中間反抗期の子供との向き合い方

中間反抗期の子供の止まらない口答え&悪態、どう受け止める?

中間反抗期ってどんな特徴がある?最近、なんだかいつにもまして衝突している、子供がイライラしている、雰囲気が悪くなってきた…などと子供との関係、接し方に悩んでしまいますよね~!ギャングエイジとも呼ばれる中間反抗期の子供への対応の仕方、親がするべきことをまとめてみました。

中間反抗期の子供の止まらない口答え&悪態、どう受け止める?

もしかしてこれが中間反抗期!ギャングエイジな小学生の悪態全容と親の接し方

思春期を迎えるころ、“反抗期”がくるというのは、自分の子供時代を思ってもピンとくるものだと思います。このよく聞く思春期の反抗期の前に起こるとされているのが“中間反抗期”。思春期の反抗期とは何が違うのかというと、それは親に求めるもの、だと言われています。

思春期の反抗期は、親からの精神的な自立段階にあり、其れゆえ親を避けるような反発心が生まれやすいと言われています。親や大人に対して、必要以上の干渉や、正論を嫌がり、態度もそっけなくなったり、飲酒や喫煙などの大人にならないとできないとされていることに手を出してみたり…。いわば、親がどう思おうと関係ない、と言わんばかりの状態です。

しかし、中間反抗期は、全面に“親への甘え”を含んだ反抗の仕方が特徴。子供の世界が広がるにつれ、親に育てられていた自分の価値観を自覚し、子供なりに考えてみるというステージに入ります。
その結果、自分の親が言っていることが全てではないことを知っていき、何かに矛盾を感じることも。こういった心理が反映される中間反抗期ですが、そこに親は自分のことを何があっても丸ごと愛してくれるからこそ言える、やってみるという子供らしい甘えが加わり、ときとして親を困らせてしまうことがあります。

反抗する女の子

中間反抗期とはいつ頃からいつまでの時期にある?

中間反抗期とは一般的に、小学校に入った6歳から10歳前後に見られるとされ、小学校中学年が多いです。
この年の頃を“ギャングエイジ”と形容して呼ぶこともあります。親と密接だった関係が、少しずつ気の合う友達と行動を共にするようになり、仲間というグループを作り、親の知らない世界を楽しむようになることからそう呼ばれています。

そして中間反抗期がいつまで続くかというのは、これも個人差が強く出てくる部分ではあります。
自分の思っていることをうまく伝えられないことから、反抗的になるという一面もあるので、語彙が増えてくる、自分の感情を言語化する能力がついてくると、おさまってくる子供も多い傾向があります。また、ママが接し方を変えてみた、など環境の変化で乗り越えることも。

ですが、中学生頃の思春期を迎える前には一度落ち着いていて、中学生で「また反抗期か…こないだ終わったばかりだと思ったのに…」と思う人が多い傾向にあるようですね。

反抗期の特徴とそれぞれの反抗期の子供の成長
反抗期の特徴とそれぞれの反抗期の子供の成長
反抗期の特徴は、心と体の発達と密接に関わっています。第一次反抗期、中間反抗期、第二次反抗期と、それぞれの特徴と意味を知ることで反抗期の子供との接し方を知り乗り切りましょう。

どうしてこうなるの?精神発達の壁とは

どうして反抗的になるのか、この時期の子供は乗り越えなければいけない、精神発達における壁があるのです。
乳幼児の頃、「ねぇ、僕かっこいいでしょ!」「かわいいでしょ、すごいでしょ!」と自分のことを誇らしげにしていませんでしたか?もちろんこう言われたら「うん、すごい!かっこいい!可愛い!」と親も同調しますよね。
これは、親との間に「自分は認められている、愛されている!」という基本的な信頼感を築いているからこその健全な発達です。

その後、保育園や幼稚園などの集団生活で、自分の身の回りのことは自分でするという自主性や団体行動をすることで協調性などが培われていきます。
そして中間反抗期と言われる時期には、この精神発達を踏まえたうえで、自分の意志で、自分がやってみたいと思うことをやってみる、という段階に差し掛かります。

