シングルマザーの子育て方法

シングルマザーの子育てならではのメリット4つ!

シングルマザーの子育ては「辛い」「大変」といったイメージありますが、シングルマザー自身はメリットや楽しいことにもしっかり目を向けていきましょう!子育ては自分を成長させてくれるものであり、本来とっても楽しい時間です。子供が大きくなってから後悔しないような子育て方法を実践しましょう。

シングルマザーの子育てならではのメリット4つ!

シングルマザーの子育てによくある5つの悩み

シングルマザーの子育てには経験した本人にしかわからない悩みがあります。女手一つで子供を育てるために、時には父親の役割が求められる場面もあり、さらに一家の主として経済的な問題も一手に担っているわけです。

子供との生活は気楽とはいえ、やはり悩みは尽きないのが実際のところでしょう。筆者もシングルマザーですので、気持ちはよくわかります。

多くのシングルマザーが抱えている子育ての悩みを見ていきましょう。

1.子供が寂しい思いをしているのではないか心配

一人で公園を散歩する子供

「お父さんが居ない」という他の家庭とは明らかに違う環境で、子供が寂しい思いをしていないか?また仕事で忙しく家を空ける時間が多いことが子供の精神的負担となっていないか?というのがシングルマザーの1番の悩みです。

シングルマザーになった原因が離婚の場合は、自分の決断で子供から父親を奪ってしまったという罪悪感を持ちながら子育てしている人もいるでしょう。

子供は母親に気を使って、本当は寂しいのにそんな素振りを見せない場合もあります。しかし、子供との関係が深いシングルマザーだからこそ、本当は子供が我慢していることに気付いて、1人落ち込んでしまうこともあります。

深刻な留守番問題

留守番する子供

実家暮らしでない限り、仕事で残業が必要な時やPTAの集まりなど、子供を留守番させるシチュエーションが訪れると対処に困ります。近所に祖父母などの肉親がいる場合は良いですが、そうでない場合は、なかなか安心して子供を預ける場所を確保するのは難しいのが現状です。

小学校中学年くらいになれば一人での留守番もできるようになるとは言え、何が起こるかわからないので安心して家を空けることはできません。

その結果、子供の留守番の必要がない仕事を選ぶ、学校関係の会合には子供を連れて出席するという手段をとらざるえないシングルマザーもいます。

2.一緒に過ごす時間が少ない

一人で下校する子供

シングルマザーにとって仕事は必須なので、子供が学校から帰ってきた時に、家で「おかえり!」と出迎えてあげられる人は少数派です。

また仕事を終えて帰宅したところで今度は洗濯物の片付けや夕飯の準備などやらなければいけない家事も満載なので、宿題を見てあげたり、ゆっくりと一緒にテレビを観たりする時間もなく1日が終わってしまいます。

子供は順応性があるので与えられた環境に慣れていくと言われていますが、シングルマザーだからこそ子供と一緒に過ごす時間を確保できるように、もう少しゆとりある生活をしたいというのは切実な悩みです。

3.自分の時間がない

子供との時間を持つのが難しいシングルマザーが、優雅に自分の時間を楽しむ余裕などあるわけもなく、ふと「私は一体何のために頑張っているんだろう…」と精神的に追い詰められる瞬間もあります。

子供が寝たら自分の自由な時間になりますが、その時間にはクタクタで「さぁ今日は何をしようかな」なんて自分の時間を楽しむ余裕はなく、子供と一緒に寝落ちする毎日です。

4.ついつい子供を甘やかしてしまう

子供を甘やかす母親

子供に対する罪悪感からついつい甘やかしてしまい、後悔して悩むパターンもあります。
他の子供が持っていて自分の子供が持っていないと可哀想だからと、無理をしてでも欲しがる物を全て買い与え、わがままを受け入れてばかりいると、それが子供にとっては普通になってしまいます。

「寂しい思いをさせてごめんね」と申し訳なく思う気持ちから、一般家庭との違いを感じさせないように頑張っても、その結果わがまま放題の子供に育ってしまったらさらに後悔します。これは自分のせいであり、子供に罪はありません。

5.ストレスが溜まる

悩みを抱えているシングルマザーは誰かに相談したいと思っても、周りに同じような境遇の人がいない場合もあります。現在は日本でも離婚率が上がり、シングルマザーの数も増えていますが、田舎に住んでいるとまだまだ離婚に抵抗がある人の方が多いです。

女性の場合は悩みをアウトプットすることで解消される確率が高いので、理解してもらえる相談相手がいたり、同じような立場の人と話をしてお互いのストレスを解消したりするのは非常に有意義な時間となります。

シングルマザーの子育てならではの4つのメリット

シングルマザーの子育てに関する悩みは尽きませんが、実はメリットもあります。
これらのメリットを感じる瞬間に、悩みがどこかに飛んで行ってしまうという意見もあります。

