おとなしい子を育てるポイント

おとなしい子の育て方は?子供の個性を伸ばす子育ての仕方

おとなしい子はママパパから見ても少し不安になることもありますよね。もう少し活発になってもらいたい気持ちもあるかもしれませんが、子供の個性を大切にするのも立派な子育てです。おとなしい子の特徴や性格、幼稚園選びなど個性を伸ばすおとなしい子の育て方です。

おとなしい子の育て方は?子供の個性を伸ばす子育ての仕方

おとなしい子の育て方ってどんなもの?

うちの子はおとなしい子だと心配したことはありませんか?おとなしい子を育てていると楽で良いねと言われ、嬉しい気持ちと、もう少し自己主張が強くてもいいのに、おとなしくてかえって心配という気持ちもあります。
おとなしいかどうかは生まれたときから決まっているのでしょうか。おとなしい子の育て方を紹介します。

おとなしいかどうかは生まれたときから決まっている?

着ぐるみでバンザイをする赤ちゃん

遺伝か環境かという話は聞いたことがありませんか?どれくらいが遺伝によるもので、どれくらいが環境によるものなのか分かりますか?また、おとなしいかどうかは生まれたときから決まっているのでしょうか。ここではおとなしい子の性格や特徴についてご紹介します。

おとなしい性格と遺伝の関係

前述した通り、性格は遺伝的要素と環境的要素によって決定されます。割合としてはよく50%だと言われていますので、すべてが親と同じわけではありません。性格要因というのは分類すると次の3つになります。

  1. 外向的か内向的か
  2. 神経質かそうではないか
  3. 衝動性が高いかどうか

になります。おとなしいかどうかは内向的だというのはすぐに分かりますよね。しかし、内向的であっても衝動的である子もいますので、その場合は単におとなしい子とは違いますよね。

これらの組み合わせは多様ですので、おとなしい性格と言ってもさまざまなタイプがあることが分かるでしょう。
さらに、遺伝的要素はありますが、環境要因も大きいということは覚えておきましょう。例えば自信があるかとうかは環境の影響があると思いますし、協調性があるかどうかも環境要因が大きいでしょう。そのため、おとなしい子とだと決めつける必要はありません。

泣く回数が少ない

おとなしい子は小さいときからおとなしいと言います。先ほど書いた通り、遺伝の影響もありますので、小さいときからおとなしい場合はあります。
そのため、例えばお腹がへってもほとんど泣かないということがあります。泣く回数そのものがとても少なく「あれ、静かにしているぞ」と思ったら、寝ているなんてこともあります。

しかし、一方で元気がなくて大丈夫だろうか、生きる力がないのではないだろうかと心配になるママもいますよね。

泣き声が小さい

おとなしい子は泣き声も小さいという特徴があります。泣き声が小さいので夜泣いていても親が気付かないということも。そのまますぐに寝てしまうので、親は一晩中起きていないと思っているぐらいです。活発な子を育てていて夜も眠れない人から見れば育てやすくてうらやましいと思われますが、あまりに声が小さいので心配になる事もあります。

おとなしい子の特徴・良い面悪い面は表裏一体

活発な子にいい面、悪い面があるようにおとなしい子にもいい面悪い面があります。どのような性格の子供もそれがその子の個性なのでその子の個性を大切にしてあげるべきです。おとなしい子のいい面を伸ばしていくようにしましょう。

おとなしい子はこんな面が優れている

桜に誘われて一人で歩く赤ちゃん

おとなしい子には優れた面がたくさんあります。活発な子から見たらうらやましいと言われることも多々あります、おとなしい子はおとなしくて待っていられるなどの良さがあります。

静かな場所を走り回らない

おとなしい子は走り回ったりしません。例えば病院など静かにしておかなければならない場所では、静かに待っていることができます。
元気が良すぎる子は、静かにしなければならない場所でも走り回っていて、周りの人に迷惑をかけることもあります。そうした人に迷惑をかけることはおとなしい子にはありません