一部の子には勉強だったり、多くはそれ以外の熱中する何かであり、そういったものを発見していきますが、同時に勤勉性を獲得が必要だと考えられています。そして、さらにその勤勉性を獲得するために経験する失敗や、思うようにいかないことで感じる劣等感を知ることが大切なのです。

また、中間反抗期と呼ばれる時期には自分という存在が、家を出た学校などの社会生活でどういった場所にいるのか、友達と自分を比べる、そういった傾向が出てきます。これらを経験することで、この時期の子供の自信を育み、その先の自己形成につながっていくのです。

この発達ステップは“ライフサイクル理論”と呼ばれています。健全な発達の特徴でもあるので、この時期における反抗的な態度をどうにかしないと、などと思う必要はありません。

ギャングエイジな小学生の特徴

口答えする女の子

では、親にとってはまたひとつ試練の時期となるであろう中間反抗期にはどんな特徴があるのかご紹介します。

口答えばかりする

それまでは「○○しなさい」と言って「やだ」と口答えをしていても、言い方を変えてみたり、遊び方式にしてみたり、真剣な態度で叱ると指示に従っていた子供が、明確な意思をもって言い返してくるようになります。例えば…

「うるさいなぁ!今やろうと思ってたのに!」「わかってるって!」「今これしてるから無理に決まってるじゃん!」

と、このような調子で…。言わないとやらないくせに、生意気なセリフをいけしゃあしゃあと言うようになったらそれは中間反抗期かもしれません。
また、この時期は女の子の方が口達者なので、やたらと屁理屈を言ったり、揚げ足を摂ったりといった態度に、イライラするママは少なくありません

何かにイライラした様子で会話をしたがらない

特に思い当たる理由もないのに、何かイライラしている空気を感じ、「学校で何かあったの?」などと問いかけても、ろくすっぽ返事もせずに会話をしたがらない様子、これも中間反抗期によくある特徴です。

親としては何か理由があるなら、聞いて解消してあげたいと思うでしょうが、子供は子供なりに色々考えていて頭の中を整理している状態でもあります。無理にすべてを聞き出そうとせず「でもあなたに関心があるよ、心配しているよ」という気持ちが伝わるよう、何かしらの言葉をかけてあげましょう

子供の中で区切りがつき、落ち着いてくると「実はね…」と話してくれることもあります。

口をきかない女の子

注意しても聞こうとしない

いけないことをしたら親は「こら!」と理由を説明して怒りますよね。
幼児期には、いけないと分かっていても好奇心が勝ってやってしまう、という段階もありますが、もういけないことは分かるようになってきている年代です。

それでも聞こうとしないのは、自分の意志を曲げたくない理由か何かがある、つまり自己の確立が進んできている、ということです。ときには、子供も心の中では「よくないことだ」と思っていても、ひっこみがつかないこともあります。
注意する場面があったら、なぜ注意しているのかの理由をはっきりと説明し、その結果どうなってしまう可能性がある、という話をしておきましょう

中間反抗期には子どもが親の話を聞いてないふりをする、無視をするというのもありますが、小さな心の中、頭の中ではたくさんのことを考えています。
ママがイライラする気持ちは当たり前ですが、どうせ注意しても聞かないから、と説明することをあきらめ、ただ怒鳴るだけで終わるというのは避けた方がよいでしょう。

世話を焼かれることを嫌がる

衣類の支度、学校の支度など、親に世話を焼かれるのを嫌がる傾向にあります。
「ちゃんと着替えたの?」「時間割は済んだの?」親としては、最低限困ることがないように子供の身の回りを完ぺきにしておいてあげたいものですが、『やってあげる』のはちょっと待って。

子供には子供のやり方、思うところが出てくるこの時期には失敗をした経験も必要です。ちゃんとできてないだろうなぁ。そう思っても「やったよ!」と言われたら「そっか、さすがだね」といい、“あなたにまかせるよ”という気持ちで接するとベターです。

その結果、もしも外で失敗、忘れ物などをしたとしても、それが子供の経験になり、その後の自主性を培ういい糧となります。

過干渉な親と無視する男の子

外での評価を気にし、家と外での自分を使い分けるようになる

家庭訪問、友達のお母さんと話をしていると、「今悪く言ってなかった?」「変なこと言った?」「あのことは言わないでほしかったのに!」などと、自分がどういう評価を受けているかを気にするようになってきます。

