育児ノイローゼの対策

育児ノイローゼ対策は?イライラせず楽しく子育てするコツ

育児ノイローゼの対策は子育てするママパパに必要なことです。日頃のイライラは子育てに良い影響はなく、夫婦関係も悪化させてしまいます。頑張らない、ストレスや不満を溜め込まない、信頼できる人に相談するなど子育てについての考え方を変え、楽しく育児をするコツです。

育児ノイローゼ対策は?イライラせず楽しく子育てするコツ

育児ノイローゼ対策!思いつめない育児のために知っておくこと

『育児ノイローゼ』という言葉が、よく聞かれるようになってきました。日々育児に追われることで、なんとなく気持ちがふさぎがちになり、現実逃避を考えたり、離婚を考えたりするようになるのです。
時期的に『産後うつ』と混同されがちですが、産後うつはホルモンバランスの崩れから起こるのに対し、育児ノイローゼは育児や育児に対するストレスから起こります。

育児ノイローゼは、育児に対して気持ちを思いつめることからなりやすいと言われています。育児ノイローゼに対処するために、育児ノイローゼになりやすい状況や育児ノイローゼのサインについて知っておきましょう。

育児ノイローゼは誰でもなる

育児疲れて笑顔で子供に接することができないママ

育児ノイローゼは、育児を行う人なら誰でもなる可能性があります。ですが性格やタイミング、環境によって、育児ノイローゼになりやすい状況となりにくい状況があるのです。

育児ノイローゼになりやすい人

育児ノイローゼになりやすいのは真面目な努力家が多いです。今まで自分のこと(学校の便錠や進学、資格取得)なら努力してきちんと結果を出すことができていたママも育児となると思い通りに運ばないことが多すぎて、「一生懸命しているのに、赤ちゃんが夜泣きをする」「きちんと育児書通りにご飯を作っているのに離乳食を一切食べてくれない」と努力が報われないことにストレスを抱えてしまうのです。

完璧主義な性格の人も育児ノイローゼになりやすいです。育児には完璧はありませんが、完璧なしつけと子どもの成長を目指し過ぎて、ちょっとでも子どもが思い通りに育たないと挫折感を味わってしまうのです。

その他にものめり込みになりがちな人も育児ノイローゼになりやすいと言えるでしょう。もちろん、育児に一生懸命になることは大切なことなのですが、生活の全てが『育児』となってしまうと、他のことが目に入らなくなり、育児における失敗や挫折が人生における失敗や挫折と同等に感じてしまうのです。

育児ノイローゼになりやすいとき・環境

育児ノイローゼになりやすい状況は、ママの持つ性格だけではありません。そのときの状況や環境によっても、育児ノイローゼになりやすくなってしまうのです。
産後から体調を崩し気味でなかなか本調子になれない場合、赤ちゃんのお世話は非常に大きな労力を要する作業となります。そのため普段の何倍も疲れてしまい気持ちが落ち込んで育児ノイローゼになってしまうこともあるのです。

また周囲が協力的でないなら育児ノイローゼになりやすくなってしまうでしょう。平日はもちろん休日でさえ育児に協力しない夫、大切な用事があるときにも預かってくれない実家、決して育児は手伝わないけれど育て方に関しては厳しく口を出してくる義実家等、ママを追い詰める環境がママを育児ノイローゼにしていくのです。

育児ノイローゼ危険サイン

ママも子供も泣きたい気持ちの親子

次のような症状が見られたら、育児ノイローゼ一歩手前もしくは育児ノイローゼかもしれません。

育児ノイローゼの危険サイン
  • 好きなモノを食べても、美味しいと感じない。
  • ちょっとしたことで涙が出てしまう。
  • ふとしたときに、悲しく感じてしまう。
  • 疲れているのに眠れないということが、頻繁にある。
  • 病気になったらどうしよう、もし事故に遭ったらどうしようと、不安が強くなってきた。
  • 予定したことが予定通りに進まないと、非常に落ち込んでしまう。
  • 自分の子どもを他人の子どもと、頻繁に比較してしまう。
  • 子どもに大きな声を上げることがよくある。
  • 子どもがかわいいと思えない。
  • 自分のせいで、家族がうまくいかないと思ってしまう。

これらのサインが複数見られるときは、育児ノイローゼにかかっていると考えられます。病院で治療を受けたり、専門家に相談したりする等の対策が必要になっていると判断できるでしょう。