例えばおとなと一緒に講演会に行くとします。おとなが真剣に講演会を聞いている横で一人お絵かきをして待っていられることが多いです。
活発な子はじっとしていられず、講演会はほとんど聞けないので、講演会には参加できないか、子供を預けられるときしか参加できません。こういうときには「おとなしい子は良いね」と言われます。

大騒ぎしない

おとなしい子は大騒ぎをしません。元気が良すぎるとついつい調子に乗ってしまって、大騒ぎをしてしまうことがあります。マンションに暮らしていると隣の部屋から苦情を言われることもあります。

しかし、おとなしい子はおとなしくしていることができるので周囲に迷惑をかけることがありません
また友達とふざけすぎてけがをしてしまったり、けがをさせてしまったりすることはほとんどありません。とても育てやすいいい子だと言われることも多くあります。

おとなしい子は不安な面もある

ソファーで静かに寝る赤ちゃん

おとなしくて育てやすいと言われて、嬉しいとは思うのですが、おとなしいことに不安を感じることもありますよね。
おとなしい子というのは小さいときは楽で良いねと言われるのですが、段々成長してくると目立たないとか、うまく意見を言えないなど心配な部分が出てきます。ここではおとなしい子を育てていて不安を感じることをご紹介します。

感情表現がうまくできない

おとなしい子は自分の意見が上手く言えず、感情表現ができないことがあります。自分の意見を上手く言えないので周囲と馴染めないということもあるようです。
確かに感情表現が下手で、自分の意見を言わないので、心配になるかもしれませんが物事を慎重に判断しているとも言えます。

おとなしくて発言しないとしても、それは何も考えていないということではありません。じっと考えていることもあるので「意見を言いなさい」と強制するのではなく子供を見守ってあげるようにしましょう。

また慣れてくるとおとなしい子も話してくれるようになります。目立って発言はしないのですが、自分の意見が言えないわけではないので、周囲の大人が注意してあげればおとなしい子も集団生活を楽しめます。

存在感が感じられない

おとなしい性格の子供はどうしても目立ちません。授業参観に行っても手を挙げないので、心配になることもあります。しかし目立つことだけが良いことではありません
ときにはじっくりと考えることも必要ですし、じっと物事に集中するのも必要でしょう。例えばじっと考えているのですが先生に回答を促されたら答える子共もいます。

おとなしいのですが、意見が素晴らしいこともあり周囲から一目置かれる存在である場合もありますよ。元気の良い子はとにかく目立ちますが、目立たないからといって積極的になるようにと言うことだけはやめておきましょう。

ずっとおとなしいわけではない?おとなしい子を育てるポイントは?

おとなしい子は遺伝的要因がある一方で、環境要因によっても決まります。おとなしい子はずっとおとなしいとも限りませんし、内向的でも衝動的な子供もいます。こうしたおとなしい子を育てるにはどのような点に注意すればよいでしょうか。

子供に確認していますか?

おでかけ先でも座っている手のかからない赤ちゃん

おとなしいのを心配するあまり、子供にもっと積極的になるように言ったことがありませんか?子供の性格は個性です。無理強いは止め子供に意見を聞くことが大切です。

子供にどうしたいか聞くことで逆に子供が積極的になることもあります。おとなしいからといって全てにおいて自分からやらないわけではないことは覚えておく必要があります。

子どもの意志を尊重させましょう

親は子供のことが心配でつい子供のためと思い、いろいろと手を出すこともありますが、一番大事なのは子供の意志です。
子供にはそれぞれに見合った成長があります。子供の意志を尊重してそれぞれの子供にあった対応をしてあげましょう。

無理強いするともっと嫌になってやらなくなるかもしれません。本人がやってみたいと思うことは自分でやろうとします。そのときにしっかりと応援してあげましょう。

いろいろなものにチャレンジして成功しよう

花に興味があり手を伸ばす赤ちゃん

おとなしい子はなかなかチャレンジしたがりません。そうした状況を見て「いいからやりなさい」と言ってしまっては余計にやりたくなくなります。
さらにそこでチャレンジして失敗でもすると、もう二度とやらないかもしれません。おとなしい子に必要なのはチャレンジではなく成功体験です。