そのため、学校では“いい子”の自分でいて、その反動で家ではぐうたらやわがままになったりすることもあります。

「学校ではちゃんとやっているだなんて信じられない!どうして家ではちゃんとできないの!」と思う気持ちはよくわかりますが、一度ぐっと飲み込んで“外で頑張っているから家では甘えているのね”と切り替えられるとよいかもしれません。

中間反抗期、男女での差

反抗期の小学生にできる親の対応は?男女別の特徴と対処法
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小学生の反抗期はなぜあるのでしょうか?そんな素朴な疑問から、子どもの反抗期とうまく付き合っていくために必要なことをご紹介します。男女の特徴と対処法を知って中間反抗期を乗り切りましょう。

中間反抗期に入った子供たちの中で、男女に差があるのか、というのは非常に気になるところですよね。ですが、中間反抗期における反抗の程度は男女差よりも個人差が強く、男女ではその『特徴』が異なることがあると言われています。

男の子は先にも述べたように、自分の心情をうまく言葉で伝えることができずにイライラし、物にあたる、理由を言わずにただ反抗するというような行動が見られます。
女の子は男の子に比べ、言葉の発達や人の心情を読むことに長けている分、様々なことを考え、自分の中だけでもやもやとした状態を持て余したり、その結果、こちらの問いかけを無視したり、家族とは違う空間に行きたがることも

男の子に何かを伝えたいときには、わかりやすく絵や物を使って説明し、女の子に何かを伝えたいときは、会話を通して気持ちを理解し、理解してもらう、という方法をとるとうまくいくようですよ。

中間反抗期かな?と思ったら、接し方を考えてあげましょう

これって中間反抗期に入ったのかな?と思う反抗的な態度をとるようになってきたら、親としてどう接するべきなのでしょうか?その方法をご紹介します。

子供の成長を妨げない接し方を心がけよう

言うことを聞かない子どもの聞き分けが悪い理由や接し方
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言うことを聞かない子どもにイライラ!何度言っても注意や約束を守らず予想通りの失敗をして「だから言ったのに!」と発狂寸前!子供が親の言うことを聞かない理由と親はどう接していくべきかを探りましょう!

子供がいちいち口答えをしてきたりすると、その影響で生活リズムがあるのになかなか思う通りに進まない…などにもつながり、いらいらが募るとつい声を荒げてしまったりしますよね。

しかし、かえってそれが逆効果となり、中間反抗期を長引かせることにも繋がることがあります。
子供の健やかな成長のためにも必要な中間反抗期を、うまく乗り切るには親の接し方も非常に重要なのです。

話は最後までよく聞いてあげる

話は最後までよく聞いてあげる

子供と話していると、言っている言葉が矛盾していたり、言い訳にしか聞こえず、「でもそれは」などと話をさえぎってしまったり…というのは多くのママが経験しているのではないでしょうか?
子供も思っていることを何とか伝えたいとは思っています。しかし小学校3年製程度ではまだ語彙力が少なく、なかなかスムーズに言葉が出てこないことも多くあるでしょう。

つい小さい頃のように「こういうことでしょ?」と先に言い換えてしまいたくもなるとは思いますが、どれだけゆっくりでも、根気強く最後まで話を聞いてあげるスタンスでいて、子供がうまく言えずに、イライラしている様子が見られた場合に助け舟を出してあげましょう。「そうそう、それが言いたかったの!」と好転することもあります。

子供としてではなく、一人の人間として接する(表面的には)

親にとっては子供が大きくなっても、いつまでも可愛い子供、そういった認識ですよね。しかし中間反抗期を迎える年ごろの子供は、子ども扱いされることを嫌がる傾向にあります。

なんでも「まだ子供なんだから」「子供はダメなの」と言ってしまうよりは、きちんと理由を説明してわかってもらうという方法をとることが賢明です。特に女の子の方がこういった傾向は強く見られます。実際はまだまだ未熟者だろうと、それでも下手に子供扱いをしないことで子供の自尊心が満たされるケースも多いかも。

