重曹うがい&歯磨きでスッキリ

重曹うがい&歯磨きで虫歯と口臭予防☆歯と健康を守るコツ

重曹うがいと歯磨きの方法と効果を解説!多目的なお掃除アイテムとして人気の重曹をうがいや歯磨きに使う?!虫歯や口臭を予防する重曹の効果、重曹うがいと重曹歯磨きの安全なやり方や気をつけたいポイントについて探っていきましょう!手軽で確実に虫歯予防が出来るかも♪

重曹うがい&歯磨きで虫歯と口臭予防☆歯と健康を守るコツ

うがい&歯磨きにも重曹!歯医者さんもやっているオーラルケア

掃除や洗濯など、さまざまに利用できる重曹。なんとオーラルケアにも活用することができるのです。重曹を使って口内をケアするだけで虫歯予防やステイン除去、口臭予防などの多くの効果が期待できます。重曹を使ったオーラルケアにはどのような効果があるのか、どのような根拠から効果が期待できるのかについて見ていきましょう。

重曹うがい&歯磨きの効果

虫歯予防のために重曹うがいをする女の子

重曹でうがいと歯磨きをすると、次のような効果が期待できます。

虫歯予防

虫歯は、虫歯の原因菌(ミュータンス菌)が食事に含まれる糖分から酸を作り、歯を脆くしてしまうことにより発生します。つまり口内が酸性に傾くと虫歯は発生しやすくなりますが、これを中性~アルカリ性の状態に保つなら虫歯は発生しにくいといえるのです。

現在では、虫歯を防ぐ目的としては間違っているといわれていますが、かつて「食後すぐに歯を磨くより、30分ほど待ってから歯を磨く方が良い」という話を聞いたことがありませんか?
こう言われるようになったのは、唾液は虫歯から歯を守るアルカリ性で、かつ食事中や食後が唾液分泌が活発になるタイミングだから(※現在では、虫歯予防には早いタイミングで歯垢や虫歯菌を歯磨きで取り除くことが推奨されています)。
ですが、唾液は口腔環境を守る効果を少なからず持つとはいえ、よだれで虫歯予防出来たなら、誰も虫歯に悩まないでしょう。

虫歯予防には食後の歯磨きは必須となりますが、食後に歯磨きできないとき、歯のエナメル質が傷つきやすい傾向がある炭酸飲料などをとったあとは口をゆすぐと虫歯予防に効果的!ごく弱い弱アルカリ性の重曹水で口内をゆすいだなら、口内を中性~アルカリ性に保ち虫歯を予防する効果が期待できます。

初期虫歯なら重曹で治っちゃう?

虫歯予防のためには、食事により酸性に傾いた口内を中性~アルカリ性に保つのが最大のポイント。これには弱アルカリ性の重曹水が役立つわけですが、初期の虫歯なら、口内環境を中性~アルカリ性に保つことで歯の再石灰化を促し自然治癒に至る効果も期待できるのだとか。

虫歯になると歯の表面のエナメル質が溶けてしまいますが、唾液にはエナメル質を補修するミネラル成分も含まれています。唾液による再石灰化を促すためには口内環境はアルカリ性であることが望まれます。

もちろん、虫歯の程度がひどくなると、唾液や重曹水による再石灰化ではできてしまった穴を完璧に埋めることができませんが、歯の本当に表面のみの初期の虫歯なら、重曹うがいで元の健康な状態に近付けることは可能なのです。

ステイン除去効果でお手軽ホワイトニング

きちんと歯を磨いていても、歯の周辺部分に茶色いシミ状の汚れ(ステイン)が付着してしまうことがあります。掃除に重曹を使うとき、重曹の研磨効果によって汚れを落とすことも多いですが、同じ原理で重曹の研磨効果で歯の着色汚れを落とすことができるのです。

ですが、これは言い換えるとやり過ぎは歯を削るリスクもありますよ!ということ。歯を白くしたいからと重曹で強く磨いてしまうと、歯の表面のエナメル質が傷付き、結果的に歯がもろくなったり(=虫歯になりやすく)なる可能性も出てきますので非推奨です。
基本的には重曹水うがいで、不必要な汚れだけ浮かせて取り除くようにしましょう。

口臭予防

口臭の原因は色々あります。便秘など体内に問題があって不快な臭いが口に上ってくることもありますし、口内に問題があって不快な臭いが出てしまうこともあります。ストレスや不規則な生活による体内の問題が原因となっているときは、重曹水うがいだけで対処することができませんが、口内に問題がある場合なら重曹水うがいで口臭対策とすることも可能です。

口内、特に舌にこびりついた汚れ(舌苔)が原因となって臭いを発生している場合は、虫歯ができるときと同じく口腔環境が酸性に傾いていることが口臭の元となっていると考えられます。重曹水うがいで口内を中性~アルカリ性に調整するなら口臭の元となっている雑菌の活動を抑え、臭いにも対処することができるでしょう。

また、歯周病のために口臭が強くなっているときも重曹うがいで応急処置が可能。また、歯周病の予防にも重曹水うがいが役立ちます。

重曹をうがいや歯磨きに使って危険はないのか?

