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子どもの早寝早起きは親がつくる

早寝早起きは子どもの健康な身体と心を育てる大切な習慣

早寝早起きは子供の健康な身体と強い心を育てる大切な要素です。遅くまでテレビやパソコン、お布団に入ってからのスマートフォンは睡眠時間を短くし快眠を妨げてしまいます。子供が早寝早起きをするためにできる親の行動、早寝早起きを習慣化することによるメリットを紹介します。

早寝早起きは子どもの健康な身体と心を育てる大切な習慣

早寝早起きはメリットがたくさん

テレビやゲームをしていて遅くまで起きてしまい、布団に入るとスマートフォンをつい見てしまう…こんな生活は子供の健康と成長に悪影響を及ぼす可能性があります。寝る子は育つという言葉通りに早く寝て、早く起きる事はメリットがたくさんありますよ!早寝早起きがどうして良いのか解説します。

子供に早寝早起きさせたい3つの理由

大人は自分の意志で遅くまで起きていることが多いですが、子どもは親の都合などによって遅く寝る習慣が付いてしまうことがあります。けれど早寝早起きは子どもの成長にはとても大切です。早寝早起きをするのには理由があるのです。

1.日光を浴びることで心身が健康になる

太陽の光を全身で浴びる赤ちゃん

アンチストレスホルモン【セロトニン】の分泌が心身の健康を守る

セロトニンとは、人間の脳で作られ脳内に分泌される3大神経伝達物質のひとつで、起きているときに活発になります。

セロトニンには精神を安定させる作用があるので、意欲的になったり集中力が出たり不安を抑えるので不足すると、イライラしたり落ち込みやすくなるのです。子どもが怒りっぽかったり、飽きっぽい、勉強をしたがらない、などは性格ではなくセルトニンが不足しているのかもしれません

セロトニンを増やすためには早く起こして日の光を浴びるようにさせましょう。セロトニンを活性化させるとで体内時計が自然と整って夜はぐっすり眠りにつけます。まずは早起きすることからはじめましょう。

2.しっかり朝食を摂ることで脳が活性化する

たくさん朝食を食べる男の子

脳の活性化と血糖値

ブドウ糖は脳のエネルギー源となるので血糖値を上げることが大切です。不足すると脳の働きが低下して集中力や記憶力が悪く疲れやすくなってしまいます。ブドウ糖を身体の中に溜めておくことはできないので、朝起きたときの脳はエネルギー不足で血糖値も下がった状態です。

ブドウ糖は食品に含まれているので、朝は時間がないし手っ取り早く甘いお菓子やチョコレートでブドウ糖を摂ることはできます。いっきに血糖値は上がりますが、その分いっきに下がってしまうので身体に負担がかかります。無理なくゆるやかに血糖値を上げるためには朝食をバランスよく摂りましょう

しかも食べることは嚙むことにもつながるので、嚙むことで脳が活動しはじめます。身体が朝になったことを判断して自然にスイッチが入ります。朝食は子どもの身体と精神の発達にとても重要なのです。

3.時間に余裕が生まれる

パパとのおさんぽが楽しい子供達

家族とのコミュニケーション

朝は早起きをすると時間に余裕が生まれます。家族でゆっくり朝食を食べる時間ができるので、会話をしながら食べることで食欲が増します。食事のマナーを教えることや、食事をバランスよく摂ることの大切さ、栄養などについても朝食の食材で話してあげられます

楽しい時間を過ごすことで1日の意欲につながります。時間があれば一緒に庭の花を見たり、本を読んだりすることから気持ちよく1日をスタートすることができます。

気持ちに余裕ができる

いくら前の日に準備をしても、翌朝はバタバタしてしまうことがあります。子どもがギリギリに起きてボーッとしていると、ついイライラして子どもを叱ってしまうこともあります。
けれど、朝早くに起きると身支度に時間がかかっても大慌てで手伝ったりしないで済むので、子どもが自立しやすくなります。時間があることによってパパやママも気持ちに余裕ができ会話や様子を見て子どもの体調の変化に気が付きやすくなります