1.たまには手抜きできる

ベンチで一休みするビジネスウーマン

多忙な毎日を送るシングルマザーですが、子供と自分だけの生活をしていると家事の手抜きができるという大きなメリットがあります。

例えば夕飯の支度ですが、旦那さんがいる場合は夕飯の準備を2回しなければいけなかったり、毎晩晩酌をする旦那さんには何品かおつまみを作らなければいけなかったりします。もちろん家事を平等に分担してくれる男性もいますが、やはりまだまだそれは少数派で、例え共働きであっても夫の家事時間は妻の10分の1という実態が平成27年の厚生労働白書でも報告されています。

共働きの子育てはストレスフル!行き詰る前に考えること
共働きの子育てはストレスフル!行き詰る前に考えること

しかし、シングルマザーの場合、疲れた日の夕飯は、ご飯、納豆、味噌汁、ウインナーといった簡単なメニューで済ませることができますし、その簡単メニューで子供が喜んでくれることさえあります。
また、初めから自分ひとりでやるのが当たり前なので「夫が手伝ってくれない」と不満を抱いたり、イライラする必要もありません。

2.子育ての方針を自分で決めることができる

夫婦喧嘩の原因としてよくあるのが「子育ての方針の違い」ですが、シングルマザーの場合は自分1人で決められるので、誰にも邪魔されず自分式の子育て方法を貫くことができます。

現代でも、まだ「お前の育て方が悪いからだ!」と何でも妻のせいにする男性が存在するようですが、そんな腹立たしいことを言われなくて済むのもシングルマザーの特権です。子供との生活は、すべて自分のペースを優先できます。

ただし、このメリットは「子供のことは自分ひとりで決めなくてはいけない」というプレッシャーと表裏一体です。

3.子供との絆が深くなる

子供に料理を教える母親

家族なので絆が深いのは当然ですが、シングルマザーの場合は特に子供と密接な関係を築くことができます。

子供の「映画に行きたい」「虫捕りがしたい」などの希望は、すべて母親である自分が叶えることになります。「ママは苦手だから、パパと一緒に行ってきて」が通用しないのは大変ではありますが、同時に子供と濃厚な時間を過ごせます。

勉強を見てあげるのも自分、旅行に連れて行くのも自分。朝起こして身支度をさせるのも、寝かしつけるのもすべて自分の仕事です。

元々はインドア派だったにも関わらず、子供のためにアウトドアやキャッチボールなどの身体を使った遊びに付き合うシングルマザーは少なくありません。そんな自分の意外な一面を知れるのも、シングルマザーの子育ての面白さです。

4.精神的に強くなる

シングルマザーは強いです。人間は様々な経験をすればするほど強くなります。
「離婚は今までに使ったことのないエネルギーを使う」とも言われますから、離婚経験を乗り越えた女性はかなりの強者です。

家の中に自分が頼れる人がいなくなってしまうので、自立心が身に着きます。シングルマザーになるまでは、男性に守ってもらいたいと思っていたタイプの女性でも、今度は子供を守る側に立ち、奮闘します。

特に子供が小さいうちは、ムカデやゴキブリなどの虫退治から、重い家具を運ぶ作業まで、全て自分の仕事です。

精神的にはもちろん肉体的にも強くなるので、シングルマザー生活が長くなると、誰の力を借りなくても生きていける自信が持てるようになります。さらにそんな母親の姿を見て育つ子供も、きっと強くなります。

シングルマザーの子育てで気を付ける5つのポイント

悩みが尽きないシングルマザーの子育てですが、気を付けるべきポイントを押さえていけばきっとお互いにとって良い方向に向かうはずです。

シングルマザーにとって1番大切な仕事は間違いなく子育てです。日々後悔しないような時間を過ごしましょう。

1.最優先は、子供の心を安定させる暮らし

公園で子供を遊ばせる母親

シングルマザーの子育てで1番の悩みは、子供の精神的ケアです。仕事が忙しくて子供と一緒に時間が少なければ、平日は一緒にお風呂に入ったり、一緒のベッドで寝たりというスキンシップを多めにとりましょう。

また、休日となれば溜まった家事を済ませたいでしょうが、これも子供との一緒に行いましょう。
まだ小さい子供の場合は余計に時間がかかりますが、それも子供と一緒に楽しむ時間だと考えましょう。子供はお母さんの手伝いをして褒められるのが何よりも嬉しいので、失敗しても怒らないでください。

一緒に過ごす時間が少なくても、子供は「ママから愛されている」と思えれば安心します。その安心感が日頃の寂しさを埋めてくれるので、「いつもあなたの事を気にかけている」というスタンスを常に崩さないようにしましょう。