重曹のデメリットを考えるママ

重曹に虫歯を予防したり口内の環境を保つ効果があるとしても、うがいや歯磨きに使うとなると重曹が人体にとって安全な成分であるかどうかが気になるもの。
多かれ少なかれ、重曹が人体に影響を及ぼすことがないのか?を確認していきましょう。

『炭酸水素ナトリウム』や『重炭酸ソーダ』とも呼ばれる重曹は、胃酸過多に対する薬としても使用される成分なので、人体にそれほど有害なものではありません。
クエン酸と混ぜて炭酸ガスを発生させた炭酸水に砂糖を加えて『サイダー』を作ったり、お菓子を作るときに使うベーキングパウダーにも、重曹にリン酸カルシウムやクエン酸などを加えたものであることからも、重曹が体内に入っても基本的には問題はありません。

ただし、重曹にはナトリウムが含まれますので、過剰な摂取は塩分を過剰に摂取するのと同じことになり、体に良いものではありません。重曹を歯磨きやうがいに用いるときには体内に取り込む目的ではありませんが、誤って飲み込まないように注意したいものですね。

過剰摂取には注意!

因みに厚生労働省では食塩摂取量の目安として、男性は1日に8g以下、女性は1日に7g以下を推奨しています。ちなみに、食塩と重曹では分子量が違うため、一日の摂取上限も違います(食塩(NaCl)の分子量は58.5、重曹(NaHCO3)の分子量は84)。重曹以外にナトリウムをまったく摂取しない場合の上限目安は、男性は約11.5g、女性は約10.1gとなりますが、一般的な食事にはちゃんと食塩が含まれますから、重曹摂取量はこの上限目安未満に抑えるべきと言えるでしょう。

ですが、重曹をうがいに使う場合も歯磨き粉として使う場合も、いずれも口の中には入れても飲み込むわけではないため「過剰摂取になるのでは?」と心配する必要はないと言えますね。

うがいや歯磨きに使う重曹の選び方

重曹には食用のものと薬用のもの、工業用のものがあります。いずれもドラッグストアなどで売られているので、手軽に入手することができます。掃除などに使われるのは工業用の重曹ですが、これは純度が低い・・・と言う面はあるものの、きめが粗く研磨効果が高いために、シンク周りの焦げ付き汚れを落としたいときなどには最適です!

一方、食用や薬用に使用される重曹は、工業用と比較するときめが細かく純度が高いものです。
食用・薬用の重曹は工業用と比べると若干値段は高くなりますが、それでも100g当たり200円~1,000円程度ですので、オーラルケアとしては手軽な金額なのではないでしょうか?

重曹うがいのやり方

虫歯予防や初期の虫歯治療、口臭予防など、様々な効果が期待できる重曹うがい。以下からはいよいよ詳しい重曹うがいのやり方をご紹介していきます!

重曹うがい液を作る

丁寧に作られた重曹のうがい液

重曹うがい液を作っておき、いつでも手軽にオーラルケアをしていきましょう♪

重曹うがいに必要なもの

  • 重曹3g
  • 500mlのペットボトル
  • 水(500ml)

材料はこれだけです。計量器がないときは、ティースプーンを使って重曹を測ります。ティースプーンで軽く1杯ですくうと重曹はおよそ3gになります。

重曹を500mlの水に入れたら、ペットボトルのふたをしっかり閉めて振って溶かします。
500mlピッタリに水を入れると振っても混ざりにくいので、まぜるときは水を少なめに入れるとペットボトルの中に余剰空間が生まれ、混ぜやすくなります。
また、重曹は元来水に溶けにくい成分。溶け残りが気になる人はお湯に溶かすと溶けやすくなります。

使用法

コップに50mlほど入れて、口の中をよくゆすぎます。歯と舌に効かせますので、ガラガラうがいではなくクチュクチュうがいがマスト。
1回30秒くらいのくちゅくちゅうがいを2、3回繰り返すと良いでしょう。

歯と舌にまんべんなくいきわたったと思ったら、重曹水を吐きだします。うがい終了後はそのままにしておいてもOKですが、どうしても口の中がしょっぱいと感じる場合は水でゆすぐと良いですよ。

重曹うがいのおすすめタイミング

重曹うがい+歯磨きをするなら、うがいは歯を磨く前でも歯を磨く後でもどちらでも構いません。
歯の表面をつるつるにしたい、ステインを落として白さを際立たせたいなら、歯を磨く前に重曹うがいを。ただし、磨きすぎてしまうと、歯の表面を傷つけてしまうと、逆に虫歯になりやすくなるので、ステイン落としを目的とした歯磨きの前の重曹うがいは週に2~3回程度で充分ですよ。