早寝・早起きするこどもはココが違う

夜遅く寝ると朝起きるのがつらいので、なかなか起こしても起きません。けれど早く寝かせることで自然と自分から目を覚まします。自分からすすんで起きることによって自立心が育つのです。
全国の児童・生徒を対象に調査が行われました。

睡眠を中心とした生活習慣と子どもの自立等との関係性に関する調査の結果(概要)|文部科学省

データで見る朝食の大切さ|こどもみらい館

健康や体力づくりのメリット

葉っぱをママに見せる赤ちゃん

睡眠時間と体力は関係がある

睡眠によって心と身体が育ちますが、良質な睡眠は早い時間に眠ることでつくられます。
小学生では男女とも8時間以上睡眠をとっている子どもに体力面の合格点が高いというデータがあります。
中学生は大きな差はありませんでしたが6~8時間が合格点が高い結果が出ました。つまり小さい子どもほど早寝早起きをすることで体力が付くことのです。
体力がないとやる気が出ないだけではなく、病気に対する抵抗力が下がるのですぐに風邪をひいたり体調を崩しやすくなってしまいます。小さな子どもほど早く眠らせてあげたいですね。

子供の体力と朝食

朝食を食べている子どもの方が食べない子どもとくらべて体力の合格点が高い結果が出ました。朝食を食べることは身体をつくり、やる気のスイッチが入ります。
食べないででかけるとお腹が空いてぐったりしてしまいます。イライラして集中力がなくなったり勉強やスポーツに身が入りません。体温が下がったままで体内時計の調整がうまくできず朝を身体と脳が認識できないのです。

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早起きしたなら子供とジョギングや散歩に出かけよう

朝の早い時間は静かです。お散歩をしながら普段、気が付かなかった花が咲いているのをみつけたり、昆虫が見つかることがあり新鮮な気持ちになれます。毎日の習慣として子どもとジョギングをするのもおすすめです。体力が付くだけでなく精神面も鍛えられます。

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心の成長や精神面のメリット

パパと話す女の子

家族との会話で子どもは愛されているのを実感する

朝食時には家族と会話をしている子どもほど、自分が好きな子どもが多いという興味深い調査結果が出ました。寝る時間が早いと朝は早く起きられ家族で朝食が食べられます。
もし遅い時間に寝ると起きる時間も遅くなってしまい、朝は忙しいからとみんな食事の時間がバラバラで、子どもは出された朝食をひとりぼっちで食べることになってしまいます。

ひとりで食べるのはさみしく情緒が不安定になりやすいのです。自分を否定された気持ちになり、自分自身に自信が持てなくなったり自分を愛せなくなることもあります。朝食時には家族と会話をすることでパパやママに愛されていることを実感して精神的に満たされ、自分自身を好きになっていくのです。

学習面でのメリット

朝食を撮っている子どもは学習能力が高い

全国の小学・中学生を対象に国語と算数(数学)のテストで朝食を食べている子どもの方がどのテストでも学習能力が高い結果が出ました。

朝食を食べることで脳のエネルギー源となるブドウ糖を吸収し、やる気のスイッチが入り集中力が高まり記憶力も良くなります。目が覚めただけでは身体も脳もまだ完全に起きてはいません。目覚めの脳がぼ~っとしているのはブドウ糖が足りないからです。

目覚めの脳がぼ~っとしている状態からスッキリするまではだいたい2時間ほどかかります。朝、6時に起きて朝食を食べると学校の授業が始まる頃にも学習体勢が整っていることになりますね。

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早寝早起きの習慣はママパパが作る

子どもに「早く寝なさい」と言ってママとパパが楽しそうにテレビを見ていたら子どもは寝てはくれません。子どもを早く寝かせつけるにはパパとママも同じ時間に寝ましょう。
子どもが小さいときは特に、寝る前には歯を磨いて絵本を読んだり、お話を聞かせたりしながら早寝早起きの習慣を付けてあげましょう。