2.子供とのルールを決める

お皿を持って食事する子供

子供を最優先するのは、甘やかすということとは違います。シングルマザーの数は増えているとはいえ、まだまだ偏見があるので、世間から「母子家庭だからしょうがない」という目で見られるというのも悲しい現実です。

だからといって開き直るのも大人気ないですし、子供のためにも良くありません。シングルマザーに育てられた子供でも普通の子供と変わらない、いやそれ以上にしっかりしていると思われるように、子供とのルールを決めましょう。

基本的なルールとしてはまず「挨拶」です。
知っている人に会った時は「こんにちは」、何かしてもらった時には「ありがとう」、他人の家に行った時は「お邪魔します」、帰る時は「お邪魔しました」と言えるようにして、靴を揃える、非常識な時間まで滞在しないというルールを決めます。

性格的に挨拶をすることに抵抗がある子供でも、自分がお手本を見せたり、根気よく注意すれば少しずつ身に付いていきます。さらに勉強やお金の使い方に関しても家庭のルールを決めることで、学校や社会のルールを守るという基本的な生活が身に付きます。

3.子供の前で父親の悪口は言わない

離婚によってシングルマザーになった場合、あなたにとっては元旦那は複雑な気持ちを抱かせる相手でも、子供にとっては世界にたった一人のパパです。そのパパの悪口をママが言っているのを聞けば、子供の心は傷つきます。

心理学的には「喧嘩ばかりする仲の悪い両親」「離婚したひとり親」では、前者に育てられた子供の方が圧倒的に精神的ダメージを受けやすいと言われています。これは「自分なんか産まれてこない方が良かったんじゃないか」と、自分の存在価値を否定することにつながる可能性があるからです。

どうしても腑に落ちない時は、子供と一緒に暮らせなくなった元旦那の気持ちを考えれば少し同情心が湧いてきます。離婚によって夫婦の問題は決着をみたはずです。子供のためにも気持ちを引きずらないようにしましょう。

褒める必要もないので、自分からは触れないのが無難

悪口は禁止とは言え、わざわざ元旦那を褒める必要もありません。子供にしてみれば「だったら何で離婚したの?」と思うので、自分からは父親の話題に触れないのが無難です。

もし、子供から「何で離婚したの?」と聞かれた時に、なんと答えるかは悩ましい問題です。正解はなく、子供の年齢や性格によっても対応は違ってきます。

ただし、この手の子供の質問といのは、親からすると予想外の時にやってくるものですから、常に覚悟はしておきましょう。3歳ぐらいの子供でも、どこからか「離婚」という言葉を学んでくることもあります。「もし、今、質問されたらなんと答えるか」、子供の成長を見守りながらシミュレーションしておいた方が良いでしょう。

4.感情的にならない

トマトを食べない子供にミニトマトを差し出す母親

これはシングルマザーに限らず一般家庭のママにも言えることですが、母親が笑顔になれば自然に子供も笑顔になります。反対に母親が怒ってばかりいると、情緒の不安定な子供になります。

女性の場合はホルモンバランスの関係でイライラして、さらに忙しい毎日でついつい子供に感情的になる瞬間がありますが、厳しく育てるのと、感情的になって怒るのは全く別物です。

ひとり親家庭の子供は、「ママに嫌われたらどうしよう…」という不安を抱えている子も多いです。母親が情緒不安定だと、常に顔色を伺いながら生活するようになり、精神的なバランスが崩れます。
また、母子二人の生活の場合は、子供は家庭内にかばってくれる相手、逃げる場所がありません。

もし感情的に怒ってしまった場合は「ごめんね。ママ疲れちゃってつい怒っちゃった」と素直に謝りましょう。

5.恋愛には溺れない

誰かを好きになって恋愛をするのは自由ですが、独身時代のように寝ても覚めても彼氏のことばかり考えているという恋愛はおすすめできません。

子供はいくら小さくてもママの気持ちが自分の方を向いていないことを敏感に感じ取ります。気を引こうとして、わがままを言ったり、イタズラしたりする子もいます。

男性が精神的な支えとなってくれるケースも確かにあります。しかし、シングルマザーで子育てしている以上は、母親として子供を最優先にする覚悟を決めましょう。

シングルマザーの子育てこそポジティブ思考を忘れずに!

シングルマザーの子育てはネガティブなイメージを持たれがちですが、実際には子供との絆が深まったり、自分のペースで生活できたりと楽しいこともたくさんあります。
シングルマザーになったからには、そのメリットを十分に感じられるような子育てを楽しむべきです。

母親の幸せは子供の幸せにもつながるので、日々の忙しさの中に自分なりのポジティブ思考をプラスして子育てを楽しみましょう!

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