たくさんの成功体験ができるようにしましょう

失敗するのではないかという不安でなかなかチャレンジできない子には、ちょっとしたことから成功体験をさせるのが良いでしょう。おとなしい子を見ていると心配になってどうしても様々手を出したくなりますが、そこは手を出さないで子供にチャレンジさせましょう。
チャレンジさせるのはそんな大がかりなものでなくても良いのです。トイレにひとりでいけるとか、着替えがひとりでできるとかで大丈夫です。そうした小さな成功体験の積み重ねが自信につながります

また本人がやりたいというものに挑戦させましょう。自分でやりたいと思うものであれば、失敗したとしても、もう一度頑張ろうと思います。
自分でやろうと思うもので成功すれば、それはかなりの自信になります。こうした成功体験が今後にも生かされていきます。

おとなしい子を育てていて感じた不安&心配

おとなしい子を育てていると不安や心配があります。不安や心配を感じるのはおとなしい子に対してだけではありませんが、ここではそうした不安や心配に対して答える形で、幼稚園について、障害についてご紹介します。

幼稚園は選んだ方がよい?

おとなしい子を引っ張ってくれる保育園の年長の子供

最初に悩むのは幼稚園をどうするかです。おとなしい子にあった幼稚園はどんなところだろうといろいろと悩むかもしれません。
おとなしい子に合う幼稚園とはどのような幼稚園でしょうか。おとなしい子の性格に見合った保育園を見つける必要がありますよね。

人数が少ない方が良い?

おとなしい子は目立たないから心配という話は先ほどしました。そのため、人数が多い幼稚園では目立たないので目が行きとどかない可能性があります。
少人数で特に自分の意見を言わなくても気にかけてくれるような幼稚園が良いでしょう。そのためには人数が多いマンモス幼稚園よりも、人数が少ない幼稚園の方が向いていると言えるでしょう。

子どもにあった幼稚園を選びましょう

子供がおとなしい性格なのに外遊びばかりある幼稚園では、子供が辛くなってしまいますよね。幼稚園の教育というのは実に多様です。おとなしい性格の子供であれば、その性格にあった幼稚園を選ぶようにしましょう。幼稚園からストレスで行きたくないと言ったらかわいそうですからね。

ただ、この先には小学校があります。小学校でもうまく対処できるように幼稚園で教えてくれると良いですよね。中にはあまりにも幼稚園が自由すぎて小学校に入ってから戸惑うということもあるようです。

確かに小学校の集団生活の場合、自由に何かをする時間よりもみんなで一緒に何をする時間の方が長いですよね。幼稚園の段階の教育だけではなく、小学校での教育も見据えて幼稚園を選ぶのが良いでしょう。

おとなしい子は広汎性発達障害?

大好きなクマさんと添い寝する赤ちゃん

子供があまりにもおとなしいともしかして障害があるのではないかと考えることもあるかもしれません。おとなしい子が疑われるのは広汎性発達障害です。ここでは広汎性発達障害についてご紹介します。

広汎性発達障害とは?

広汎性発達障害には次のような症状が見られます。大きく言うと対人関係がうまく気づけないということです。具体的にはコミュニケーションが苦手で友人関係を上手に築づけないケースも多々あります。
また、自分だけのこだわりを見せることもあります。確かにおとなしい子はコミュニケーションが苦手で友人関係が上手に築けないことがあるので、もしかして障害かもと思うことはあるでしょう。

自己判断は危険

最近ではインターネットでも発達障害のチェック表などがあって、自分で障害があるかどうか判断しがちです。しかし、実際には専門家に判断してもらわなければ発達障害であるかどうかは分かりません。年齢によっては、専門家にも分からないこともあります。
発達障害は障害ですので、治ることはありませんが、早くから治療をすることで健常者と同じように社会で生活することができます。少しでも疑わしいことがあれば、自己判断するのではなく、専門家に相談しましょう。

子どもの特性を大事にしましょう

子供はそれぞれ違った性格があります。おとなしいのは心配だからといって無理にいろいろなものにチャレンジさせても逆効果です。子供の個性を大事にして本人の意見を尊重しながらいろいろなものに挑戦するようにしましょう。