育児ノイローゼ気味になってしまったら

育児ノイローゼ気味かもしれないと自己判断したとき、最近、自分の気持ちが上手にコントロールできないと感じるときは、どのようにすれば良いでしょうか。

育児ノイローゼにならないための3つの考え方

赤ちゃんを抱く育児ノイローゼのママ

「育児ノイローゼ気味かもしれない」と自己判断するとき、また、「育児ノイローゼになるかもしれない」と不安なときは、本格的な育児ノイローゼになってしまう前に次のことを心に留めて下さい。

子育てはいつだって思い通りにはいかない

今までの人生は自分の思い通りに進んで、努力すればきちんと成果が表れたかもしれません。ですが、子育ては「自分ではない別の人間を育てていく」ことなので思い通りに行かなくて当然です。

ちょっと考えて見て下さい。あなたはロボットを育てたかったのですか?違いますよね。血と気持ちの通ったかわいい赤ちゃんが育てたかったはずですよね。
赤ちゃんはあなたから生まれてはいますが、ちゃんと自分自身の血と自分自身の気持ちを持つ別個の人間です。ですから、あなたの思い通りにならなくて不思議はないのです。

また、あなたはロボットのような人間を育てることを望んでいますか?違いますよね。自分自身の気持ちを持つ子どもを育てたかったのですよね。ですから、あなたの思い通りにいかないのが普通で、しかも望ましいことなのです。

完璧になれない自分を許して!頑張るのもほどほどに

思ったような子育てができないことで、自分自身を責めてしまうママもいます。どんなときでも赤ちゃんに100%向き合って行こうと決めたのに、疲れてしまって赤ちゃんを憎んでしまったり、赤ちゃんのお世話がおろそかになったりすることもあり、「こんなのでは母親失格だ・・・」と落ち込んでしまうママもいるでしょう。

ですがママも人間なので完璧になれなくて当然です。疲れてしまうことも当然ありますし、子どもが泣きやまないなら「この子が憎い」とふと思ってしまうことも仕方のないことなのです。

頑張っている自分を褒め完璧になれない自分を許しましょう。頑張って『ママ』することも大切ですが、頑張りすぎるのはほどほどにしておきましょうね。

他人と自分(自分の子供)、理想と自分(自分の子供)を比べない

子供を比べてしまい反省するママ

他の子どもと比べて、「成長が遅い」「言うことをきかない」「何にもできない」と思うママもいますが、それは決して良いこととは言えません。
成長は個人で異なりますし、特に乳幼児期は個人差が大きいですので、同じ月齢でもハイハイも上手にできない赤ちゃんがいることもあれば、すでにつかまり立ちをしている赤ちゃんもいるのです。

また、他の子どもの良いところにはすぐに目が行ってしまいがちですよね。ですが、その子どもと一緒に暮らしているわけではありませんから、「こんなことができてすごい!」と思っても、意外とできないことがたくさんあったり、いつも従順に「はい」と返事している子どもが、家では親に反抗ばかりしていたりするかもしれないのです。

その他にも、自分が理想とする架空の子どもと自分の現実の子どもと比べて落ち込んでしまうママもいます。「いつもにこにこと手をつないでお散歩して、午後には一緒にお菓子を作って・・・」と想像していたのに、現実は手をつなぐことを嫌がったり、家が散らかしっぱなしでお菓子作りをするような気力も体力も残っていなかったりということもあるでしょう。

子どもはあなたの理想を叶えるために存在しているのではありません。ですから、理想と違うことで落ち込んでしまうのではなく、その子どもとしか楽しめないことを楽しんで、子どもの個性をそのまま受け止めていきたいものですよね。

いよいよまずい!と思ったときの対処法

育児が辛い気持ちを子供に伝えないようにするママ

子育ては思い通りに行かないもの、そして、理想と現実は異なるものを理解しているつもりでも、育児ノイローゼの症状がいよいよ本格的になってきたときは、どうすれば良いでしょうか。

その場から離れる

気持ちがコントロールできなくて、子どもに当たってしまいそうなときは、一時的にその場から離れましょう。子どもに手を上げてしまうと、「私は親として失格だ」と自分をさらに追い込んでしまいますので、そのような行為が出そうになったらまずは違う部屋に行き自分の気持ちを整理することが大切です。