一方、歯磨き後の重曹うがいは、口内が酸性に傾くのを防ぎ、口臭予防や一層の虫歯予防効果が期待できます。1日3回の歯磨き後、重曹うがいを習慣化したくなりますね。

重曹うがいで注意したいこと

重曹うがいでオーラルケアをするママ

手軽で虫歯予防にも効果抜群の重曹うがい。早速、今日から取り入れたいと考えている方も多いのではないでしょうか?
先にも説明したとおり、重曹そのものは食用ともなり体に害を及ぼすものではありませんが、ナトリウムが含まれるために塩分過多にならないよう飲み込みには注意が必要です。医師から食事制限・塩分制限の指導を受けている方、妊娠中の方は、特にご注意を!

子供の虫歯予防に注意が必要!

乳歯のケアにも、もちろん重曹は使いたいところですが、子供にとっては塩辛さの刺激が強すぎます。また、乳歯は大人の歯よりもデリケートで、幼児に至ってはうがい自体もまだ上手にできないという面もあるため、重曹うがい、歯磨きはあまり向きません。
デリケートな乳歯のケアに使うときは、キレイに吐き出すことができるようになってから、10mlほどの極少量の重曹うがい(良く溶かしたもの)を無理のない範囲で使っていきましょう。

重曹歯磨きのやり方(重曹のみを使うとき)

重曹はうがいだけでなく歯磨きにも使うことがあります。
ただし、重曹水うがいと比べると重曹濃度が高くなりますので、ごく少量だけを使うようにしましょう。

シンプルで簡単!重曹歯磨き

重曹は粉状ですので、そのままでは少々使いづらいです。水を少し加えてゲル状~固形にすることで、使いやすさが格段にアップします。

都度水で固める方法が衛生的

重曹をティースプーンに少量取り(3分の1~5分の1)、水を1滴ずつ垂らします
水を含むと固まるので、歯磨き粉として使える硬さになったら、歯ブラシにつけて歯を磨きましょう。
先に歯ブラシを濡らしておき、ブラシの先に少しだけ重曹をつけて磨いてもOK。

重曹の保管の仕方

重曹は吸水力が高いので、洗面所などに放置しておくとどんどん湿気を吸い取って固まってしまいます。乾燥した場所に保管し、きっちりと封をするようにしてください。

重曹歯磨きで注意したいこと

子供に重曹はみがきの方法を教えるママ

重曹歯磨き粉は、重曹水うがいと比べると重曹濃度が格段に濃くなります。重曹うがいと同じく「やっぱり飲まないように!」という部分以外にも、重曹を歯磨き粉として使用するときは、次のことに注意して下さい。

エナメル質は傷つかない?

重曹は研磨剤としても使用しますので、毎日使うと歯の表面のエナメル質が削れてしまい、歯を傷つけてしまいます。掃除目的として利用する研磨効果の高い工業用の重曹には劣りますが、食用・薬用の重曹もオーラルケア目的としては十分すぎるほどの研磨効果を持つので磨きすぎには注意しましょう。
重曹を歯磨き粉として使用するのは週に1~2度程度にとどめ、ステインが気になる場所にも力を入れて磨かないようにすることが大切です。

重曹は酸性の成分を混ぜると中和されます!

酸性に傾きがちな口内を弱アルカリ性の重曹が中性~アルカリ性にすることで虫歯予防や口臭対策が成り立ちます。
そこに、重曹にレモンなどの酸性が強いものを混ぜてしまうと、重曹の弱アルカリ性が逆に中和されてしまいかねません。重曹の辛味は気になりますが、レモンなどの酸味を加えないように注意して下さいね。

手作り歯磨き粉のバリエーション&作り方

水を少量混ぜるだけでは、重曹独特の辛味が強くて口に合わないという方も多いでしょう。水以外を使った作り方をいくつか紹介します。

グリセリンで甘みをプラス

重曹をグリセリンに溶かすと、甘みがプラスされますので使いやすくなります。重曹3:グリセリン2の比で混ぜ合わせましょう。多少だったら作り置きも可能です。

ハッカ油で爽快感をプラス

重曹をグリセリンに溶かしたものに、さらにハッカ油を加えると、歯磨き粉らしい爽快感を味わうことができます。重曹大さじ3:グリセリン大さじ2:ハッカ油5~10滴で調合してみてください。

効果は高いが使い方に注意!

重曹を歯磨き粉として使うときには研磨して逆にエナメル質を傷つけてしまわないよう注意が必要です。良かれと思ったオーラルケアのはずが「磨きすぎで歯が傷めた・・・」と言う結果になってしまったら本末転倒です。
基本は力を入れず、毎日は使わないこと!これを守ってお手軽&効果的にお口の健康を守っていってくださいね!

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