子供に対しての間違いに気付いたらそれをきちんと謝罪する

大人の言い間違いやちょっとした矛盾などを子供に指摘されたり揚げ足をとられたりしたとき、「ママはいいの」「大人はいいの」などと言ってしまってはいませんか?
理由を説明するのも手間だし、どうしてこんなところでつっかかってくるのかな、そう思う親の気持ちもわかりますが、たとえ小さな言い間違いでも、子供にとっては“ママは間違えたことをしても謝らなくていいんだ”と思わせてしまうのは良くありません。

そして、親としての威厳を保ちたいがためについつい高圧的な言い方をしてしまうと、子供はそれで納得することはありませんし、ますます反抗的になってしまいます。
親でも、大人でも誰でも間違いはあります。ですが、そういったときには謝罪し、許すことが大切なのだと示すためにも、親が「ごめんなさい」と言うことは大切ですね。

親でも悪かったことはちゃんと謝る

自分がされたら嫌だけど、子供のしたいこと。両者のすり合わせをする

もうご飯の前だから、寝る前だから、おもちゃやゲームを出してほしくない、散らかしてほしくない。でも子供は今やると言い張り、散らかしていくと、忙しい日々の中では「だめって言っているでしょう!どうしてわからないの!」と噴火したくもなるものです。

これらは一例にしかすぎませんが、親はやってほしくないことでも子供がやりたいと主張するパターンも日常生活で数多く経験するはず。ですが、そんなときに強引に親の思うようにさせようとすると、子供は反発心を抱くだけです。

してほしくないことはきちんと理由を伝えて説明する、そのうえでどうしてもというのであれば、お互いが歩み寄った妥協案でいく、というのが非常に大事です。
「本当はもうすぐ寝ないといけないから、散らかしてほしくはないのだけど、この部屋のここで、きちんと時間までに片付けられるなら、いいわよ」

そういった歩み寄りの姿勢を見せると、子供も頭ごなしに否定されるよりは意見を聞いてくれることでしょう。

干渉しすぎない

子供が何かにイライラしている、落ち込んでいるように見えるとき、親としては何があってそうなったのか知りたくなりますよね。

「何かあったの?」「誰かと喧嘩した?」こう問いかけて、ぽつりとでも話し出してくれたらそれは喜ばしいことですが、子供の心の中でまだ気持ちの整理がついていないなら、説明することすら難しい段階かもしれません。

こういったときには、「大丈夫?何かもやもやしていたら聞かせてね」などといい、一度引くことも大事です。むやみやたらと話を突き詰めていくと、子供にストレスを与えることとなってしまいます

また、身の回りのことでも「時間割終わったの?」「宿題大丈夫なの?」などと生活習慣に関して“ちゃんとしてあげなきゃ”と思って言うことも、この時期の子供は“小言”としか捉えていません。
『失敗して覚えることもある』と、あまり干渉しすぎないというのは中間反抗期を乗り切るためにも重要なポイントです。

避けた方がいいNG対応

中間反抗期の子供への対応として親の接し方や心がけたいことよりも、念頭に置いておくべきことがあります。それは、『やってはいけないこと』。
要は注意点ですね。どんな行動を避けたら良いのかを、まとめてみました。

子供の友達に対する小言

優しく説明するママ

この時期の子供は気の合う仲間とグループを作って団体行動をすると前述したように、子供にとって仲間内のルールや、その世界も『自分』を形成するひとつの要素となるため非常に大切に思うようになります。

親からしたら、問題態度が見られる子供がいたら、「ちょっとあの子とはあまり遊ばない方がいいんじゃない?」と言いたくなったりするかもしれませんが、子供が信頼している友達に対して、小言を言ってしまうと、“ママは何もわかっていない”となってしまい、反抗する態度が強まる場合があります。子供がその友達と一緒にいるのには、子供なりの理由があるはず。大人には見えないその子の良さ、というのもあるでしょう

とはいえ、なんでも子供の言いなりになるのが正しいとは言えません。
もしも自宅に招いたときの行動に問題があったり、どうしてもこれはいっておかないといけない、というときには、前置きとして、「あなたの『大切な友達』だというのはわかっているけども!」というのは伝えていきましょう。