頼れる大人に感情を吐き出す

いつもネガティブなことばかり考えてしまうようになったら、夫や母親、子育ての先輩など、頼れる大人に話しを聞いてもらいましょう。ですが、夫が普段から労わりの気持ちを持たず、「母親なんだからもう少し頑張れば」などの発言がある場合は、感情を吐き出すことでさらに気持ちが落ち込んだり、関係が悪化してしまったりすることがあります。包み込んでくれる優しさを持った人を選んで、気持ちを聞いてもらうようにしましょう。

医療機関を訪れる

うつ状態がひどいときは、無理をせず、医薬品の力を借りましょう。心療内科を訪れどのようなことを考えてしまうのか、どのような症状が出ているのか正直に話してみましょう
民間の機関はほとんどの場合で保険対象外ですが心療内科なら保険対象内ですので高額にならずに問題解決が期待できます。

育児ノイローゼを回避しよう

育児ノイローゼを回避するためには、育児の辛さを一人で抱え込まないで共有することが大切です。

育児の辛さを共有しよう

辛い気持ちをカウンセラーに相談するママ

育児は本当に辛く疲れるものです。特に子どもがまだ小さいのに2人目の子どもが生まれたりすると、育児の大変さは過酷なものになることがあります。
ですが、育児の辛さを共有することで、気持ちが楽になることもあります。

育児の大変さ知るパートナーと共有

もっとも身近な存在であるパートナー。気持ちをしっかりと受け止めてくれれば良いのですが、追い詰められている気持ちをなかなか理解してくれないことも少なくありません。
育児の大変さを共有するために普段から育児分担ではなく二人で行っていくことが理想ですが、専業主婦の場合などは難しいですよね。

同じ悩みを知るママ友と共有

同じ年頃の子どもをもつママ友と、育児の辛さを共有することができます。上の子がいるママ友の場合なら子育ての先輩としての話しも聞かせてもらえますね。ただし子どもを比較することはNGですよ。

子育ての先輩である自分の母親と共有

子育ての先輩である自分の母親に気持ちを伝えたり、具体的なサポートを求めることもできます。育児の先輩としての体験談を聞かせてもらいましょう。

相談できる人がいないときは!

相談できる人がいないという人は一人で乗り越えようとする思考のくせから相談のハードルが上がっている可能性があります。手頃な誰かを捕まえて「相談する」挑戦を繰り返しましょう!

思いつめてしまいそうになったら一休み!

晴天の下でお散歩する女の子

どうしても思いつめてしまうときは、強制的にでも気持ちを切り替えることが大切です。

考え方1つで変わることはたくさんあります!

思い通りに行かない子育て。ですが「思い通りに行かないのが普通」「子どもの自我がきちんと育っている」という風に考えるなら特に悩むことはなくなっていきます。
追い込む前に、「この状況は本当に大変なのかな?」と自分自身の状況を客観的に見て見ましょう

誰もが母親初心者であり、子育てって本当に大変なんです

母親として生まれてくる人はいません。子どもを育てることで母親になっていくのです。つまり、誰もが母親初心者ですので、間違うこともイラつくことも当然なのだということを常に理解しておきましょう。

「ちょっと疲れた」を溜めこまない!暗い気分の解消法

「ちょっと疲れた」を何度も溜めこんでいると、いつの間にか自分を追い込んで育児ノイローゼになってしまうかもしれません。こまめにストレスを解消することで、気持ちを開放しておきましょう。

自分だけの時間を確保

気持ちを癒すために海岸沿いに座るママ

子どもが生まれると同時に育児だけに没頭すると思いつめがちになり育児ノイローゼになるかもしれません。趣味を持つ等、短時間でも自分だけの時間を確保するように努めましょう。

お世話ではなく楽しむ

子どもを世話しなきゃいけないと思うと、自分が楽しむゆとりがなくなります。お出かけの際に子どもの世話をするのも大切ですが、自分自身が思いっきり楽しむことにも重きを置きましょう。

誰もが母親初心者!育児が上手に出来なくて当然

みんな誰もが母親初心者なのです。育児が上手でなくても、それが普通で当たり前のことなのです。子どもに愛情を持って接することができればそれで充分に母親になれています
思いつめすぎないで、かわいい子どものカワイイ時間を思いっきり楽しめるようにしましょうね。