やキッズギャングに手を焼いていた側からすれば、なんともうらやましい話かも…。

持って生まれたもの

43歳女性


5人の子育て真っ最中です。5人もいると色々なパターンがありますが、3番目の子がとても穏やかでした。同じ親に育てられているので、イヤイヤがあるかないかはその子の持って生まれた性質だと思っています。
3番目の子はとても穏やかで甘えん坊。反抗期もなく、高校生になった今でも親と仲良しです。我が家の傾向としては、イヤイヤ期が軽かった子は反抗期と呼べる反抗期もなく育ちました。イヤイヤ期が激しかった子は、反抗期も激しかったです。

今も仲良し

45歳女性


大学生の娘がいます。よく言われる2歳のイヤイヤは全くありませんでした。育てやすい子だなぁと思いながら育てました。その後も反抗期らしい反抗期は訪れず、大学生になりました。親子関係は良く、けんかもあまりありません。

これからくる?反抗期

46歳女性


中学3年の長男と、中学1年の次男がいます。2人ともイヤイヤがありませんでした。会話も普通にしているし、車で出かけるとき、息子は助手席に座るので、母親を嫌がっている感じはありません。言葉遣いも悪くないし、自分が悪ければ謝るし、普通の子です。
長男は、「他の子は親が悪くても絶対に謝らないのに、ママは悪いと思ったら謝ってくれるよね」と言っていました。反抗期、これからくるのかなあ?

イヤイヤ期がないってある?

友人の話です


今日友人と出かけていたところ、2~3歳の子どもが道で大泣きして暴れていました。それをその子どものお母さんが必死に押さえつけてどこかに連れて行こうとしています。泣いている子は、「こーえん!」と泣きながら言っていたので、公園から帰りたくなくて泣いているのかな?と思いました。
その様子を見て、「大変だね、でもみんなあんな時期があったよね~」と、自分の娘のことを思い出しながら友人に言うと、「えっ、あんなふうにはならないよ。あれはあの子が癇癪持ちか、親のしつけがよくないんじゃない?」と言いました。
我が家も似たような感じだったので、少しその言葉に傷つきましたが、確かにその友人の子どもは二人ともすごくおとなしかった。男の子ですが、今はとっても好青年。友人と二人で外出することもあるらしく、自慢の息子さんのようです。うらやましい!

イヤイヤ期がなく、その後も反抗期がなかったという体験談を寄せている先輩ママの話では、反抗期がなかっただけでなく『仲が良い』と話しているのが印象的でした。

イヤイヤ期がない子どもを育てている方はきっと、子どもの気持ちに寄り添って育てていることと思いますが、その姿勢をずっと大切にしていきたいですね。

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マイペースのまま大きくなった

公園に出かけるママと仲良しの女の子

小さいころからのんびり屋さんで大きくなってもあまり変わらず。そんなママの体験談を紹介します。

ずっとのんびり屋

40歳女性


子ども2人とも、イヤイヤ期と言えるほどのイヤイヤがありませんでした。今でも穏やかな性格で、悪く言えば甘えん坊かもしれません。中学2年の息子は、まだ私と話をしたがり、かわいいです。

ゴールデンレトリバーのような兄弟

知り合いの話です


知り合いの息子さん2人の話です。兄弟揃っておとなしい子で、家に遊びに行ってもあまり声を聞いたことがありませんでした。知り合いによれば、「ブロックなど、集中して静かに遊ぶおもちゃが好き」なんだとか・・・。
小さいころからゴールデンレトリバーのようにおとなしい兄弟で、癇癪を起こしたのを見たことがありません。お母さんものんびり屋さんで、息子さんたちとも雰囲気が似ていました。
そんなのんびり兄弟ですが、なんと二人とも東大を卒業しています。中学生のときに軽めの反抗期があったようですが、お母さんが困るほどのものではなかったようで…。受験戦争に巻き込まれてカリカリすることもなく、余裕で合格したようですよ。

2番目の体験談は、子育てしている人にとってはなんともうらやましい話。子どもは、大人の姿を見て育つので、大人がのんびり接すれば子どもも自然にそうなるのかもしれません。

大人には色々と用事があるので、つい子どもには急がせてしまったりしがちですが、何かするのが5分遅れたところで大きな影響があることってあまりないですよね。日ごろから、そんな大らかな態度で接するのもいいかもしれませんよ。

大人しかったあの頃が嘘のよう!