その上で社会には守らなければいけないルールがあるというのを説明しましょう。
けして、悪口のように聞こえたり、ぼそぼそとつぶやいたり、露骨に子供の友達をよく思っていない態度がでないように努めるのもポイントです。

他人と比較しすぎる

学校生活においては、個人に優劣ができるようになってきます。
「○○くんは言われなくてもきちんと宿題するんだって!」などと比較したくなる気持ちはやまやまですが、それを言葉に出しすぎてしまうのは、子供の劣等感を刺激しすぎてしまう可能性があります。

切磋琢磨していけるような比較の仕方はときとして有効ですが、子供自身を否定してしまわないようにすることは重要と言えるでしょう。

なんでも反抗期だから、と主張を決めつけてしまう

子供が何かを言い返してきたり、口答えが多いと「もう、反抗期ってこれだから…」「この子、今反抗期なのよ」などと、子供の主張をなんでもかんでも決めつけてしまうと子供も自分の意見を言うことに消極的になってしまう可能性があります。

その反抗の裏にどんな気持ちが隠れているのか?子どもが伝えきれていない本当の気持を推し量るような接し方をしていきたいですね。

親の方針を決めよう!

ママとパパはどちらかがフォローにまわろう

中間反抗期に入ったな、と思ったら、パパとママのコンビネーションが大事です。

度が過ぎる口答えに対して、子どもの責任においてやったことに対して叱らなければいけないとき、両親から怒られてしまっては立場の弱い子供は逃げる場所がありません。
ですが、叱らなければいけないときは、びしっと叱らねばなりません。その役割をどちらが担うのか大体決めておきましょう。ママが叱っているときはパパがフォロー役にまわる、パパが叱っているときはママは黙っておく、といってTPOに応じた対応も必要となってきます。

また、どちらかが子供を叱っているときはただ、知らんふりしているのではなく、叱り終わったな、もしくは小休止かな、と思うところで、「こう思っていたんだよね」「本当はこう思ってたんじゃないのかな?」など、子供の心情をくみ取り、気持ちはわかっているよ、と助け船を出してあげましょう。

ですが、あなたの気持ちは分かっているけど、ダメなときはダメなんだ、そういう姿勢をぶれずに保てることが大事です。
あるときは許したのにあるときは怒られた、またパパはいいって言ったのにママは怒る…などという気分のムラやぶれが多々あると、子供の善悪の判断もあいまいになっていきますので、メリハリのある対応が必要とされます。

ギャングエイジ世代の親あるある!悩める中間反抗期エピソード

中間反抗期に悩むママはたくさんいます。
私だけじゃない、みんな頑張っている、乗り切ろう!と思えるよう、そんなママたちの体験談、現状をいくつかご紹介します。

反抗期の子供とママ

長女の中間反抗期

ペンネーム | Iさん

長女が小学校3年生の頃、急にキレやすくなりました。
そして口答えが激しく、私が1言うと3になって返ってくるような、口調は子供というより小さな女、という感じでした。
最初は成長の証、と思って、つとめて怒鳴らず、なるべく寄り添おうと試みましたが、私の気持ちの方が先に滅入ってしまいまいました。長女もきっと学校でストレス抱えているのね、そう思っても、小さなころの可愛かった長女との違いに、こちらが順応できず、今となっては申し訳ないけれど、あまりに口答えがひどいときはもう、無視してしまっていました。

ある日、長女に「ママは何にもわからないバカなんだ!」と言われ、かっとして「バカっていう方がバカだ!もう勝手にしなさい!!」と言い、その日長女とは意地でも会話しませんでした。夜になって、眠る長女を見ると泣いた跡があって、それを見るとどうにも悲しくなり、これじゃいけない、と一念発起し、長女に手紙を書きました。
翌朝、それを見た長女は私の手紙には触れなかったけど、休み時間に書いたと思われる自由帳の切れ端をぶっきらぼうに手渡してくれました。「ばかっていってごめんね。かなしいことでした。」っていう文字を見て、態度は反抗的なんだけど、本心はこういうところもあったんだと思い思わず泣けました。
それから、我が家では一冊の、“もやもやしたりイライラしたり、わかってほしいことを書き込むノート”を作りました。
文章にすると、私も冷静にその日なぜ怒ったのかを説明できたし、長女も口では言えないけど文章なら少し素直になれるようでした。
4年生になった今でも、反抗的と言えば反抗的ですが、一時期より落ち着きました。ノートだけは、まだあります。私の気持ち的には、このノートをいつか使わなくなる日が来るのかなぁ、と少し寂しい思いもできるようになりました。