乳児から早寝早起きが大切

川の字で仲良く寝る姉妹

成長ホルモンはノンレム睡眠(脳も休息をとる深い眠り)時に分泌されます。
一般的には、入眠後のおよそ3時間に最も分泌されるため、入眠後はスムーズに深い眠りに入れるよう一日の生活リズムを整え最適な睡眠習慣を確保するのが理想的。特に、生後から幼児期はレム睡眠ノンレム睡眠の波が大人よりも短く不安定なので、加えてたくさん寝る必要があります。
ある程度睡眠のリズムが整ってからも、成長期のうちは規則正しくたっぷりと睡眠をとりましょう。 身長を伸ばしたり疲労回復や風邪などにかからないようにする免疫を高めるためにも幼児期は大切です。良い生活習慣を身につけさせるために、保育園や幼稚園に通っていなくても早寝早起きをさせましょう。

何時に起きて何時に寝るといいの?

早寝早起きが大切なのがわかっても、何時に起こして何時に寝かせつけるるのが子どもにとっては良いのでしょうか。子どもの理想的な睡眠時間をアメリカの専門家が調査した結果です。とても長く感じますが、子どもに必要な睡眠時間は考えるより多いのです。

新生児(生後0~3ヶ月)

14~17時間

乳児(生後4~11ヶ月)

12~15時間

幼児(1~2才)

11~14時間

未就学児(3~5才)

10~13時間

小・中学生(6~13才)

9~11時間

ティーンエージャー(14~17歳)

8~10時間

幼児は11~14時間の睡眠が理想

1才~2歳の幼児は11~14時間の睡眠が理想とされています。早起きをさせて日の光を浴びたら早い時間にお散歩に連れて行きましょう。
適度な運動は身体をつくり適度な疲労もあるので、夜も早く寝付けるようになります。
お昼寝は子どもに必要な時期ですが、明るいリビングルームなどで寝かせてあげて、昼寝の時間も午後の3時半くらいまで起こすようにしましょう。あまりにもお昼寝をしすぎると夜に寝るのが遅くなったり、夜泣きをしてしまうことがあります。

未就学児は10~13時間の睡眠が理想

3~5才で保育園や幼稚園に通っていることも多い年齢です。子どもは遊びをとおしてたくさんのことを学んでいく大切な時期。10~13時間の睡眠が理想とされているので、お昼寝をしてもある程度の時間になったら自分でも起きられるように少しにぎやかな部屋で寝かせましょう。夜は7時~8時までには寝せると朝は6時に起こしても機嫌が良いです。

小・中学生は9~11時間の睡眠が理想

6才~13歳の子どもの睡眠時間は9~11時間が理想とされています。小学校から中学生は将来に向けて学校で勉強をしていく時期です。
特に6才は小学校に入って勉強の基礎を学ぶ大切な時期。寝不足で頭が働かない、やる気が出ない、忘れ物をしてしまうなど学校生活に支障を起こさないためにも朝は6時に起きられるようにサポートが必要です。夜は遅くとも8時には寝かせてあげてください。

幼児から中学生まで朝の6時に起きるとすると夜は8時には寝かせてあげる必要があります。パパもママも仕事をしていたり家庭の事情によって寝る時間が遅くなりがちですが、子どもの成長に欠かせない睡眠はしっかり確保するために早く寝かせる習慣をつけてあげましょう。

注意!子供の早寝早起きを妨げるもの

夜遅くまでスマホを見る兄妹

情報機器と子供の睡眠時間(携帯、TV、スマホ、PC)

子供にスマホをもたせるパパとママは管理が必要です。寝る直前までスマホをいじってしまうと当然起きるのがつらいので朝はギリギリまで寝て、朝食も食べないで出掛けることになります。
寝る直前までテレビやパソコン、スマートフォンの画面を見ているとブルーライトが快眠を妨げます。脳が活性化されて寝付くのに時間がかかり、体内時計を狂わせていきます。スマホなどは時間を決めて、寝る前にはぬるま湯につかるなど眠れる環境づくりをさせましょう。

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子供が小さなころから早寝早起きをさせよう!

早寝早起きはなかなか難しいこともありますが、良いことばかりです。家族みんなで協力し合い習慣づけていきましょう。家族でそろって朝食を食べ「いってらっしゃい」と笑顔で送り出してあげてくださいね