断固拒否する頑固な男の子

幼児期にはイヤイヤがなく、周りに比べて苦労が少なかったのに大きくなってから悩みが増えてきた…という方ももちろんいらっしゃいます。

小学生になってから苦労してます

45歳女性


11歳・6歳の男の子のママです。イヤイヤ期に苦労した記憶がありません。でも、小学生になってからお友達に対して態度が悪いことに最近は悩んでいます。

中学生長男が反抗期真っ最中!

38歳女性


イヤイヤ期があるかどうかは子どもの性格によると思います!我が家は3人同じように育てたのに、長男と次男はあまりイヤイヤがなく、三男はいつでもグズグズしていました。
でも長男は今反抗期真っ最中。ただし、他のママの話を聞くと、長男の反抗期は大したことないようです。

高校生娘、これが反抗期?

40歳女性


すごく育てやすい子だった娘。トイレトレーニングもあっさり終わり、食べ物の好き嫌いもなし。散歩に行けばしっかり手をつないで歩いてくれるので、自分の用事もさっさと終わってとても助かっていました。
難しい中学生時代も、親子の仲は比較的良く、学校であったことなどをよく話してくれました。高校生になり、最近少し親をうっとうしく思っているような態度を取ることも…。
でも、親に向かって汚い言葉遣いをしたり、怒鳴ったりということはないので周りの人より楽なのかもしれません。

色々な方のパターンを紹介しました。噂でいわれている、「イヤイヤ期がないと思春期に反動が来る」というのは特に根拠がある話ではないので、心配する必要はありません。

「イヤイヤ期ないと思春期に反動が来るよ、なんて、イヤイヤに苦労したママがイヤイヤ期のないママに言ったいじわるなのでは?」と推測している人もいました。

むしろ、イヤイヤ期がなかった子は、反抗期も軽かった、という意見が多く見られました。このまま穏やかに大きくなるかも?と楽しみにしてもよさそうですよ!

イヤイヤ期がなくて心配な場合の対処法

イヤイヤ期は、必ずしもなくてはいけないというものではありません。でも、イヤイヤ期がこなかったことで、「自己主張ができないのかも?」などと心配になる方もいらっしゃるかもしれません。
「もっと自己主張してほしい!」と悩んでいる方は、次の方法を試してみるのも一つの手です。

児童館や子育て支援センターに行ってみる

子供達を預かる子育て支援センターの様子

児童館や子育て支援センターに行けば、他の子どもにおもちゃを取られたり、遊具の順番待ちになったりすることもあります
そんな状況に置かれれば、普段家では自己主張をあまりしない子どもでも、おもちゃを取られたくない、この遊具で遊びたい、という気持ちを表現するようになるかもしれません。

プリスクールや習い事を始めてみる

私の知人で帰国子女のママは「母子分離こそが子どもを成長させる!」と2歳になったとたんに子どもをプリスクールに入れていました。普段と違って、自分の欲求を必ずしも満たしてもらえない環境にいれば嫌でも自己主張が促されるのだそう。

プリスクールに入れるのは少しハードルが高い、という場合は何か習い事でも良いでしょう。2歳を過ぎると、大人と離れて行う体操教室などもあるので、近くにある方は検討してみてもいいかもしれません。

色々な大人と接する経験をさせる

いつも一緒にいる大人が、欲求をパーフェクトに満たしてくれている場合は自己主張がしにくい環境とも言えるので、『ちょっと勝手がわからない人』と接する経験を増やしてみましょう。じいじ・ばあば・おじさん・おばさん、普段誰でもOK。

いつも一緒にいる大人が視界に入ってしまうと、そちらに近づいて行ってしまうので、この作戦を実行しているときは子どもの視界から消えておくのがポイントです。

イヤイヤがなくても心配しなくてOK!

体験談を探してみると、「イヤイヤ期がなかった」という人は意外に少なくありません。でもどのお子さんも、何も問題なく育っている様子。
「イヤイヤがないなんておかしいよ」と他のママに言われて悩んでしまった方もいるようですが、心配しなくて大丈夫です!ご自分の育児に、自信を持ってくださいね。

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