次男の小4時

ペンネーム | Mさん

我が家の長男はあまり、ひどい中間反抗期はなかったように思います。口答えはしたけど、説明すればわかってくれたし、勉強も嫌いではなかったので、今思うと楽だったんですね。しかし、次男は全く異なり、激しい中間反抗期でした。
何を言っても「いやだ」「お母さんのバカ」「もうしーらね!」「あほ!」そんな口ぶりで、長男が仲裁に入るほど、何度怒鳴り散らしたかわからないほどです。
あるとき、「にーちゃんと違うから!同じにはできない!」と言われて、無意識に私の態度が子供たちを比較していてそれが伝わってしまっていたのだと気づきました。「お母さんのバカ!」と言われた後に、思い切って「でもお母さんは次男のこと好きだけどね!」と言い切ってみたら、意外にも照れている様子でした。もしかしてもっとかまってほしかったのかな、二人目ともあってちょっと雑だったかな?と反省しました。
また、かっとなるとつい悪口が出てしまうようだったので、イライラしたときには他の人を傷つけないためにも一度飲み込むことを覚えてほしいと思い、子供部屋の押し入れの下の段に、カーテンレールを付けて、次男の好きな本や、おもちゃなどをいれて“イライラしたり、誰かと話したくないときはここにきていいよ”と小さな空間を用意しました。すると次男はイラっとしたときに「もういい!」と言ってその押し入れに入り、落ち着いたころに出てきて「もういいんだ!」などとこちらはわけのわからない状態ですが、すっきりして出てくるようになりました。
私も目に付くとつい注意してしまい、口うるさい方だったので、自分でゆっくり考える場所がほしかったのかもしれません。今では押し入れが手狭になり、役目は終わったようです。

中間反抗期は親子関係がまたひとつステップアップする時期です!子供の自立を支えよう

反抗期の年齢は?第1次&第2次反抗期の子供との接し方
反抗期の年齢は?第1次&第2次反抗期の子供との接し方
反抗期の起こる年齢は大きく分けて幼児期、思春期におとずれます。子供の反抗期は心の成長過程でもあり子育てでぶち当たる壁でもあります。子供の反抗期について、それぞれの年齢にあった特徴や対処方法を解説。

2歳ごろに迎えるイヤイヤ期を振り返ってみると、「あのときはイライラしたけど、まだ赤ちゃんだからなぁ」と思えるのではないでしょうか?しかし中間反抗期となると、言っていることが大人顔負けの言い回しだったり、声も大きいし、とにかくしんどいと感じる人は少なくありません。

また、何よりママがほぼすべてを把握していた時代の終盤、まさに転換期に入った時期ですので、ママの知らないところで起こる子供の変化には、寂しい気持ちと不安な気持ちが入り混じるのではないでしょうか?
何かあったから、こんな態度なのではないか?そう考えて、今までの要因すべてを把握したい、そう思うあまりにあれこれ詮索するような対応が、かえって子供の反抗的な態度を増長してしまいかねません。

反抗期は、子供が自分の力で自分の世界を広げようともがいている戦いのとき。年相応に自分の意見、考え方を決め自立に向かう一歩一歩が反抗的な態度として現れます。

反抗的だなと感じたら、それは今成長している真っ最中なのね、と必要なモラルやマナーを教えながらも、基本的には「あなたを信頼している」「あなたを愛している」「あなたの味方だ」という姿勢を持って側にいてあげるようにしましょう。
そして、子供が急に甘えてきたら、思い切り甘えさせて、自分の存在を肯定してくれる絶対の存在がここにいるからね、ということを教えてあげましょう。